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和田竜

職業・肩書き
作家
ふりがな
わだ・りゅう

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1969年、大阪府生まれ。2003年、映画脚本『忍ぶの城』で城戸賞受賞。07年、同作をもとに書いた小説『のぼうの城』で小説家デビュー、直木賞候補に。14年『村上海賊の娘』で本屋大賞1位、吉川英治文学新人賞、親鸞賞を受賞。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

2003年
『忍ぶの城』第29回城戸賞
2013年
『村上海賊の娘』第35回吉川英治文学新人賞
2014年
『村上海賊の娘』第11回本屋大賞
2014年
『村上海賊の娘』第8回親鸞賞

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『忍びの国』(和田竜/新潮社)

 『のぼうの城』『村上海賊の娘』などで知られる作家・和田竜の描く歴史小説『忍びの国』が嵐・大野智主演で映画化される。大野は初の時代劇、そして忍者役となるのだが、ファンからは「大野智が無門なんて本当に公開が待ちきれない!!」「大野君の本気を見たらみんな驚くこと間違いないでしょう…」「忍びとしての姿が映像として残る。それだけで武者震い」と全幅の信頼を寄せられているようだ。  時は戦国。伊賀一の腕を誇る無門だが、普段は無類の怠け者で一緒に暮らすお国の尻に敷かれっぱなし。ある時、無門はお国に稼ぎのなさを咎められ、百文の褒美目当てに他家の伊賀者を殺める。このとき、伊賀攻略を狙う織田信雄軍と無門が仕える百地三太夫率いる伊賀忍び軍団の壮絶な戦の火蓋が切って下ろされた――。  破天荒な人物、スリリングな戦略、迫力の戦闘…1578年から1581年に実際に起こった織田氏と伊賀国との闘い「天正伊賀の乱」を背景に、和田が得意とする史実をうまく活用し、さらにエンターテイメントとして作り上げられた人物描写や心理描写が存分に発揮されている。「たま…

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「2014年本屋大賞」決定! 大賞は和田竜『村上海賊の娘』

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『村上海賊の娘』(和田竜/新潮社)

全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞 2014」の受賞作が決定した。ノミネート作品10作品の中から大賞に選ばれたのは、和田竜氏の『村上海賊の娘』(新潮社)。

同作は、第139回直木賞候補にもなり、映画化もされた『のぼうの城』の和田竜氏の最新作。『週刊新潮』に2年に渡り連載された作品で、戦国時代、瀬戸内に生きる海賊衆とその海賊衆の娘・村上景の生き様を描く。織田信長と本願寺との戦いが激化する中、本願寺に助けを求められた村上海賊は信長方の眞鍋海賊との決戦に臨む。第一次木津川合戦の史実に基づくエンタテインメント作品だ。

授賞式では昨年の大賞受賞者・百田尚樹氏が花束贈呈に登場。「タイトルを見たときにこれが取ると思った。去年一番売れたのは村上春樹さんの本、そして去年の本屋大賞は私の『海賊とよばれた男』、村上と海賊なのでもうこれしかないと感じた」「書店員の皆さんは、同じ海賊本なので一緒に並べていただけると、僕の本も一緒に売れるかもしれないのでよろしくお願いします」とコメントし会場を沸かせた。

和田氏は「百田さんの…

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注目の新刊 『村上海賊の娘(上・下)』 ダ・ヴィンチ2013年12月号

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和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は兵糧入れを乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれる村上武吉と娘の景にかかっていた——。第一次木津川合戦の史実に基づく壮絶な陸海の戦い。『のぼうの城』から6年、型破りな人物と感動。著者最高傑作の誕生。

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中世、このおもしろき世界を表現する野村萬斎の“たくらみ”とは

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 戦国の世に本当にあったお伽話のような戦記を、現代的な時代小説に仕立て累計150万部を超えるベストセラーになった『のぼうの城』。この作品がいよいよスクリーンに登場する。もともと映画脚本として練られた物語だけに、映像のクオリティは間違いないわけだが……。

