読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

嶽本野ばら

職業・肩書き
作家
ふりがな
たけもと・のばら

プロフィール

最終更新 : 2018-06-08

京都府生まれ。1998年『それいぬ――正しい乙女になるために』でエッセイストデビュー。2000年『ミシン』で小説家デビュー。03年『エミリー』、04年『ロリヰタ。』が三島由紀夫賞候補に。独自の美意識に貫かれた作品群が熱狂的なファンに支持される。

「嶽本野ばら」のおすすめ記事・レビュー

  • おすすめ記事

「また使う可能性を否定しません」二度の薬物逮捕からの復帰。『下妻物語』で知られる“乙女のカリスマ”嶽本野ばら、今の心境を告白

「また使う可能性を否定しません」二度の薬物逮捕からの復帰。『下妻物語』で知られる“乙女のカリスマ”嶽本野ばら、今の心境を告白

“乙女のカリスマ”として多くの女性の心を掴んだ小説家の、二度の薬物による逮捕。その裏側には一体何があったのだろうか。彼は一体今、どのような生活を送っているのだろうか。

その小説家とは、『下妻物語』『ロリヰタ』などの著作で知られる嶽本野ばら氏。2007年には大麻所持、2015年には麻薬成分が含まれた危険ドラッグ所持で、二度逮捕された彼が、今の心境を最新エッセイ『落花生』(サイゾー)に綴っている。 「きっと怒られるでしょうが、僕は君に、三度、薬物を使用しないという誓いを立てません。止めるつもりはしているけれど、また使う可能性を否定しません。二回、逮捕されているような僕が、すっかり心を入れ替えるなんて無理なのです」 嶽本氏のエッセイは、なんと攻撃的なことだろう。だが、過激な文面に比べて、彼の薬物依存の治療のための生活は、非常に穏やか。現在、嶽本氏は、およそ30年ぶりに戻った故郷・京都で母・妹との同居生活を送っている。今は家族に養われている身。作品を執筆する以外は、薬物依存治療のための精神科病院に行くことが、唯一の楽しみだという。

供述調書では、長年の金銭的…

全文を読む

黒木華「ちょっと欠けている、ダメな人が好きみたい」

黒木華「ちょっと欠けている、ダメな人が好きみたい」

毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『小さいおうち』で昭和初期、東京郊外の家に奉公する女中を演じた黒木華さん。本誌でもその魅力を語ってくれた嶽本野ばら作品について、さらに掘り下げて聞いてみると、意外な一面が?

 インタビュー時の静かな語り口調からはイメージが湧きにくいが、実はもともとパンクファッションに興味があったという黒木華さん。

「ヴィヴィアン・ウエストウッドが大好きでした。でも、十代の私にとっては高価な洋服だったので、もっぱら見て楽しむほう専門でした。パンクファッションもロリータファッションも、憧れだけど着られない洋服ですね。嶽本野ばらさんの小説って、ファッションの描写がとても濃やかなんです。具体的に想像する楽しみもあるし、知らなかったブランドをたくさん知ることができたのもうれしかった」 

 音楽のほうもパンク好き?と思いきや、こちらは雑食だそう。

「これというジャンルはなく、いろいろ聴いています。平沢進さんも好きですし、シガー・ロスとか、あと…

全文を読む

注目の新刊 『破産』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

注目の新刊 『破産』 ダ・ヴィンチ2013年2月号

以前は人気作家で、貯金残高が1000万円以上あった僕。しかし現在では360万円以上の借金を抱える身。家賃やカード会社の引き落としを間近に控え、ついに僕は蔵書の処分を決意する――。金策に追われる作家の哀しくも可笑しい日々を描いた、ほとんど実話(?)小説。

