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「穂村弘」のレビュー・書評

穂村弘と精神科医が、“死と生”について軽妙に語る『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』は、ブックガイド的な側面も!

穂村弘と精神科医が、“死と生”について軽妙に語る『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』は、ブックガイド的な側面も!

『ネコは言っている、ここで死ぬ定めではないと』(穂村弘、春日武彦、ニコ・ニコルソン/イースト・プレス) 片や、現代短歌のトップランナーにして、短歌の批評も数多く記している穂村弘氏(59歳)。片や、産婦人科医から精神科医に転じ、膨大な数の著作が…

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短歌入門にぴったり! 市井の人たちの生活がリアルにわかる「新聞短歌」が重要だったワケーー 穂村弘『あの人と短歌』

短歌入門にぴったり! 市井の人たちの生活がリアルにわかる「新聞短歌」が重要だったワケーー 穂村弘『あの人と短歌』

10年ほど前から短歌を作ったり読んだりする面白さを覚えた筆者だが、ここ数年は多忙によりなかなか触れる機会がない。それでも出れば必ず買うのが歌人の穂村弘氏の本だ。穂村氏は短歌連作「楽しい一日」で第44回短歌研究賞、エッセイ集『鳥肌が』で第33回講…

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穂村弘が幅広いジャンルの本を丁寧に読み解く。絵本や百年前の名作、あの有名な少女漫画の金字塔も

穂村弘が幅広いジャンルの本を丁寧に読み解く。絵本や百年前の名作、あの有名な少女漫画の金字塔も

穂村弘さんは歌人で、エッセイストでもある。だからかもしれないが、穂村さんの書評集『図書館の外は嵐』(文藝春秋)は他の書評とは一味違う。穂村さんは紹介する書籍の文章を見て、「あっ」と思う一文をとらえる。 だいたいの書評はその本の全体像から何か…

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人気歌人・穂村弘が感じた「昭和」そして「現在」――17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』

人気歌人・穂村弘が感じた「昭和」そして「現在」――17年ぶりの歌集『水中翼船炎上中』

夜ごとに語り続けた未来とは今と思えばふわふわとする 大人になって、私たちは途方に暮れる。ここは一体どこなのだろう。まるで知らない星にひとりぼっちで降り立ったような心もとない気持ちにさせられるのは、自分をこの世に産んだ人たちが、ひとり、またひ…

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私のこと書いてる? 穂村弘の文章を読んだことがない人は人生損してます!

私のこと書いてる? 穂村弘の文章を読んだことがない人は人生損してます!

若い友人の髪型がかっこいい。穂村さんがそのかっこよさに思い切って「髪、どこで切ってるんですか?」と聞くと、彼から返ってきた答えは「バイト先の事務所のおばさんが切ってくれたっす」。それを聞いて「何だその浅野忠信主演の映画みたいなエピソードは…

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2010年08月号 『絶叫委員会』穂村弘

2010年08月号 『絶叫委員会』穂村弘

『絶叫委員会』 穂村 弘 ●あらすじ● 映画や小説、歌謡曲の歌詞、電車の中の他人の会話、友人との何気ない言葉のやりとり。「でも、さっきそうおっしゃったじゃねえか!」(「名言集・3」より)、「日本人じゃないわ。だって、キッスしてたのよ」(「OS」よ…

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