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「有栖川有栖」のレビュー・書評

心霊も事件の真相も視える! 怪談とミステリーが融合する、火村英生シリーズ有栖川有栖による新しい探偵小説シリーズ

心霊も事件の真相も視える! 怪談とミステリーが融合する、火村英生シリーズ有栖川有栖による新しい探偵小説シリーズ

『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』(有栖川有栖/KADOKAWA)  斎藤工&窪田正孝主演でドラマ化されたことでも話題となった、犯罪学者・火村英生シリーズの著者・有栖川有栖氏の最新刊『濱地健三郎の幽(かくれ)たる事件簿』(KADOKAWA)は、ただのミステリーではない。心霊現象にまつわる謎を解き明かす探偵・濱地健三郎をめぐる物語だ。  黒髪をオールバックに撫でつけ、仕立てのいいスーツを身にまとう紳士然とした男。30代にも50代にも見える年齢不詳の風貌で、ミステ…

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新たな恐怖絵本が誕生! 有栖川有栖が初めて手がけた絵本『おろしてください』がコワおもしろい

新たな恐怖絵本が誕生! 有栖川有栖が初めて手がけた絵本『おろしてください』がコワおもしろい

『おろしてください』(有栖川有栖:作、市川友章:絵、東雅夫:編/岩崎書店) 「臨床犯罪学者・火村英生」シリーズなどで絶大な人気を誇るミステリー作家・有栖川有栖が文章を手がけた絵本、『おろしてください』(市川友章:絵、東雅夫:編/岩崎書店)が、「怪談えほん」シリーズの1冊として刊行された。 「怪談えほん」とは、その名のとおり怖い話、不気味な話に特化したユニークな絵本シリーズ。宮部みゆき、京極夏彦、小野不由美など豪華作家陣が参加していることで知られ、1作ごとに注目を集…

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「少年探偵団」と「怪盗ルパン」。有栖川有栖、湊かなえ…錚々たる作家陣がオマージュするほどハマる理由とは?

「少年探偵団」と「怪盗ルパン」。有栖川有栖、湊かなえ…錚々たる作家陣がオマージュするほどハマる理由とは?

『みんなの少年探偵団2』『みんなの怪盗ルパン』  子供時代、誰もが一度は心をときめかせる怪人二十面相や怪盗ルパン……と言いたいところだが、最近の小学生はあまりこの辺りを読まなくなっているらしい。単純に子供向けコンテンツの数が増えたせいもあるが、何だか古くさい、話が難しそう(!)という印象があるそうな。  時の移り変わりといえばそれまでだが、やっぱりもったいないなあ、とかつてときめきまくっていた子供のなれの果ては思う。この2冊に寄稿した作家の皆さんも、きっと…

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“12の館”で起こった難事件…。目移りするほど豪華な「新本格30周年記念」アンソロジー

“12の館”で起こった難事件…。目移りするほど豪華な「新本格30周年記念」アンソロジー

 今年(2017年)は「新本格ミステリ」ムーブメント30周年にあたるメモリアルイヤーだ。  それを記念して、講談社より書き下ろしアンソロジー『謎の館へようこそ 新本格30周年記念アンソロジー(白・黒)』(文芸第三出版部編/講談社)が2か月連続で刊行された。  新本格を愛してやまない総勢12人の作家が一堂に会したこのアンソロジーのテーマは、ずばり「館」。1987年に刊行され新本格の先陣を切った『十角館の殺人』が、奇妙な洋館での…

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ミステリ好き必見! 人気ミステリ作家7名が腕を競った“名探偵もの”の書き下ろし『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』

ミステリ好き必見! 人気ミステリ作家7名が腕を競った“名探偵もの”の書き下ろし『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』

『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』(文芸第三出版部・編/講談社) 1987年、綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』をきっかけに巻き起こった本格ミステリの再興ムーブメント=「新本格」が、今年9月で30周年を迎える。 それを記念して新本格を長年支えてきた講談社より、書き下ろしミステリ競作集『7人の名探偵 新本格30周年記念アンソロジー』(文芸第三出版部・編/講談社)が発売された。 参加作家は綾辻行人、歌野晶午、法月綸太郞、有栖川有栖、我孫子…

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衝撃の1行に戦慄!「本格ミステリ」のはじまり、綾辻行人著『十角館の殺人』を読書メーターユーザーはこう読んだ!

衝撃の1行に戦慄!「本格ミステリ」のはじまり、綾辻行人著『十角館の殺人』を読書メーターユーザーはこう読んだ!

『十角館の殺人』(綾辻行人/講談社)  不可解な謎。助けの来ない隔離空間。論理的で鮮やかな推理ショー。小説の中に「新本格ミステリ」というジャンルが生まれてから今年で早30年になる。あなたはその端緒となった綾辻行人氏のデビュー作『十角館の殺人』(綾辻行人/講談社)をご存知だろうか。多くのミステリファンの心を揺れ動かし、時代を切り開いたこの小説を「新本格ミステリ30周年」という節目の今こそ手にとってほしい。  舞台は十角形の奇妙な館「十角館」の…

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推理作家はなぜ密室で殺されたのか? 天才犯罪学者が難事件に挑む、火村英生シリーズの記念すべき第一作!

推理作家はなぜ密室で殺されたのか? 天才犯罪学者が難事件に挑む、火村英生シリーズの記念すべき第一作!

『新装版 46番目の密室』(有栖川有栖/講談社)  ミステリ作家・有栖川有栖は長年にわたって2つの人気シリーズを書き継いできた。  ひとつは英都大学推理小説研究会のメンバーが数々の事件に遭遇する江神次郎シリーズ(別名・学生アリスシリーズ)。そしてもうひとつが、犯罪学者・火村英生の華麗なる活躍を描いた火村英生シリーズ(別名・作家アリスシリーズ)だ。火村シリーズは昨年(2016年)、斎藤工主演のテレビドラマ『臨床犯罪学者 火村英生の推理』として映像…

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新本格はここから始まった! ミステリの流れを変えた記念碑的傑作 綾辻行人著『十角館の殺人』

新本格はここから始まった! ミステリの流れを変えた記念碑的傑作 綾辻行人著『十角館の殺人』

『十角館の殺人』(綾辻行人/講談社)  2017年は新本格ムーブメントが起こってちょうど30年のメモリアルイヤーだ。その端緒となった綾辻行人のデビュー作『十角館の殺人』(講談社)の「限定愛蔵版」をはじめ、新本格30周年にちなんだ出版物やイベントが多数企画されており、往年のファンを喜ばせている。  ここで「新本格って?」という方のために簡単に説明しておくと、新本格とは1980年代後半に起こった本格ミステリの復興運動だ。魅力的な謎とその論理的な…

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