情熱を感じながら歴史を学ぼう!
皆様おはようございます! クリスマスが過ぎ新年を迎え、世間では早くもバレンタインのムードがチラホラ。恋人がいない私には寂しい季節が続いております。皆さんは恋愛にはどのような思い出がありますか? 独身の方はこれからさらなる思い出を、結婚している方は今の幸せがいつまでも続くように願います!
さて、今回紹介させていただく「赤と黒」。フランスの小説家スタンダールの作品なのですが読まれた事はありますか? フランス文学は“情熱的”というイメージをお持ちの方もいらっしゃると思いますが、この作品はまさにその通りです。
主人公のジュリアンは平民の子として生まれます。でも当時のフランスは貴族社会。身分による差別は当たり前。それでもジュリアンには野心がありました。それは生まれに関係なくなることができて、しかも貴族と同等の力を持つ“教会の司祭”になることでした。
この作品は、実際に当時起こった事を題材にしているので、当時のフランス社会を知ることができます。支配階級というものがどういうものであったのか、それによって生まれる人の黒い部分、貴族って華やかなイメージがありますがはた…