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鈴木大輔

職業・肩書き
作家
ふりがな
すずき・だいすけ

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

第16回ファンタジア長編小説大賞佳作受賞。『ご愁傷さま二ノ宮くん』でデビュー。著書に『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』、『文句の付けようがないラブコメ』などがある。

「鈴木大輔」のおすすめ記事・レビュー

  • レビュー・書評

『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』岐阜県郡上八幡が舞台! 記憶を失くした男子高校生は死んでいるけど、生きていて?

『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』岐阜県郡上八幡が舞台! 記憶を失くした男子高校生は死んでいるけど、生きていて?

『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』(鈴木大輔/KADOKAWA)

 『……なんでそんな、ばかなこと聞くの?』(鈴木大輔/KADOKAWA)……もうタイトルだけでキュンときちゃう本作は、恋愛小説の名手が「ひと夏の恋と奇跡」を描いたライト文芸だ。

 岐阜県郡上八幡の夏。400年の歴史を持つという「郡上おどり」は、観光客も大勢集まり、地元住人にとっても、そして「死者」にとっても特別な催しだ。

 その郡上八幡に住む藤沢大和(ふじさわ・やまと)は、ごく平凡な男子高校生だったが、目が覚めると彼は「死んでいた」。物語は、そんな不可思議な状態から始まる。なぜ死んだのか、記憶を失くしたまま、存在し続ける大和。生き返ったわけではない。だが、自分の身体は透けていないし、友人とも話せる。大和も読者も「?」のまま、物語は始まる。

 大和の「死」。そして死んだはずなのに目覚めた「理由」。大和が失っている死ぬ前後の「記憶」。それらの「謎」を全て知っているのは、幼馴染の少女・青山凜虎(あおやま・りんこ)。

「わたしがちゃんと生き返らせる。死なせないよ『今度』は」

 凛虎は大和に告げ…

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これはもう、鈴木ワールドというひとつのブランド展開

これはもう、鈴木ワールドというひとつのブランド展開

「財閥」「跡継ぎ」「美少女と同棲」「ボロアパート」「したたか主人公のひとり語り」…。 本作『鳩子さんとラブコメ』にタグをつけるとしたら、どんな言葉だろうかと考えてみた結果ですよ。ここで、『お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ』を連想した方も多いのではないかなと思います。「ま、同じ作者の同時期の作品だから当然だよねっ」で済ませられない人や、あらすじだけで「似てるな…」と、パスしてしまう方はもったいないので最後まで読んでね。しっかりレビューさせていただきますよ。

まずですね。一般文芸でもそうですけど、多作な作家には必ず○○ワールド、という言葉がついて回ります。作家が意図しようとしまいと、読者がみつける作家の癖のことですよ。藤子不二雄先生の『ドラえもん』と『キテレツ大百科』とかいえば伝わるかと思うのですが。本作はそういう意味で、非常に鈴木大輔という作家の血が濃い作品です。

主人公の平和島くんが読者に語りかけるタイプのモノローグから始まり、同居美少女に迫られ、それでも平和島くんは手を出さず、でもそれは「へたれ」だからではなくて、したたかな計算があっての…

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おとなしい言葉でカモフラージュされた、ハーレムもののひとつの境地

おとなしい言葉でカモフラージュされた、ハーレムもののひとつの境地

不思議だな、と思ったさ。 なにが? って、読後感が。

タイトル通り、「お兄ちゃん好き好き!」とブラコンを公言してはばからない妹と、古びた学生寮でふたり暮らしをして、さらにそこには次々と主人公=語り部に思いを寄せる美少女がホイホイと集まってくる物語なのだが…。もし、今書いた通りの王道ハーレム展開を地でいったら、たぶんそんなに印象には残らなかったと思う。やはりこの作品は、この作品だけが持つオリジナル要素があったのだろうね。

ちょっと小説技法的な話につきあってもらいたい。 読者にとって、突飛な話は受け入れがたい。だけど、どこかで読んだことがある話はもううんざり、というのがあるらしい。そこでひとつの解決策としてあげられるのが、王道をスライドさせるやり方なんだそうな。

どういうことかって? たとえばこの作品だったら、舞台は学園ものの範疇になるんだろうけど、とても上流な人々が集まるセレブな学校という設定になっている。今までのハーレムものだって、お嬢様キャラは必ず含有されていただろう。だけど、全員がおしなべてお嬢様というのはひとつのスライド例だと思う(当然、お嬢様…

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「鈴木大輔」の本・小説

文句の付けようがないラブコメ 3 (ヤングジャンプコミックス)

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作家
肋兵器
鈴木大輔
出版社
集英社
発売日
2018-11-19
ISBN
9784088911991
作品情報を見る
宮本サクラが可愛いだけの小説。 (MF文庫J)

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作家
鈴木大輔
rurudo
出版社
KADOKAWA
発売日
2019-02-25
ISBN
9784040655352
作品情報を見る
文句の付けようがないラブコメ 1 (ヤングジャンプコミックス)

文句の付けようがないラブコメ 1 (ヤングジャンプコミックス)

作家
肋兵器
鈴木大輔
出版社
集英社
発売日
2016-11-18
ISBN
9784088905495
作品情報を見る
文句の付けようがないラブコメ 2 (ヤングジャンプコミックス)

文句の付けようがないラブコメ 2 (ヤングジャンプコミックス)

作家
肋兵器
鈴木大輔
出版社
集英社
発売日
2017-08-18
ISBN
9784088907543
作品情報を見る
お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 7 (MFコミックス アライブシリーズ)

お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 7 (MFコミックス アライブシリーズ)

作家
緑青黒羽
鈴木大輔
閏 月戈
出版社
KADOKAWA/メディアファクトリー
発売日
2015-03-23
ISBN
9784040672861
作品情報を見る
魁!! お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1 (アライブコミックス)

魁!! お兄ちゃんだけど愛さえあれば関係ないよねっ 1 (アライブコミックス)

作家
山根玲
鈴木大輔
閏月戈
出版社
メディアファクトリー
発売日
2012-11-22
ISBN
9784840147538
作品情報を見る

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