読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

川上未映子

職業・肩書き
作家、タレント・その他
ふりがな
かわかみ・みえこ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

ミュージシャン

「川上未映子」のおすすめ記事・レビュー

  • おすすめ記事

内田百閒、川上未映子、谷崎潤一郎、夢野久作…。「片付け」にまつわる32のエッセイ

内田百閒、川上未映子、谷崎潤一郎、夢野久作…。「片付け」にまつわる32のエッセイ

『片づけたい』(河出書房新社)

 片付けという行為に、人生観を感じてしまうのは私だけだろうか。とくに自宅、そこにはその人らしさが滲み出ているように感じる。片付けによって完成されるものは、その人の理想とする「生」なのではないだろうか。

 世の中にはありとあらゆる「片づけ本」が存在する。近頃は、「ていねいな暮らし」が主流だ。モノを持たない暮らし。一汁一菜のていねいな食事。そういった風潮は、一時代前の「清貧」に通じるものがあるように感じる。

 私も人並みには片付け本を参考にし、生活を見つめ直すといった行動を取るのだが、たまに、それを窮屈に感じることがある。一言でいうと、どれも、良くも悪くもちょっと極端。ライフスタイルはまさに十人十色で、こう、もっと「その人」が滲み出ている方が落ち着くようにも感じるからだ。

 そんなことを感じていた私が出会った1冊の「片付け本」を本日はご紹介したい。『片づけたい』(河出書房新社)だ。先に断っておくと、これはシンクの磨き方とか、断捨離のテクニックとか、そんな知識をメインに扱った一般的な「片付け本」とは違う。なにしろエッセイ集なの…

全文を読む

“女性のための本屋”が登場! 東京・日比谷に「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」オープン

“女性のための本屋”が登場! 東京・日比谷に「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」オープン

 2018年3月23日(金)、東京「日比谷シャンテ」3階に「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE(日比谷コテージ)」がオープン。女性の共感を集めるさまざまなコンテンツと出会える場所を提供していく。  同店は「HMV&BOOKS」としては初めて、女性をターゲットにした商品をセレクト。多くの女性クリエイターたちが作る“女性のための本屋”だ。日比谷という街の特性を活かして、映画・舞台などに関する書籍、音楽や映像ソフトなどのラインナップを充実させる。

 さらにオープンを記念して、同店ならではのイベントが多数開催される予定。中でも新刊『おまじない』が話題を集めている作家・西加奈子のトークイベントや、3月30日(金)に新刊『ウィステリアと三人の女たち』を刊行する作家・川上未映子とブックデザイナー・名久井直子との対談イベントは見逃せない。

西加奈子

川上未映子

名久井直子

 今を生きる全ての女性や、“オトメゴコロ”を持ったすべての人々にピッタリの場所になるはず。日比谷で話題の映画や舞台を堪能した後に立ち寄れば、新しい出会いがあるかもしれない。 ■「HM…

全文を読む

キーワードは「どや、悪いようにはせんかったやろ?」 川上未映子が村上春樹に鋭く迫る濃密対談集

キーワードは「どや、悪いようにはせんかったやろ?」 川上未映子が村上春樹に鋭く迫る濃密対談集

『みみずくは黄昏に飛びたつ』(川上未映子、村上春樹/新潮社) 本書『みみずくは黄昏に飛びたつ』(川上未映子、村上春樹/新潮社)をご紹介する前に申し上げておきたいのは、村上春樹さんの最新長編小説『騎士団長殺し』(新潮社)を未読の方、特に読むのを楽しみにしている方はそちらを先にどうぞ、ということです。『みみずくは黄昏に飛びたつ』では『騎士団長殺し』の内容が作者本人から語られ、作家の川上未映子さんが様々な読み解き方を紹介しているので、そうした方がどちらもより楽しめることと思います

とはいってもこの本は壮絶にネタバレをしているわけではなく、『騎士団長殺し』を読んだ人でないとわからない、という不思議な構成になっています。また『騎士団長殺し』以外に、作家村上春樹についても大いに語られているので、村上春樹が好きな方(“ハルキスト”ではなく“村上主義者”※の方)はもうぜひとも、何を置いてもお読みいただきたい。

