養老孟司氏、初の自伝!「自分を育てるためにはつまらないことも活かすことが必要です」現代を生きるヒントに溢れた1冊
「話してもわかりあえない“バカの壁”がある」と社会を喝破して一大センセーションを巻き起こし、平成で一番売れた新書となった『バカの壁』。その著者であり、日本の“知性”といわれる養老孟司先生が、このほどはじめての自伝『なるようになる。―僕はこんなふ…
「話してもわかりあえない“バカの壁”がある」と社会を喝破して一大センセーションを巻き起こし、平成で一番売れた新書となった『バカの壁』。その著者であり、日本の“知性”といわれる養老孟司先生が、このほどはじめての自伝『なるようになる。―僕はこんなふ…
梅雨の時期が来ています。雨が降るとついつい「鬱陶しい」と思ってしまいがちですが、そもそも雨は人を嫌がらせるために降ろうとしているのではなく、ひとりでに降ってくるものです。足元に目を向けて少しだけダンゴムシやカタツムリの気持ちが分かるのなら…
『漫画方丈記 日本最古の災害文学』(鴨長明:著、信吉:漫画、養老孟司:解説/文響社) 『枕草子』、『徒然草』と並んで日本三大随筆のひとつである『方丈記』。「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず」という冒頭の有名な一文で知られるこの…
元々落語家だった伊集院光氏は、テレビのクイズ番組に多数出演し、ラジオ・パーソナリティとして弁舌さわやかなところを見せる「しゃべりのエキスパート」。一方、養老孟司氏は、解剖学に没頭する傍ら、昆虫の採集にも血道をあげてきた東大名誉教授。『世間…
人口が減少して少子高齢化。景気は先行き不透明。収入格差で貧困が拡大し、保育園の待機児童は増加していく。こんな環境で結婚して出産して育児なんてできるのだろうか。今の社会は漠然とした不安がどこまでも広がっている。 『歳を取るのも悪くない』(中央…
京都、不思議な都市である。観光都市として国内外問わず人気である一方、よそ者を寄せつけない独特の雰囲気。開放的でありながら閉鎖的、観光客を歓迎しつつも自分たちの習慣は頑なに守り続ける。このような京都には「よそ者を受け入れない見えない壁」があ…
養老孟司氏といえば、400万部を超えるベストセラーとなった「バカの壁」の著者である。そんなベストセラー著者の頭の中にはどんなことが詰まっているのか、気になる方も多いはず。それが分かるのが『半分生きて、半分死んでいる(PHP新書)』(養老孟司/PHP…
脳科学者としてより『バカの壁』著者としてのほうが、もはや通りがいいかもしれない養老先生が、日本の現実に警鐘を鳴らす対談集。 サブタイトルが「農業、漁業、林業、そして食卓を語り合う」なのだが、まず、普通の人々の食卓がどうなっているのか、『変わ…