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冲方丁

職業・肩書き
作家
ふりがな
うぶかた・とう

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

1977年、岐阜県生まれ。96年『黒い季節』でスニーカー大賞金賞を受賞し、デビュー。マンガ原作やアニメ・ゲームの脚本など幅広い分野で活躍。著作に『マルドゥック・スクランブル』(日本SF大賞受賞)、『天地明察』(吉川英治文学新人賞、本屋大賞など受賞)、『光圀伝』(山田風太郎賞受賞)など多数。

受賞歴

最終更新 : 2018-06-08

1996年
『黒い季節』第1回スニーカー大賞金賞
2003年
『マルドゥック・スクランブル』第24回日本SF大賞
2010年
『天地明察』第31回吉川英治文学新人賞
2010年
『天地明察』第7回本屋大賞
2012年
『光圀伝』第3回山田風太郎賞

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宮野真守が太宰作品の主演に決定!『人間失格』を原案とした劇場アニメ公開決定

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『人間失格』(太宰治/集英社)

 太宰治の小説『人間失格』を原案にした劇場アニメ『HUMAN LOST 人間失格』が公開されることが明らかに。主演を宮野真守が務めるとあって、「太宰作品と宮野さんの組み合わせは気になる」「近未来SFって感じだけどどうなっちゃうの!?」と注目を集めている。

 1948年に発表された同作は、太宰の代表作ともいえる日本文学の名作。「恥の多い生涯を送って来ました」という告白から始まる、ある男の生涯を綴った物語だ。『HUMAN LOST 人間失格』の舞台となるのは、昭和111年という架空の時代。医療革命によって“死”を克服した世界で生きる、大庭葉藏という1人の青年の生きざまが描かれる。

 映画の監督はアニメ『アフロサムライ』『バジリスク ~甲賀忍法帖~』などの木﨑文智が手がけ、脚本は『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞を受賞した小説家・冲方丁が担当。アニメーション制作は映画『GODZILLA』3部作などで注目を集めるポリゴン・ピクチュアズに決定した。

 公式サイトでは特報映像も公開され、…

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死にたいけど殺されるのはイヤ。目的は「全員で安楽死」――映画「十二人の死にたい子どもたち」予告に大反響

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 冲方丁の小説を映画化した「十二人の死にたい子どもたち」の公開日が、2019年1月25日(金)に決定。予告編とキャストが解禁となり、「やべぇ、めっちゃ面白そう!」「ちょっと待ってキャスト豪華すぎじゃない?」と大きな反響が巻き起こっている。

 映画化発表と同時に、12人の顔にモザイクがかけられたビジュアルが公開されて話題を集めていた同作。キャストには杉咲花・新田真剣佑・北村匠海・高杉真宙ら人気若手俳優のほか、吉川愛や萩原利久といった注目株の名前も。ただし数字の“4”をあてがわれた「秋川莉胡」は依然顔が判別できず、キャスト名も伏せられた。

 公開された予告動画は、12人の「死にたい」というセリフからスタート。杉咲をはじめ新田や北村らの姿が映し出されていき、さらに死体となって横たわる“13人目”の姿が。本来12人の目的は「全員で安楽死を迎える」ことだったが、死体が発見されたため状況は一転。「自殺に見せかけた殺人だよ」「こん中には殺しなんか屁とも思わねぇヤツがいるんだよ」などと不穏なセリフが映像に被さっていく。

 さらに「死にたい」という声が細かいカットの合…

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“集団安楽死”のために集結した、12人の未成年… 『十二人の死にたい子どもたち』堤幸彦監督で実写化に反響

“集団安楽死”のために集結した、12人の未成年… 『十二人の死にたい子どもたち』堤幸彦監督で実写化に反響

(C)2019「十二人の死にたい子どもたち」製作委員会

 冲方丁の長編ミステリー『十二人の死にたい子どもたち』が、堤幸彦監督で実写映画化することが決定。さらに衝撃的なティザービジュアルも公開され、ネット上で「情報解禁なのに謎が多くて斬新」「どんな映画になるのかも予想できない…」と大きな話題を呼んでいる。

