西野七瀬「これからもアンダーグラウンドな世界観の作品に出演してみたい」
西野さんは2018年に乃木坂46を卒業し、以降は女優として順調なキャリアを積んできた。そんな彼女が、この夏、スクリーンで意外な顔を見せる。出演するのは『孤狼の血 LEVEL2』。柚月裕子さんによる「孤狼の血」シリーズ(KADOKAWA)を原作とするハードボイルド映画で、西野さんはスタンド(スナック)のママである近田真緒を演じる。
これまでの清純なイメージとは裏腹。勝ち気で姉御肌な真緒は、オファーを受けた西野さん曰く「うれしさ以上に、びっくりしました」とのこと。けれど、演じることができれば、またひとつステップアップできる。「チャンスだ」と思った西野さんは、思い切って現場へ飛び込んだ。そこで西野さんが得たものとは?
(取材・文=五十嵐 大 写真=山口宏之)
こんなチャンス、そうはないと思って挑みました
――本作に出演したことで、女優としての違う一面を見せられたのではないでしょうか?
西野七瀬さん(以下、西野):そうですね。ただ、オファーをいただいたときは本当にびっくりしたんです。前作も観ていて内容や世界観を知っていたからこそ、「え、わたしですか!?」っ…