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北尾トロ

職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
きたお・とろ

プロフィール

最終更新 : 2021-06-16

ジャーナリスト/フリーライター

「北尾トロ」のおすすめ記事・レビュー

チャンポンを食べたことがないのに作る店、未亡人が経営する店…北尾トロ率いる“町中華探検隊”が巡る昭和の味

チャンポンを食べたことがないのに作る店、未亡人が経営する店…北尾トロ率いる“町中華探検隊”が巡る昭和の味

『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』(町中華探検隊・北尾トロ・下関マグロ・竜超、イラスト:清野とおる/リットーミュージック)

 人気ライターたちによる異色の食べ歩きエッセイ『町中華とはなんだ 昭和の味を食べに行こう』が2016年8月19日(金)に発売された。  昭和以前から営業し、気楽に入れて1,000円以内で満腹になれる庶民的な中華店、それが町中華。単品料理主体や、ラーメンなどに特化した専門店と異なり、麺類、飯類、定食など多彩な味を提供している。中には中華料理とは言い難い、カレーやカツ丼、オムライスを備える店も。大規模チェーン店と違ってマニュアルは存在せず、店主の人柄や味の傾向もはっきりあらわれるのが特徴なのだ。  『裁判長! ここは懲役4年でどうすか』の北尾トロを中心に結成されたのは「町中華探検隊」。彼らの使命は、高齢化の荒波にさらされて滅亡の危機にある個人経営の大衆的中華料理店の研究・記録だ。半チャンラーメン発祥の店に行ってみたり、早稲田・神保町など中華料理店密集地帯でハシゴしてみたり、化学調味料に思いを馳せてみたりと、その研究に余念…

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【第十二食】町中華は絶滅危惧種か!? 大久保「中華料理 日の出」

【第十二食】町中華は絶滅危惧種か!? 大久保「中華料理 日の出」

とある雑誌連載で知り合ったアラフィフのオヤヂ3人に、二回りも年下の編集者は尋ねた。「あなたたちは普段、何を食べているんですか?」。 オヤヂたちはもう半世紀も生きてきて、それなりにいろんなものを食べてきた。その中で、これは紹介しておきたいと思える自らの「食堂」に青年を連れて行く。店に入れば、一口食べれば、それ以上の情報などいらないと信じて。 いつものように、肩の力を抜き、愛するメシをただ食べる。紹介者の思いは同行者たちの胸を打つのだろうか。青年はそのとき何を思うのか。

【オヤ食巡礼者】

北尾トロ●ライター、猟師。各地に点在するうどんチェーン、カツ丼やオムライスがメニューにある町の中華屋に入り浸る。狩猟を始めて山の肉をガシガシ研究中。

日高トモキチ●漫画家、大学のセンセー。ジャンクフード全般をこよなく愛している。塩分、カロリーに気を使いつつ順調にカラダが丸くなってきた。

カメラのハラダ●カメラマン。野球は巨人、ロックは矢沢。男臭いのが好きで、好物はラーメン。旨いと聞けばストーンズ聴きながらどこへでも駆けつける。

K青年●編集者。20代ながら、酒の飲み過ぎで…

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4人に3人は本を書きたい!? 出版したいなら“スキマ”を狙え!

4人に3人は本を書きたい!? 出版したいなら“スキマ”を狙え!

 売れないと言われようと、著者になるのを夢見る人は多い。でも自費出版をしたいわけでもない。そんな人々のために、『ダ・ヴィンチ』7月号では、ライター・北尾トロが著者になる方法を検証している。文才がない? 経験がない? あるのは熱意だけ? 平気だ。むしろそのほうが好都合。いまはアマチュアが活躍できる時代で、本を出すチャンスは減っていない。食いぶちを他に持ち、そんな声を気にしないで済むアマチュアは、プロより逆境に強いのかもしれない。

 検証にあたって『ダ・ヴィンチ』読者約200人に「あなたは著者になりたいですか!?」というアンケートを行った。(1)死ぬまでに1冊は本を出してみたいと思うか? という質問には76%(148人)が「はい」と回答。(2)本を出すために具体的に取り組んでいることはあるか? という質問には58%(88人)が「はい」と答えた。

――4人中3人が、死ぬまでに1冊は本を出したいと考えているなんて……。本誌読者対象のアンケートとはいえ、ここまでの数値を叩き出すとは思っていなかった。編集Kはどうだ。

「出してみたいかと尋ねられたら、イエスと答える…

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【走れ! トロイカ学習帖】読書好きの熱き思いは全国同じ! 鹿児島ビブリオバトルに参加!

【走れ! トロイカ学習帖】読書好きの熱き思いは全国同じ! 鹿児島ビブリオバトルに参加!

『大江戸生活事情』(石川英輔)

4月で創刊20周年を迎えた本とコミックの情報誌『ダ・ヴィンチ』。これを記念して、ライター・北尾トロ率いる、本についてのあれこれを各地で調査する「走れ! トロイカ学習帖」は、過去あまり訪れたことのない九州を隅々まで味わうべく九州ツアーを実施。後半戦となる5月発売号では、大分→熊本→鹿児島→福岡へ。大分では砂風呂読書、熊本では書店講演を経つつ、鹿児島ではビブリオバトルに参加。その様子をルポ形式で掲載している。

10時前に鹿児島国際大学到着。学生ホールへ行くと、「ビブリオバトルかごしま」のメンバー9名が集まっていた。

ビブリオバトルとは、書評合戦と言えばいいだろうか。参加者が1冊の本について5分間プレゼンテーションし、2分間のディスカッションタイムで質問などを受けつける。これを人数分繰り返したのち、プレゼンしなかった人を含めた全員で一番読みたくなった本へ投票し「チャンプ本」を決めるのが基本的なやり方だ。代表の元野明さんによると、「ビブリオバトルかごしま」には中学生から82歳までのメンバーがいて、月に一度のペースで活動していると…

