KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

「村山早紀」のレビュー・書評

やさしい魔法使いと黒猫がひらくほっこりカフェで「幸せ」のあかりを灯す。村山早紀氏の新作は海外のおとぎ話のような連作短編ファンタジー

やさしい魔法使いと黒猫がひらくほっこりカフェで「幸せ」のあかりを灯す。村山早紀氏の新作は海外のおとぎ話のような連作短編ファンタジー

冬の日は、あたたかな飲み物を用意してほっこり静かに読書をする…そんな本好きには魅力的な時間に、あなたならどんな一冊を選ぶだろうか。ミステリー、SF、趣味の本…いろいろあるけれど、寒いときは心の奥までじんわり温めてくれる本もいい。村山早紀さんの…

もっと見る

「桜風堂ものがたり」シリーズ著者・村山早紀最新作! 新たな人生が始まる空港の物語

「桜風堂ものがたり」シリーズ著者・村山早紀最新作! 新たな人生が始まる空港の物語

空港は、人生は旅だと気づかせてくれる場所だ。世界への玄関口では、無数の旅人たちの人生が交差する。笑顔があり、涙があり、それを静かに見守る人がいる。誰もが前向きな気持ちで旅立つわけではない。悲しみや怒り、不安を抱えている人だっている。だが、…

もっと見る

コロナ禍の風早の街で生きる少女の視点から描く不思議なコンビニたそがれ堂、人気シリーズの番外編!

コロナ禍の風早の街で生きる少女の視点から描く不思議なコンビニたそがれ堂、人気シリーズの番外編!

海辺の街・風早の商店街のはずれにあるコンビニエンスストア「たそがれ堂」。本当に欲しいものや、願いごとのある人だけが訪れることができるという。店を切り盛りするのは、銀髪に金の瞳のイケメン店長(実は狐の神様)と看板娘のねここ(実は化け猫)。こ…

もっと見る

“夢の在り処”を模索する舞台は閉店危機の百貨店。2018年本屋大賞ノミネート作品! 村山早紀の『百貨の魔法』が文庫化!

“夢の在り処”を模索する舞台は閉店危機の百貨店。2018年本屋大賞ノミネート作品! 村山早紀の『百貨の魔法』が文庫化!

『シェーラ姫の冒険』『風の丘のルルー』『コンビニたそがれ堂』など数々の名作を生み出し、子どもから大人まで幅広い読者を持つ村山早紀。そんな彼女の「2018年本屋大賞」ノミネート作である『百貨の魔法』(ポプラ社)が文庫化され、2021年4月7日(水)に…

もっと見る

いま必要とされる物語。『魔女たちは眠りを守る』が見せてくれる「魔法」

いま必要とされる物語。『魔女たちは眠りを守る』が見せてくれる「魔法」

『魔女たちは眠りを守る』(村山早紀/KADOKAWA) 村山早紀。児童書・YAに親しんできた読者にはおなじみの名前だろう。 『シェーラひめのぼうけん』シリーズや『風の丘のルルー』シリーズをなつかしく思い出す人も多そうだ。 その村山が作家人生で何度目かの…

もっと見る

「コンビニたそがれ堂」シリーズ第7弾!『百貨の魔法』番外編も収録! 優しい想いはめぐり、いつか誰かのもとへ届く

「コンビニたそがれ堂」シリーズ第7弾!『百貨の魔法』番外編も収録! 優しい想いはめぐり、いつか誰かのもとへ届く

それならば、わたしはいままでひとりではなかったし、これからもひとりではないのだわ ――なんて美しい一文だろうと読み終えたときしみじみ思った。『コンビニたそがれ堂小鳥の手紙』(村山早紀/ポプラ社)、表題作「小鳥の手紙」のラストである。 風早駅前商…

もっと見る