「2人のシリアスな演技を堪能したい」 薬丸岳の『死命』が吉田鋼太郎&賀来賢人でドラマ化決定

『死命』(薬丸岳/文藝春秋)
薬丸岳の小説『死命』がドラマ化され、2019年5月19日(日)に放送されることが決定。吉田鋼太郎と賀来賢人が正反対の役どころを演じるとあって、「2人のシリアスな演技を堪能したい」「これは見逃せないドラマになりそう!」と注目を集めているようだ。
原作者の薬丸は、『天使のナイフ』で第51回江戸川乱歩賞を受賞した小説家。同作は2015年にドラマ化され、ほかにも『友罪』『刑事のまなざし』『Aではない君と』など多くの作品が映像化されている。『死命』で描かれているのは、余命わずかと宣告を受けた2人の男の生きざまだ。
デイトレーダーの榊信一は、大学時代に恋人を殺しかけて以来全ての女性への殺人願望を抱いている青年。ある日自分が余命わずかだと知った榊は、自分の欲望に従って連続殺人に手を染めていく。そんな彼を追うことになるのは、刑事という仕事に人生を捧げてきた蒼井凌。蒼井も余命宣告を受けた身だったが、彼は残された時間で職務を全うしようと決意していた。
原作は2012年に発表され、読者からは「正義と悪や生と死、さまざまな対比が深く描か…