注目の新刊 『長く働いてきた人の言葉』 ダ・ヴィンチ2013年7月号
「たいした仕事じゃないと本人が思っていることを、長くやってきた人」にインタビューを敢行。登場するのは、弁護士、ラジオ技術者、船員、個人タクシー運転手、コンビニオーナー、スクラップ業者、床屋さんら10名。「普通の人々」が語る人生の厚みが魅力的…
「たいした仕事じゃないと本人が思っていることを、長くやってきた人」にインタビューを敢行。登場するのは、弁護士、ラジオ技術者、船員、個人タクシー運転手、コンビニオーナー、スクラップ業者、床屋さんら10名。「普通の人々」が語る人生の厚みが魅力的…
『ダ・ヴィンチ』6月号(メディアファクトリー) 村上春樹の最新刊、『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』はあっさりとミリオンに到達し、発売日の深夜0時から売り始める書店まで出現。さすがノーベル文学賞候補、と言いたいところだが、世界一線級…
『64』(横山秀夫/文藝春秋) 横山秀夫の『64』、高村薫の『冷血』を筆頭に、いま警察小説が書店で目立っている。ミステリーの1ジャンルから頭ひとつ抜け出し、独立したジャンルへと成長を遂げたのでは。何が読者を引き付けるのか。その本質は何か。『ダ・ヴ…
どの町にも必ずといっていいほど存在する「図書館」。本好きはもちろん、小さな子供を持つ親の利用も多く、人々の憩いの場となっている、地域にとって重要な公共施設だ。 『ダ・ヴィンチ』で好評連載中のライター・北尾トロによるルポ取材「走れ! トロイカ…
古書店や書店を舞台とする原作付きテレビドラマが立て続けに始まった。いま、世間は書店に注目? と見せかけてヒロインの剛力彩芽と戸田恵梨香が目当てなだけ? 書店には男性書店員だって大勢いて日夜がんばっているのに、そりゃないぜ。と憤慨して、男性書…
芥川賞・直木賞を筆頭に百花繚乱の文学賞。行政が主催するものや詩歌なども加えれば毎週のように候補者が一喜一憂し、新たな受賞者が誕生する計算だ。なぜこんなに多いのか。授賞までのシステムはどうなっているのか? 『ダ・ヴィンチ』2月号では、『裁判長…
ライター・北尾トロが、本にまつわる様々な取材や企画を展開し、ルポ形式で連載する「走れ! トロイカ学習帳」。『ダ・ヴィンチ』1月号では、地方新聞社の出版部の実態に突撃している。 きっかけは、栃木一箱古本市で出会った1人の男性。地元出版社が合同で…
1年に出版される書籍点数は、7万点を軽く超えるという。膨大な本の海から、読者はいったい何を指針として読みたい本を選んでいるのか。個人の偏った主観では、読書の幅は広がらないのではないか。その疑問を探るべく、『ダ・ヴィンチ』12月号でライターの北…