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「絲山秋子」のレビュー・書評

日本のどこにでもある地味で「微妙」な県。そんな架空の黒蟹県を舞台に描かれるのは、どこか馴染み深い日々の営み

日本のどこにでもある地味で「微妙」な県。そんな架空の黒蟹県を舞台に描かれるのは、どこか馴染み深い日々の営み

県北には黒蟹山と狩衣山というふたつの山があり、南側は海に面している。重要文化財の黒蟹城を擁するかつての中心地である灯籠寺市や、新幹線停車駅や県庁をはじめとした施設が集まる平成の大合併で誕生した紫苑市などがあり、特産品は白ヒルギタケやモキツ…

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「今月のプラチナ本」は、絲山秋子『御社のチャラ男』

「今月のプラチナ本」は、絲山秋子『御社のチャラ男』

『御社のチャラ男』 ●あらすじ● 美容や健康のためのオイル、ビネガーなどの商品を扱うジョルジュ食品に勤める三芳道造部長。見栄っ張りで、どこかいい加減、ノリが軽やかな彼は社内でひそかに“チャラ男”と呼ばれていた。「チャラ男って本当にどこにでもいる…

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