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鈴木おさむ

鈴木おさむ 写真=かくたみほ
職業・肩書き
作家、タレント・その他
ふりがな
すずき・おさむ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1972年、千葉県生まれ。高校時代に放送作家を志し、19歳でデビュー。数多くの人気バラエティを手掛ける。2002年、お笑いトリオ「森三中」の大島美幸と結婚。結婚生活を綴ったエッセイ『ブスの瞳に恋してる』はベストセラーに。

「鈴木おさむ」のおすすめ記事・レビュー

鈴木おさむロングインタビュー 放送作家、脚本家として32年。その仕事を辞めるという決断をした理由とは?【ダ・ヴィンチ4月号で特集!】

鈴木おさむロングインタビュー 放送作家、脚本家として32年。その仕事を辞めるという決断をした理由とは?【ダ・ヴィンチ4月号で特集!】

 ※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2024年4月号からの転載になります。

 発売中の『ダ・ヴィンチ』2024年4月号では「鈴木おさむと拓く、新しい道」と題した特集を掲載している。その特集のなかから鈴木おさむさんのロングインタビューの一部を公開する。 ーーーーーーー

『SMAP×SMAP』『めちゃ×2 イケてるッ!』『いきなり!黄金伝説。』『クイズプレゼンバラエティー Qさま!!』──。数々の人気バラエティー番組を手掛け、ドラマや舞台でも脚本を書き続けてきた鈴木おさむさんが、3月31日に放送作家業と脚本家業を辞める。それは、決して後ろ向きではなく、ポジティブな選択。「後悔はない」と語る放送作家人生、そして仕事の辞め方について語っていただいた。

取材・文=野本由起 写真=TOWA

“辞める”という選択肢に気づくと強く生きられる

 傍から見ると順風満帆に見えるが、いつしか鈴木さんは仕事の引き際を考えるようになる。そして23年10月12日、放送作家業と脚本家業を辞めることを宣言。この決断に至った背景には、どんな思いがあったのだろう。 「48歳の頃から、自分の中で…

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AIでは予測できないヒットが世の中を動かす/【対談】鈴木おさむ×池田有来

AIでは予測できないヒットが世の中を動かす/【対談】鈴木おさむ×池田有来

『硫黄島からの手紙』『ルパン三世』ほか、数々の映画作品に携わられてきたプロデューサー・池田有来さんが小説家デビュー。同じく映像の世界で活躍し、小説も執筆される放送作家・鈴木おさむさんとの対談が、ダ・ヴィンチ6月号で実現しました。今回、本誌には収まりきらなかったトークをWEBにてまるっと大公開。長年ヒット作を生み出し続けるお二人に聞く、ヒットする・しないの違いとは? “面白い”って何ですか?

(取材・文=冨田ユウリ 撮影=山口宏之)

ヒットする作品には“法則”がある

――よろしくお願いします。早速ですが、今回池田さんが書かれた小説『ベルベット・イースター』は映像化、大ヒットを狙っていらっしゃるのでしょうか?

池田有来さん(以下、池田) すごい質問ですね(笑)。この作品に関しては、純粋に“小説”として書きました。ヒットを狙うと自由に書けなくなるんですよ。ヒットの論理に引っ張られちゃうというか。

鈴木おさむさん(以下、鈴木) めっちゃわかります! 僕も小説を書くと「映像化するんですか」ってよく聞かれるんです。でも、最初から映像化、ヒットさせることを狙って…

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宮木あや子、オカモトショウ(OKAMOTO’S)、古田新太…『ONE PIECE』を愛するものたちの宴【寄稿】

宮木あや子、オカモトショウ(OKAMOTO’S)、古田新太…『ONE PIECE』を愛するものたちの宴【寄稿】

 クリエーターやアーティストの間にも、『ONE PIECE』ファンは数多い。彼らが愛するキャラクターとは? 彼らを夢中にさせる『ONE PIECE』の完璧な世界観とは? 7人の作家、アーティスト、俳優、YouTuberが、創作者だからこそわかる『ONE PIECE』の魅力を、寄稿とインタビューで語り尽くす。 取材・文・構成=松井美緒