※村上主義者……読者からメールで届いた質問に村上春樹が答える『村上さんのところ』(書籍化され新潮社から刊行)で、「ハルキスト」という呼称に対してどう思ってい…

全文を読む

村上春樹さんは2時間のトークイベントで何を語ったのか?【WEBメディア単独取材ロングver.】

村上春樹さんは2時間のトークイベントで何を語ったのか?【WEBメディア単独取材ロングver.】

 4月27日、新宿サザンシアターにて村上春樹さん13年ぶりとなるトークイベントが開催された。長編新作『騎士団長殺し』の発売から約2ケ月が経ち、村上さんはどんな面持ちで何を語るのか。460人の定員に対し応募倍率15倍という競争率の中、幸運にもチケットを手にした春樹ファンたちが会場に集まった。

 19時、いよいよ村上さんの登場だ。洒落たピンクのパンツにTシャツ、その上にシャツを羽織ったラフなスタイルでその姿を現した。会場は待っていましたと言わんばかりの拍手と高揚した空気に包まれた。

「こんばんは、村上春樹です。龍じゃないほうの村上です」

 という村上さんの第一声から、温かな雰囲気の中、トークイベントは始まった。

“世界の春樹”ともなると、講演の依頼も多い。だが、「文章を書くことを生業にしているので人前には出ない」というスタンスを貫く村上さんは、「最近は人間が丸くなったのか、たまにはこういうことをする」と心境をもらした。

 このイベントは、70余点の訳書をまとめた『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』の出版もと、中央公論新社からの依頼に村上さんが「おもしろいね、…

全文を読む

村上春樹さん13年ぶりのトークイベント たっぷり2時間レポートします!

村上春樹さん13年ぶりのトークイベント たっぷり2時間レポートします!

 「こんばんは、村上春樹です」

作家・村上春樹さんが姿を現したのは、4月27日(木)新宿サザンシアターにて開催された13年ぶりとなるトークイベント「本当の翻訳の話をしよう」。70余点の訳書をまとめた『村上春樹 翻訳(ほとんど)全仕事』(中央公論新社)の刊行を記念した当イベントは、460人ほどの定員に対し、応募倍率15倍という盛況ぶり。

イベントでは、翻訳家・村上春樹として、翻訳のしかたやコツが丁寧に語られた。「小説は好きなようにやるけど翻訳のときは自分のエゴをできるだけ殺して制約の中で謙虚にやりたい。それは小説にとてもよい影響を与えているし精神の血行がよくなっている」と話し、翻訳と小説という相反する作業を交互に、「35年間心地よいリズムでやってきた」という村上さん。人生の節目に繰り返し読んだ作品はスコット・フィッツジェラルドの『グレート・ギャツビー』。高校生の時に“こんなに素晴らしい文章があるのか”と感銘を受けたのは、トルーマン・カポーティーの「無頭の鷹」などなど、村上さんの翻訳世界が広がるイベントは、時に笑いを誘い拍手がおこり、温かい雰囲気の中進…

全文を読む

「色々な地獄があるけれど、陽が射す瞬間がある」芥川賞作家・川上未映子×映画『イノセント15』甲斐博和監督対談【後編】

「色々な地獄があるけれど、陽が射す瞬間がある」芥川賞作家・川上未映子×映画『イノセント15』甲斐博和監督対談【後編】

 著書『ヘヴン』で、ひどいいじめを受ける“僕”とコジマが、少しずつ心を通わせながらも、辛い現実にさらされる様子を描いた川上未映子さん。映画『イノセント15』で、虐待を受ける少女・成美と、父親がゲイだと知り混乱する少年・銀の恋を描いた新進気鋭の映画監督、甲斐博和さん。前編に続き、社会問題にもなっている「虐待」や、人に拒絶された時の気持ち、作品の演出、『イノセント15』を見た上で『ヘヴン』について思うことについて、思春期の闇と光を描いたお二人だからこその視点で語っていただいた。

虐待による力の連鎖

川上未映子さん(以下、川上):成美が父親の家に行くところで、銀も一緒に行きますよね。電車の中では妙な開放感もあって。でも、家に着いてからは、銀がずっと外で待っていますけど、成美はそれをわりと気にしないんですね。

甲斐博和監督(以下、甲斐):多少は気にしていますけどね。

川上:でも、「待ってるな」くらいですよね。虐待を受けて、内面や自尊心に負荷がかかった時に、そのひずみが、いつ、どんな形で現れるかは、分からない。成美において、与えられた悪い力による危うさが、よく表現…