 同作に登場するのは、廃業した病院にやって来た12人の子どもたち。金庫を開けると中には1から12までの数字が並べられており、12人は1人ずつこの数字を手にする決まりがあった。集まった子どもたちは初対面同士だが、共通する目的は全員で安楽死をすること。しかし12人が集まった部屋のベッドには、すでに1人の少年が横たわっていた。彼は一体何者なのか? 誰かが彼を殺したのではないか? このまま計画を実行してもいいのか? 性格も価値観も環境も違う12人の死にたい理由と、彼らが出す結論とは―。

 自殺という重厚なテーマが話題の同映画だが、衝撃的なティザービジュアルでも話題を呼ぶことに。作品に登場するのは12人の死にたい子どもたちだが、現時点で出演する俳優の名前は一切…

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とある企業の先輩と後輩社員。2人の問答の行き着く先は…? 冲方氏の書き下ろし最新作『スモール・プラネット』

とある企業の先輩と後輩社員。2人の問答の行き着く先は…? 冲方氏の書き下ろし最新作『スモール・プラネット』

写真提供=Getty Image

 2010年に「本屋大賞」を受賞し、2012年には岡田准一主演で映画化された『天地明察』、水戸光圀の生涯を描き、2012年に山田風太郎賞を受賞した『光圀伝』、2016年に直木賞候補になった『十二人の死にたい子どもたち』など、数々の話題作を生み出してきた作家・冲方丁氏。

 このたび、冲方氏の書き下ろし最新作『スモール・プラネット』(全5話)が、JTが運営するWEBサイト「ちょっと一服ひろば」で公開される。一話については、特別に「ダ・ヴィンチニュース」の特設ページでも読むことができる。

 本作の主人公は、ある企業内の若手社員の水橋とベテラン社員の北地。ふたりの行きつけの居酒屋を舞台に、水橋が北地にさまざまな相談を投げかける。水橋の指導係でもあった北地は、相談に乗りながらもダイレクトな回答は示さず、一見なんの関係もないような宇宙の話をつぶやく。水橋のほうはそのつぶやきを聞いて、彼なりにそこから結論を導いていくのだ。宇宙の規模を知ると、自分がいかに小さな存在かがわかる。自分のいる世界がすべてだと思い込んでしまいそうな時は、北…

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冲方丁の書き下ろし最新作『スモール・プラネット』を無料公開!

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スモール・プラネット【第一話】惑星 「北地(きたじ)さん、今日もお疲れ様でした」 「お疲れさんだったなあ、水橋(みずはし)」  お互いのねぎらいに続いて、グラスを打ち合わせる、いい音が響いた。  ――ちょっと、いい音すぎるな。  と、北地は思う。  週に何度も誰かと乾杯していると、グラスの差し出し方ひとつで、なんとなく相手の気分がわかるときがある。とりわけ今日は、長丁場の会議のあとで、後輩がやけに力を込めてグラスを突き出すのだから、  ――納得いきません。  口に出して言われているようなものだ。  しかしまずは知らぬ顔で、雑談混じりに、お互い定番の料理を注文した。それから、さきづけに箸を運びつつ、相手の気分がほぐれるのを待ってやった。 写真提供=Getty Image  ――ここでひねくれさせちゃ勿体ない。  そう思いつつ、  ――とはいえ、あんまり甘やかしちゃいかんな。  その塩梅が、なかなか難しい。 「指導係としては、大事な局面だぞ」 「――え?」  水橋が、素っ頓狂な声を上げた。 「せめて、肩の力を抜いて飲めるようにしてやらんとな」  北…

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『冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場』(冲方 丁/集英社インターナショナル)