全文を読む

嶽本野ばら Interview long Version 2006年10月号

嶽本野ばら Interview long Version 2006年10月号

取材・文/榎本正樹 撮影/森 豊

嶽本野ばら(たけもと・のばら) 京都府生まれ。小説家。主な作品に、『ミシン』『エミリー』『下妻物語 ヤンキーちゃんとロリータちゃん』『カルプス・アルピス』『ロリヰタ。』『ミシン2/カサコ』『恋愛の国のアリス』『下妻物語・完 ヤンキーちゃんとロリータちゃんと殺人事件』『シシリエンヌ』、絵本『うろこひめ』(高橋真琴/絵)、特別バージョンの野ばらキティ付きミニ・ブック『I Love You』など。 『ハピネス』 嶽本野ばら 小学館 1365円 高校2年生の「僕」と「彼女」はごく普通の恋人同士だった。ある日彼女が唐突に、何時もの口調で、何時もの笑顔で、僕にこう告げるまではーー「私ね、後、一週間で死んじゃうの」。残された時間を後悔せずに使うため、「彼女」は憧れのロリータデビューを果たし、「僕」とのデートや、学校生活を今までと同じように楽しもうとするが……。『世界の終わりという名の雑貨店』(『ミシン』所収)に続く、純粋無垢な恋の美しい物語。

5年で潔く引退するつもりが、書きたいものが出てきてしまった。『ハピネス…

全文を読む

「ヒットの予感 嶽本野ばら」Interview Long Version 2003年12月号

「ヒットの予感 嶽本野ばら」Interview Long Version 2003年12月号

たけもと・のばら●京都府生まれ。フリーペーパー『花形文化通信』連載のエッセイを『それいぬ―正しい乙女になるために』として単行本化。“乙女の聖書”として語り継がれる伝説の一冊となる。2000年、書き下ろし小説『ミシン』でデビュー。近刊『エミリー』が2003年第16回三島由紀夫賞の候補作になるなど、現在もっとも注目される作家のひとりである。長編小説『ロリヰタ』が来年単行本化の予定。 公式HP『NOVALA BOX』

  『カルプス・アルピス』  小学館 1200円 大失恋で身も心も無様に空っぽになっていた「僕」は、強引な友人に頼まれて室内プールの監視員の代役を引き受ける。そこで、美しいフォームで黙々と泳ぎ続ける「彼女」と出逢う。彼女は記憶を失っており、リハビリのために毎日プールに通ってきているのだった……(『Pool』)。6つの連作短編を収録。長いあとがきでは、夭折した友人の天才画家・田仲容子氏への想いが真摯に語られる。

夭折の天才画家とのコラボレーション 『カルプス・アルピス』という不思議なタイトルを有する本書は、嶽…

全文を読む

嶽本野ばらロングインタビュー 2002年6月号

嶽本野ばらロングインタビュー 2002年6月号

たけもと・のばら●京都府生まれ。美術、音楽、演劇(維新派)などを経て、雑貨店の店長&フリーペーパー『花形文化通信』の編集者に。92年から6年間『花形~』に連載したエッセイを『それいぬ――正しい乙女になるために』として単行本化。2000年初の小説集『ミシン』で作家デビュー。以降、『鱗姫』『ツインズ』『カフェー小品集』などの作品を発表。 『NOVALA BOX』 http://www2.odn.ne.jp/~cdj07210/ 集英社『エミリー』のホームページ http://www.shueisha.co.jp/emily/

  『エミリー』集英社 1200円 大好きなEmily Temple cuteのショップが入っているラフォーレ原宿だけが、私の心落ち着く居場所だった。いつものようにその前に座りこんでいたある日、見知らぬ男の子が私に声をかけてきた。あの事件以来、男性恐怖症になっていた私だったが、言葉を交わすうちに不思議と彼とは話ができるようになる。同じ中学の3年生だという彼も、実は私と同様の悩みを持っていた――。表題作『エミリー』ほ…

全文を読む

「嶽本野ばら」のおすすめ記事をもっと見る

「嶽本野ばら」の関連画像・写真

「嶽本野ばら」の関連画像・写真をもっと見る