私を蝋人形にしてもらおうか ── 宮木あや子

 どうして『ONE PIECE』が好きなの? という問いに「面白いから」以外の答えがあるのだろうか。 『ONE PIECE』のメインキャラクターのほとんどは海賊王になりたい、もしくはなりたい人の仲間や協力者である。そして作中で私が一番好きな場面と台詞は、海賊王を目指すにふさわしい胆力・実力に基づいた船長と船員の、 「そげキング、あの旗撃ち抜け」 「了解!!」  これだ。思い出すだけでかっこよさに震える。しかし私には、相対的に見て決してかっこよくはないし、どう考えても海賊王を目指してないし今後も目指さないと思うが、ずっと愛し続けている人がいる。その名は「Mr.3」ことギャル…

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読者騒然!“子供の貧困”に焦点をあてた衝撃のマンガ『秘密のチャイハロ』――原作者・鈴木おさむ氏の意図とは…

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『秘密のチャイハロ』1巻(講談社)

「なかよし」で連載中のマンガ『秘密のチャイハロ』。“子供たちの貧困”をテーマに、秘密の「チャイルド・ハローワーク」で働く子供たちの残酷な現実を描いた作品だが、毎話、子供向けとは思えないその衝撃的な展開が話題を呼んでいる。原作をつとめるのは放送作家の鈴木おさむさん。なぜ「なかよし」でこの内容の作品を書くに至ったのか? お話をうかがった。

鈴木おさむさん

■子供は、強烈な悪役のいる物語に惹きつけられる

――息もつかせぬ展開に、1巻を一気読みしたあと、しばらく心臓がバクバクいってました。いったい何がきっかけでこの作品を「なかよし」で……?

鈴木おさむさん(以下、鈴木) そう思いますよね。僕も最初、「なかよし」編集部から“子供の格差社会”をテーマにマンガ原作を、って話をいただいたときは「なんで?」って思いました。そうしたら、編集者の方にお会いしたとき「『奪い愛、冬』が最高だった。ああいうインパクトのあるお話を」と言われてまた驚いて。

――2017年にテレビ朝日で放送されていたドラマですね。そちらも脚本をつとめていらっしゃっ…

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鈴木おさむ「この映画を観てつらくなるのは、男のほうだと思う(笑)」

鈴木おさむ「この映画を観てつらくなるのは、男のほうだと思う(笑)」

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『ラブ×ドック』の監督・脚本を手掛けた、鈴木おさむさん。『かくかくしかじか』を読んだ鈴木さんの胸をよぎった思いとは?

鈴木おさむすずき・おさむ●1972年、千葉県出身。放送作家としてバラエティ番組の構成を手掛けるほか、映画、ドラマの脚本、舞台の作・演出、小説の執筆など幅広く活躍。妻・大島美幸との結婚生活をつづる「ブスの瞳に恋してる」シリーズ、『新企画〜渾身の企画と発想の手の内すべて見せます〜』など著書多数。

鈴木さんの初監督映画となる『ラブ×ドック』。脚本の執筆スタイルは、これまで手掛けてきたものとは違っていたのだという。

「1日1時間と決めて、毎日書き進めていきました。だいたい1時間でワンシーン書けるので、恋愛をスケッチ的に描いていったんですが、その執筆スタイルはこの物語にすごく合っていましたね」

恋に仕事に友情に惑うアラフォー女性・飛鳥を演じた吉田羊さんには、監督として「こうしてほしい」と言うことは…

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番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路…エンタメ業界の裏側を描く小説『名刺ゲーム』ドラマ化に大反響

番組制作の過酷さ、権力者の横暴、売れないタレントの末路…エンタメ業界の裏側を描く小説『名刺ゲーム』ドラマ化に大反響

 鈴木おさむの小説『名刺ゲーム』がWOWOWで実写ドラマ化、2017年12月2日(土)から放送されることが分かった。この発表にファンからは「今から楽しみすぎるんですけど!?」「もう期待しかないよ!」と大きな反響が起こっている。