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最多は月に5~10冊 ダ・ヴィンチ読者の読書量は? 活字中毒者の実態調査

最多は月に5~10冊 ダ・ヴィンチ読者の読書量は? 活字中毒者の実態調査

『ダ・ヴィンチ』3月号(KADOKAWA メディアファクトリー)

本好きは活字の狩人だ。隙あらば書店に入り、読むものがないと移動に耐えられない。うっかり忘れたら車内吊りを熟読。空き時間にはページを開き、それでも足りずにネット空間を徘徊する。その暮らしぶりはどんなものか。

『ダ・ヴィンチ』3月号では、「ダ・ヴィンチ読者は月に何冊本を読んでいるのか?」と、同誌読者305人にアンケートを実施。ライターの北尾トロが本好きの実態を調査している。

――私のまわりには本好きが多いが、量的に図抜けているのは書評家の杉江松恋さんである。得意の“2冊同時読み”を駆使し、多ければ1カ月に約80冊読むという。これがどういうものかと言えば、左右の手で本を持ち、右を数ページ読んだら左を数ページというふうに読み進める異常な技だ。ただ、杉江さんにしてみれば読書=仕事でもあるわけで、純粋な読書とはちょっと違う。

編集のKもかなり読むが、仕事絡みが多いので参考外だ。「楽しみで読んでいる量は月に10冊くらいですね。マンガを入れるともう少し増えますが。トロさんはどうですか?」 仕事抜きだと7~…

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“ちょいワル”から“リアル”へ オヤジ向けファッション誌に何が起きているのか

“ちょいワル”から“リアル”へ オヤジ向けファッション誌に何が起きているのか

『OCEANS』2013年10月号(インターナショナル・ラグジュアリー・メディア)

 「雑誌が元気ない」と言われて久しい。しかし、オヤジ向け男性ファッション誌が元気との噂が。いったい何が起きているのだろう。『ダ・ヴィンチ』10月号では、この現象に目をつけたライターの北尾トロが、編集者に突撃取材。低迷の時代を新発想で乗り切る男性誌の実態が見えてきた!

 ――2006年に創刊された『OCEANS』。“男として、父として、カッコよくあるために”をキャッチフレーズにスタートしたが、太田祐二編集長によると初期はなかなか伸びなかったという。

「大人向け男性誌はこれまで、原則として家庭や子どもの話題を避けてきたんです。生活感が漂うものから目を背けてきたんですね。うちもその“常識”に縛られ、中途半端な内容になっていました。部数は伸びない、広告は入らない。おまけにリーマンショックが重なって、どん底時代を経験しました」

 一時は存続の危機もあったらしいから深刻だ。かろうじて生き延びたのも、将来性を見込んでのことではなく、同誌に対し社長の思い入れがあったからだった。売れないま…

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出店数日本一!“何でもそろう”本屋さん「宮脇書店」の正体とは

出店数日本一!“何でもそろう”本屋さん「宮脇書店」の正体とは

『ダ・ヴィンチ』8月号(メディアファクトリー)

書店界で唯一、全国47都道府県に出店し、店舗数でも日本一を誇る宮脇書店。しかし、その実像は意外なほど知られていない。そこでライター・北尾トロが『ダ・ヴィンチ』8月号の本屋特集にて、“宮脇魂”を全身に叩き込むべく遍路旅を計画。本拠地・四国に乗り込んだのだが……。

 ――午前9時半、高松空港に降り立った我々は、空港内の宮脇書店をすかさず訪問。3泊4日、80時間四国一周宮脇書店めぐりをスタートさせることになった。レンタカーのハンドルを握る私の横にはPCでのデータ収集に余念のないナビ役の編集K。後部シートには眼光鋭く窓の外を見つめるカメラのハラダと、資料を読み込む(ガイドブックだが)日高画伯。

 四国へきた動機は単純だ。出店数日本一(約500店)、全都道府県に直営店、FC(フランチャイズ)店の包囲網を築く宮脇書店とは何者か、それが知りたい。同書店は全国にあり、店舗の多い沖縄県や岡山県、東北地方では地元の本屋と誤解されるほどだが、本拠地は香川県高松市。ここを中心に四国全域をカバーしている。以前、四国を廻ったとき…

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初音ミクが活字界を席巻!? ベストセラー連発のボカロ小説とは

初音ミクが活字界を席巻!? ベストセラー連発のボカロ小説とは

『悪ノ娘 黄のクロアテュール』(悪ノP/PHP研究所)

 初音ミクを筆頭とするボーカロイドを使った音楽は、いまやさまざまな人を巻き込みながら、アニメやマンガと合体、小説とも軽々と結びついてベストセラーを生み出し始めた。

 “ボカロ小説”に注目したライター・北尾トロは、『ダ・ヴィンチ』7月号で、仕掛け人であるPHP研究所の編集者・伊丹祐喜さんにボカロ小説誕生のいきさつを聞いている。

――「新設されたコミック出版部(当時)で武将マンガを作ったりしているうちに、PHPが手を出していなかった“萌え”を意識した本づくりをするようになったんです」

 元素記号を美少女キャラ化して解説する本でヒットを飛ばすなど、PHPらしくない活動に拍車がかかった伊丹さんが目をつけたのがボカロの盛り上がり。この動きに乗り遅れることは出版界にとって大きな損失だと直感が働いた。

 ニコ動で大人気だった『悪ノ娘』を絵本にできないかと思い立ったが、カンジンの絵柄がイメージ通りに仕上がらず、いったんは挫折。小説化のきっかけは、共に仕事をしていた編集者の一言だった。

「だったらラノベにすれば? と言わ…

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