 「合戦シーンは本当に素晴らしいですよ。一観客として思わず見惚れてしまうほどでした」

 主人公の武士・のぼうこと成田長親を演じた野村萬斎さんは、愉快げに撮影時のエピソードを紹介してくれた。

 「共演の方々のキャラがすごく濃くて。佐藤浩市さんはキレのある動きでかっこいいし、ぐっさん(山口智充)はグワッと目を剥きっぱなしだし(笑)。そんな皆さんの演技に支えられて、私も『のぼう』という一風変わった人物を自然に演じられたのかもしれません」

 成田長親は、武蔵国(現在の埼玉県周辺)に領地を持つ成田氏の一族で、石田三成率いる豊臣軍に攻められた時に城代を務めた人物だが、本作では周囲から「でくのぼうの、のぼう様」と親しまれる、茫洋とした人物として描かれている。

 「とにかくつかみどころのない男ですから、どう演じるか少々悩…

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『のぼうの城』作者が明かす家康、謙信のマル秘エピソード

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 野村萬斎主演で現在公開中の映画『のぼうの城』。原作は、“でくのぼう”を略した「のぼう様」という愛称で親しまれた忍城の領主・成田長親を主人公に、石田三成に攻められながらも耐え抜いた戦の出来事を描いた、大人気小説だ。その作者である和田竜が、小説では書ききれなかった創作秘話や、武将にまつわるアレコレを語ったエッセイ『戦国時代の余談のよだん。』(ベストセラーズ)が10月26日に発売された。

 そもそも『のぼうの城』(小学館)を書いたきっかけは10年以上前、会社員時代の同僚から「自分の住んでいる行田市には忍城(おしじょう)という城があって、かつて石田三成やら大谷吉継やらが攻めて、水攻めなんかにもしたけれど落ちなかった城なんだ」という話を聞いたこと。それから忍城についての史実を文献でさらい、実際に忍城へも赴いた。自転車で忍城や三成が本拠地を置いた丸墓山を巡り、地図と見比べて歩き回りながら地道にかつての城の地形を把握していったそうだ。

 『のぼうの城』をはじめ、『忍びの国』(新潮社)『小太郎の左腕』(小学館)などの歴史小説を執筆してきた著者なだけあり、知識量は…

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原作購入で映画『のぼうの城』特別鑑賞券プレゼント

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 紀伊國屋書店の電子書籍サービス「BookWebPlus」では、電子版『のぼうの城』を購入した方を対象に、11月2日(金)に公開になる同作を原作とした、映画『のぼうの城』の特別鑑賞券を、抽選で5組10名にプレゼントするキャンペーンを行っている。

同作は、第139回(2008年上半期)直木賞にノミネートされ、2009年には本屋大賞2位に輝いた、戦国エンターテインメント大作。累計発行部数は165万部と大ヒットを記録している。 映画では“のぼう様”と呼ばれる主人公・成田長親を演じるのは、狂言師で俳優の野村萬斎。敵方の知将・石田三成を上地雄輔が演じるほか、榮倉奈々、成宮寛貴、山口智充、山田孝之、平岳大、市村正親、佐藤浩市など豪華な顔ぶれが揃っている。

同ストアで、2012年9月14日~2012年10月8日の間に、電子版『のぼうの城』の上巻もしくは下巻、いずれかを購入するとプレゼントにノミネートすることができる。

詳しくは公式サイトにて。 ⇒「『のぼうの城』映画特別鑑賞券プレゼント」特設サイト(紀伊國屋BookWebPlus) ■『のぼうの城』(上) 和田竜 …

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戦国時代の余談のよだん。

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作家
和田竜
出版社
ベストセラーズ
発売日
2012-10-26
ISBN
9784584134566
作品情報を見る

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