林原めぐみが、綾波レイを演じる上でヒントになった1冊とは? 「キャラクターがどう生きてきたのか、その背景を想像してもらいたい」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、声優として第一線で活躍し続ける林原めぐみさんだ。本誌では綾波レイを演じる上でのヒントになった1冊『平気でうそをつく人たち』を推薦してくれた。ここでは、林原さんの新刊『林原めぐみのぜんぶキャラから教わった 今を生き抜く力』について掘り下げていこう。
『らんま1/2』の早乙女らんまや『スレイヤーズ』のリナ=インバース、『ポケットモンスター』のムサシ、『新世紀エヴァンゲリオン』の綾波レイ、『名探偵コナン』の灰原哀など、林原めぐみさんには数え切れないくらいの“代表作”がある。そのキャリアは30年以上。もはや声優界のレジェンド的存在といっても過言ではないだろう。
そんな林原さんは文筆家としての顔も持つ。これまでに何冊も本を書き上げてきたが、その最新作が『林原めぐみのぜんぶキャラから教わった 今を生き抜く力』(KADOKAWA)だ。本作に綴られているのは、これまでに演じてきたキャラクターからどんなことを学んだのか。一人ひ…