全文を読む

いじめ、母親からの虐待…思春期の闇と光、逃げることもできない15歳を描くリアリティとは? 芥川賞作家・川上未映子×映画『イノセント15』甲斐博和監督対談【前編】

いじめ、母親からの虐待…思春期の闇と光、逃げることもできない15歳を描くリアリティとは? 芥川賞作家・川上未映子×映画『イノセント15』甲斐博和監督対談【前編】

(左)甲斐博和さん、(右)川上未映子さん

 思春期という、誰もが通過する、甘酸っぱいけれど残酷な時代。大人と子どもの間のような複雑な心境は、様々な作品で描かれている。著書『ヘヴン』で、ひどいいじめを受ける“僕”とコジマが、少しずつ心を通わせながらも、辛い現実にさらされる様子を描いた川上未映子さん。映画『イノセント15』で、虐待を受ける少女・成美と、父親がゲイだと知り混乱する少年・銀の恋を描いた新進気鋭の映画監督、甲斐博和さん。思春期の闇と光を描いたお二人に、自らの思いを語っていただいた。

逃げることもできない15歳

川上未映子さん(以下、川上):映画を撮影するにあたり、主人公を15歳に設定したのはなぜですか?

甲斐博和監督(以下、甲斐):大人と子どもの間の年頃というのと、15歳くらいの子は、逃げることができないイメージがありました。僕自身がさまざまな事情で帰る家のない少年少女たちを受け入れるシェルターで働いていて、そういう子を見ているので。

川上:ご自身の経験から来ているんですね。15歳を描く時に、今の15歳と、自分の時代の15歳とでは、どちらをイメージし…

全文を読む

谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート

谷崎は萌えブタ!?「谷崎潤一郎メモリアル」イベントレポート

左より 夢眠ねむ、奥泉光、川上未映子、阿部和重

 文豪・谷崎潤一郎は2015年に没後50年を迎え、来年2016年には生誕130周年を迎える。中央公論新社からは5月10日(日)より初収載の作品100点以上を収録した『谷崎潤一郎全集』(全26巻)の刊行が開始されるなど、谷崎文学が盛り上がりを見せている。  先月、4月8日には「TANIZAKI MY LOVE 谷崎潤一郎メモリアル2015」と題したイベントが東京・よみうり大手町ホールで開催された。

第1部では、谷崎賞受賞作家であり谷崎文学に造詣が深い阿部和重、川上未映子、奥泉光の3名によるトークショー「『春琴抄(しゅんきんしょう)』の世界」が、第2部では、実は文豪好きという、アイドルグループ「でんぱ組.inc」の夢眠ねむと奥泉光によるトークショー「文豪を楽しむ 谷崎潤一郎入門」という2部構成で行われた。

第2部では夢眠ねむの『春琴抄』の朗読と奥泉光によるフルート演奏が披露されるなど、谷崎文学、特に『春琴抄』を味わい尽くすといった趣のイベントとなった。 トークショー「『春琴抄』の世界」 数多くある谷崎作…

全文を読む

「川上未映子」のおすすめ記事をもっと見る

「川上未映子」の本・小説

ラヴレターズ (文春文庫)

ラヴレターズ (文春文庫)

作家
川上未映子
村田沙耶香
出版社
文藝春秋
発売日
2019-02-08
ISBN
9784167912338
作品情報を見る
きみは赤ちゃん (文春文庫)

きみは赤ちゃん (文春文庫)

作家
川上未映子
出版社
文藝春秋
発売日
2017-05-10
ISBN
9784167908577
作品情報を見る
みみずくは黄昏に飛びたつ

みみずくは黄昏に飛びたつ

作家
川上未映子
村上春樹
出版社
新潮社
発売日
2017-04-27
ISBN
9784103534341
作品情報を見る
すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)

すべて真夜中の恋人たち (講談社文庫)

作家
川上未映子
出版社
講談社
発売日
2014-10-15
ISBN
9784062779401
作品情報を見る
ヘヴン (講談社文庫)

ヘヴン (講談社文庫)

作家
川上未映子
出版社
講談社
発売日
2012-05-15
ISBN
9784062772464
作品情報を見る

「川上未映子」人気の作品ランキングをもっと見る

「川上未映子」の関連画像・写真

「川上未映子」の関連画像・写真をもっと見る