 ドラマは番組制作の過酷さや権力者の横暴、売れないタレントの末路といった“闇”に焦点を当てた“新たな”ヒューマンサスペンス。WOWOWドラマ初出演にして初主演を飾る堤真一と若手人気俳優・岡田将生が共演しており、ともに鈴木作品へ初めての出演となった。

 堤演じる敏腕プロデューサー・神田は娘と共に密室に囚われ、大量の名刺の中から自分がもらった名刺を探し出して“持ち主に正しく返さなければならない”名刺ゲームに参加させられる。岡田が演じるのは名刺ゲームを神田に仕掛ける謎の男Xで、失敗すれば巻かれた首輪が爆発するという名刺ゲームを通して衝撃的なクライマックスに向かっていく。

 堤はドラマについて「『名刺ゲーム』は、人間が追及の仕方を間違えた時の怖さとそれを笑ってしまう部分も描かれます。“人間の怖さ”と、最後に何が大切かを見つけられる驚き…

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「SMAP×SMAP」「めちゃイケ」「深イイ話」…超ヒット企画を生み続ける放送作家・鈴木おさむが“ウケる企画の作り方”を初公開!

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『新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます』 (鈴木おさむ/幻冬舎)

 「SMAP×SMAP」「めちゃ2イケてるッ!」「人生が変わる1分間の深イイ話」など多数のヒット作を生んだ売れっ子放送作家・鈴木おさむ。19歳で放送作家となり、20年以上番組作りをしているのだから、かかわった番組は数えきれない。いったいどうやってこんなにも多くの企画を生み出しているのだろうか?

 そんな鈴木氏の企画の作り方を初公開したのが『新企画 渾身の企画と発想の手の内すべて見せます』(鈴木おさむ/幻冬舎)だ。

 本書はとにかく具体的に、鈴木氏が今すぐにでも企画会議にかけられそうな新企画を1つ提案し、それをどうやって考えたのか、考え方や作り方のポイント(企画術)を自身の体験談を交えながら解説する、という流れで22個の新企画が掲載されている。

人の急所こそキラーコンテンツになる

 例えば、新企画「我が家の教育バラエティー 私が子供を殴った時」。これは、親が悩む子供に対する教育、「叱る」ことを父親芸能人が見せていくもの。ある意味「教育」のうえで一番人に言いにくいであろうこと、「子供…

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オッサンから学んでみよう! 本当に面白い、男性芸能人エッセイ特集

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 世の中には、色々なオッサンがいます。良いオッサン、悪いオッサン、イカすオッサン、ダサいオッサン。新米のオッサン、もう半分くらいジイサンになりかけのオッサン。当たり前ですが、オッサンの数だけオッサンがオッサンになるまでの人生があったはずです。今回はその中から選りすぐりの面白いオッサンたちの人生が垣間見えるエッセイをご紹介しましょう。

蛭子さんの脳内がわかる!(かもしれません)

▲蛭子能収『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社)

 「この人の頭の中は一体どうなっているんだろう?」テレビで蛭子能収さんを観るたびに思うことです。番組の進行は無視するし、人の話は全く聞かないし、口を開けばトンチンカンな事を言うし……そんな彼が「人生相談」をするというのだからこれは読まずにはいられません。「どうしよう、中身が全部白紙とかだったら……」などと余計な心配をしつつ、表紙をめくって驚愕。なんと、ちゃんと人生相談にのっているのです。例えば、30代の女性から「不倫をしてしまっていて……」という相談が来ます。それに対する蛭子さんの答えはズバリ「好きなように生きればいい。ただし…

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「鈴木おさむ」の本・小説

もう明日が待っている

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作家
鈴木おさむ
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文藝春秋
発売日
2024-03-27
ISBN
9784163918211
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ハルカと月の王子さま

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作家
鈴木おさむ
伊豆見 香苗
出版社
双葉社
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2021-02-18
ISBN
9784575316025
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最後のテレビ論

最後のテレビ論

作家
鈴木おさむ
出版社
文藝春秋
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2024-03-27
ISBN
9784163918204
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仕事の辞め方

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作家
鈴木おさむ
出版社
幻冬舎
発売日
2024-01-24
ISBN
9784344042063
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