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北村薫

職業・肩書き
作家
ふりがな
きたむら・かおる

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1949年、埼玉県生まれ。高校教諭だった89年に『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の?』で日本推理作家協会賞、2009年に『鷺と雪』で直木賞を受賞。本格ミステリーから一般文芸まで幅広い作風で著書多数。著作に『うた合わせ 北村薫の百人一首』『遠い唇』など。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1991年
『夜の蝉』第44回日本推理作家協会賞
2006年
『ニッポン硬貨の謎』本格ミステリ大賞 評論・研究部門
2009年
『鷺と雪』第141回直木賞

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霧矢大夢・深川麻衣W主演舞台「スキップ」前売り券即日完売で追加公演決定! 

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(C)たかはしじゅんいち

 前売り券発売からわずか1時間で完売し、今年4月の公演を前にして早くも話題となっている舞台「スキップ」の追加公演が発表された。

 同舞台の主人公・一ノ瀬真理子は高校2年生の17歳。ある日、うたた寝から目を覚ますと25年後、夫と娘がいる高校教師になっていた―。原作は直木賞受賞作家・北村薫の同名小説。2004年にキャラメルボックスの成井豊により舞台化され、13年の時を経て今春サンシャイン劇場での上演が決定した。今回は大人になった真理子を霧矢大夢、高校生の真理子を舞台初主演となる深川麻衣が演じる。

(C)たかはしじゅんいち

 同舞台は2017年2月25日(土)にチケットの前売りを開始したが、発売わずか1時間で全ステージ完売。その人気を受けて、今回追加公演が発表された。また、脚本・演出を担当する成井豊から決意のコメントが届いている。

プロデューサーから「成井さん、追加公演します」と言われて、ビックリしました。喜びと同時に、それだけたくさんの人が期待しているのだなと、強いプレッシャーを感じました。でも、大丈夫。霧矢大夢さんや深川麻…

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北村薫×森の図書室「本で旅する八月六日間」開催

北村薫×森の図書室「本で旅する八月六日間」開催

 

作家・北村薫さんの推薦本、関連本を展示する特別企画<北村薫×森の図書室「本で旅する八月の六日間」>が、2014年8月24日(日)より8月29日(金)までの6日間、東京都渋谷のブックカフェ・森の図書室にて開催される。

直木賞作家にして幅広い読書家でもある北村薫さんの最新小説『八月の六日間』(KADOKAWA)は、日々の仕事に情熱をかたむけ、心が疲れた時には一人山歩きに行く女性が主人公。四季折々の自然や山道ですれ違う人との一期一会に、忙しさで強ばった心を解きほぐし、また都会で慌ただしい日常を生きていく…そんな主人公の姿に共感する声が多く寄せられ、好評を得ている。

同企画では、主人公の登山の際に持ち物として必ず登場するのが“本とお菓子”であることにちなみ、読書しながら飲食でき、本を通じた人の出会いもある渋谷・森の図書室で、期間限定の特別コーナーを設置。「本の旅」をテーマに、本読みの達人である北村薫さんが選んだ、絵本、コミック、詩歌、エッセイ、小説と多種多様な推薦本や、『八月の六日間』に関連した本を展示する。約60冊にもおよぶ推薦図書に…

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人生疲れ気味のあなたに読んでほしい 深呼吸したくなるような山小説―北村薫インタビュー

人生疲れ気味のあなたに読んでほしい 深呼吸したくなるような山小説―北村薫インタビュー

人生80年の時代だ。40歳なんてまだまだ半分、なのかもしれない。しかし、実際にアラフォーといわれる年齢になると、あらゆる場面で否が応でも「もう若くはない」自分を意識する。  たとえば仕事で理不尽なことが起きたとして、昔ならば、正面切って噛みつきにいったのに、近頃は妙に物分かりよくやり過ごそうとする。処世術が身についたといえば聞こえはいいが、ある種のエネルギーのようなものが、いつのまにか消えている。  北村薫さんの新刊『八月の六日間』の主人公は、今まさにそうした時期にさしかかろうとしている、とある文芸誌の女性副編集長だ。

北村 薫 きたむら・かおる●1949年、、埼玉県生まれ。高校教諭だった89年に『空飛ぶ馬』でデビュー。91年『夜の蝉』で日本推理作家協会賞、2009年に『鷺と雪』で直木賞を受賞。本格ミステリから一般文芸まで幅広い作風で著書多数。近著に『書かずにはいられない 北村薫のエッセイ』がある。  

「人生の端緒についたばかりの世代でも、リタイア世代とも違う。最も正面を向きながら生きていかねばならない時期が40歳前後の時期だと思います。職場やプ…

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注目の新刊 『坂木司リクエスト! 和菓子のアンソロジー』 ダ・ヴィンチ2013年4月号

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自分が読みたいテーマの短編を10作家に書き下ろしてもらうという企画のアンソロジー。『和菓子のアン』が好評の坂木司が提示したテーマ「和菓子」に、小川一水、木地雅映子などが意欲作を寄せている。近藤史恵の『ペット』、大崎梢の『本屋さん』も同時発売。

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この面白さをあなたに伝えたい! 本の語り部・北村薫が熱烈お薦めの古今東西ミステリー案内、当代人気作家の読みどころ解説、作家になる以前に書かれた文章指南コラムなどを収録した、胸躍る初めてのエッセイ集。謎を発見する好奇心満載、読書人必携の一冊。

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ミステリーのマニアでも、初心者でも、それぞれに楽しめる映画です

「われわれミステリーファンにとってはポーというのは非常に偉大な存在です。ですから大いに期待して映画を観せていただきましたが、その期待は裏切られなかったですね。逆にポーのことをあまりご存じない方は、映画を観た後で彼の小説にあたって、これがあの場面の元ネタなのか、というふうに発見することができる。マニアと初心者の両方が楽しめる作品だと思いました」  映画には、北村も感心するような場面が多々あったという。 「マニアぶりが中途半端じゃなくて、しっかりしているんです。観ながら書き手の目になって、この話はどう落とすのだろうとずっと考えていたんですが、最後には納得させられました。落としどころも本好きならではのものでしたし。とり…

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直木賞作家・北村薫が酔っぱらい女子の小説を書いた理由

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直木賞作家・北村薫の最新作「飲めば都」(新潮社)は、酒飲み女子の物語だ。 甘いものが好きで、お酒を飲むと酔っぱらう前に気持ちが悪くなってしまうという北村さん。なぜ、こんな話を書くことになったのだろう。    「もともとは、ある人が帰ったら、家族がバットを持って階段の上に立っていたという話を聞いたんです。なぜかというのがおもしろかったので、酔っぱらいのアイデアと組み合わせて、短編を書こうと考えました。取材のためにいろんな出版社の編集者に、酔っぱらい体験談がないかどうか訊いてみると、出るわ出るわ(笑)。これは長編になるということで、連載をはじめたんですね」    主人公の小酒井都は、文芸誌の編集者。酒はかなりいける口だが、酔っぱらうと記憶をなくしてしまう。よく飲みよく働く彼女の日常と、周囲の人々の酒にまつわる武勇伝が語られる。 靴を脱いで銀座の街を走ったり、夜道で身を守るために吐きながら歩いたり、なぜか特大パスタを買って玄関に置いたり……。    酔っぱらいの行動の一つひとつが可笑しい。しかも、ほとんどが実話だという。 ビールから蓮の茎を通して…

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中野のお父さんの快刀乱麻

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