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ジョージ秋山

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
じょーじあきやま

「ジョージ秋山」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

人生が狂い始める一瞬…の連続!

人生が狂い始める一瞬…の連続!

シリーズ累計400万部という大ベストセラーの新作に挑戦しました。今回の主人公は、前作の長男、良介。大人になった彼は牧原物産で課長を勤める誠実で仕事熱心なサラリーマン。その妻は同会社の社長の娘。2世帯住宅に住まい、義理の両親とも上手くやっている彼には、最初から何か暗い影がまとわりついている。仕事ができるがんばりやの課長。会社にはその彼にけなげに仕えながらも、そうとう悪女な秘書がいて、今か今かと課長を自分のものにするチャンスを虎視眈々と狙っているのも読みながらドキドキさせてくれるキャラ。

そして、結婚してもなお良介への独占欲が耐えない妻。その妻にも勝る魅力的な妹がアメリカから戻ってきて、主人公がとうとう手に入れたと思っていた「幸せの時間」が、除々に崩れてゆく…。主人公が囲まれている女性キャラに関しては、まさに日本全国のサラリーマンが夢に見るようなシチュエーションではないでしょうか。読みながら思ったのは、これは男性漫画の女性化かな、と。レディスコミックを読んでいるかのような、登場人物の描き分けの明確さ。ワルはあくまでワル。誘惑シーンはこれでもかというぐら…

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金の亡者となった男の壮絶なピカレスクロマン

金の亡者となった男の壮絶なピカレスクロマン

銭ゲバは昭和45年から1年間、子供向け漫画雑誌『少年サンデー』に連載されたコミックだ。オンタイムでお子様だった僕は、毎週読んでいたものの、内容の過激さにはかなりショックを受けていた。 当時としては、そもそもこの作品が少年誌に載ったこと自体が衝撃的で、スキャンダラスで、社会的に問題視されたものだ。もちろん、こういうお騒がせ作品を映画業界が放っておくはずもなく、映画化もされた。主演はこれまたアングラ演劇の悪の華、唐十郎だった。09年に松山ケンイチでテレビドラマ化された方を、ほとんどの人は覚えているのではないだろうか。

蒲郡風太郎は容貌が醜く、父は最悪の出来損ない、優しい母は病弱で、おまけに極貧と、ハネマンのような辛い生活だった。なんとか健気に生きようと頑張っていたが、治療費が払えないばっかりに母を病死させてしまったことから、「世の中は銭だ。銭、銭が欲しい」と金の亡者と化し、殺人を繰り返しながら成り上がっていく。

そういうストーリー。 ピカレスクロマンと言ってしまえばそれまでだか、その頃の子供雑誌にはあり得なかったヌード描写や、レイプシーンが露悪的な…

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今秋映画公開の究極の発禁漫画。究極の哲学漫画。

今秋映画公開の究極の発禁漫画。究極の哲学漫画。

日本マンガ史上、最大の問題作と言っても過言ではないでしょう。主人公が実の母親に焼かれ、喰われそうになるところから始まる漫画を、私は他に存じません。

ともかく、1度読んでしまったら最後。「自分なら果たしてどうしていたのか」という問いが頭の中に焦げ付いて、ブスブスと黒い煙を立ち上らせ続けることでしょう―――。

時は15世紀。戦乱による慢性的な飢饉により、人々が人肉すらも貪る時代。そんな地獄の中、狂女は死体をも喰らってアシュラを出産します。しかし、ついに飢餓に耐えかね、我が子をも食べようとする母親…。偶然の落雷で生き延びたアシュラは、誰に育てられることもないまま、タッタひとりで地獄の時代を生きていくのです。

「生まれてこないほうが良かった」

作中、このモノローグがよく登場します。獣のように人を殺して周り、喰う。同じ人間からも忌み嫌われるアシュラの心の叫びです。しかしそれでも、彼は生きていくのです。生まれてしまったが故に、生きていくのです。

冒頭のページから、てんこ盛りの死体が登場し、それを啄む蛆やカラス、そして人肉食。とにかく過激な描写が取り沙汰される本作ですが…

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「ジョージ秋山」の本・マンガ

ラブリン・モンロー 3 (ヤングマガジンコミックス)

ラブリン・モンロー 3 (ヤングマガジンコミックス)

作家
ジョージ秋山
出版社
講談社
発売日
0000-00-00
ISBN
9784061022386
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