「この人はいったい、なんの小説の打ち合わせをしているんだろう」

 身に覚えのない罪状で警察に逮捕され取り調べを受けることになった小説家、冲方丁は逮捕状の記載を見せられて、そう思ったという。『冲方丁のこち留 こちら渋谷警察署留置場』(冲方 丁/集英社インターナショナル)は、著者が主催したイベント会場で打ち上げをしていたところへ、突然3人の刑事が訪れて警察署に同行し逮捕されてから、釈放されるまでを描いたノンフィクションの物語である。身に覚えがないということは、誤認逮捕や冤罪のたぐいであり、普通なら悲劇である自らの体験を、著者は「馬鹿げた9日間」の「喜劇の物語」と語っている。それは何故か?

 逮捕容疑は、妻の顔面を殴って前歯を破損させた傷害だというもので、「普通は殴ったほうの拳も傷ついているはずだろう」と著者は冷静に考えて反論するも、担当の刑事は「体のどこかが相手の顔にぶつかったのでは?」などと、さまざまなシチュエーションを挙げてきたそうだ。これは取り調べのテクニックで、反論…

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冲方丁の新たな代表作が誕生!集団自殺のために“必死”の議論と推理を重ねる『十二人の死にたい子どもたち』

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『十二人の死にたい子どもたち』(冲方丁/文藝春秋)

 第24回日本SF大賞 を受賞した「マルドゥック・スクランブル」シリーズをはじめ、『天地明察』(吉川英治文学新人賞・本屋大賞受賞)、『光圀伝』(山田風太郎賞)といった数々の話題作を世に送り出してきた冲方丁。そのデビュー20周年記念作にして、初めての現代長編ミステリーが『十二人の死にたい子どもたち』(文藝春秋)だ。

 タイトルの元ネタになっているのは密室劇の金字塔ともいわれる『十二人の怒れる男』。こちらは12人の陪審員たちがある殺人事件の評定を下すまでの議論を描いたものだが、『十二人の死にたい子どもたち』が描くのは、タイトルが示す通り死を願う12人の子供たちの「自殺を決行するか否か」をめぐる議論だ。

 物語の舞台となるのは廃業した病院。14歳から17歳まで12人の少年少女たちは暗証番号によるセキュリティをパスして建物に入り、受付カウンターの金庫に用意されていた1~12までの数字板をそれぞれ手にして、“集いの場”である地下の多目的ルームへ向かう。初対面同士の子供たちが集まった目的は、安楽死。睡眠薬と練炭…

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「自殺サイト」で出会った12人の少年少女の生と死が極限する! 冲方丁が書きたかった“密室劇”とは?

「自殺サイト」で出会った12人の少年少女の生と死が極限する! 冲方丁が書きたかった“密室劇”とは?

 時が来た。SF小説や時代モノなど、ジャンルの枠を超えて活躍する作家・冲方丁の最新作『十二人の死にたい子どもたち』は、いまこの時代だからこそ世に放つことができた渾身の一作だ。登場するのは、「自殺サイト」を介して出会った、12人の少年少女たち。

冲方 丁 うぶかた・とう●1977年、岐阜県生まれ。4歳から14歳までを海外で過ごす。96年に『黒い季節』でデビュー。以降、ジャンルの枠を超え活躍し、09年に発表した『天地明察』にて、第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞を受賞。近著に、『マルドゥック・アノニマス』『冲方丁のこち留(とめ)』などがある。  

「執筆のお話をいただいた当時は『電車男』(2005年に映画公開)がブームになっていた頃だったんですが、掲示板で知り合うというのはまだまだ限定されたシチュエーションだったんです。でも、今回の作品はバリエーション豊かな子どもたちが揃わないと面白くならないと思っていて。そこで機会を窺っていたんですが、それから12年が経って、SNSに代表されるようにネットを使う若者たちが一般化されてきた。そこでようやく、世間の…

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