注目の新刊 『コップのフチ子Magazineプラス』 ダ・ヴィンチ2013年10月号
昨年7月に発売されるやたちまち一大ブームを巻き起こしたカプセルトイ「コップのフチ子さん」のファンブックがついに登場。原作者タナカカツキによるスケッチ、有名カメラマンによる撮り下ろしグラビアなどフチ子ワールドが満載。本誌オリジナルのフチ子つき。
最終更新 : 2018-06-08
1966年大阪府生まれ。マンガ家、映像作家、京都精華大学デザイン学部客員教授。京都精華大学美術学部ビジュアルデザイン学科卒業。85年「ミート・アゲイン」で小学館新人漫画賞佳作入選。在学中にコミックモーニングなどで『逆光の頃』を掲載。その後、映像分野にも進出。代表作は天久聖一との共著『バカドリル』シリーズなど。
昨年7月に発売されるやたちまち一大ブームを巻き起こしたカプセルトイ「コップのフチ子さん」のファンブックがついに登場。原作者タナカカツキによるスケッチ、有名カメラマンによる撮り下ろしグラビアなどフチ子ワールドが満載。本誌オリジナルのフチ子つき。
『水草水槽のせかい すばらしきインドア大自然』(タナカカツキ/リトルモア)
水槽で金魚やグッピーを飼ったことのある人は多いと思うが、では「水草水槽」という言葉を知っている人はいるだろうか? これは、コケや石や流木などの自然素材を自由にレイアウトし、水中でひとつの世界観をつくっていくもの。言ってみれば、水中でやる盆栽というイメージである。だが、それで終わりではない。できたてのレイアウトは人工的で生態系も整っていないため完成というにはほど遠く、そこから時間をかけ、育てていくところに醍醐味があるという。
日本でも徐々にファンが増えているようで雑誌の特集で取り上げられることもチラホラ。そんな水草水槽シーンを盛り上げてくれそうな書籍が『水草水槽のせかい すばらしきインドア大自然』(リトルモア)だ。著者は、自身も水草水槽にハマっているという漫画家のタナカカツキ氏(ちなみに、水草水槽の完成度を競う「世界水草レイアウトコンテスト」の2012年大会では世界22位を記録)。タナカ氏といえば、これまでもサウナを題材にした漫画『サ道』(パルコ)を刊行するなど、自身の趣味…
出しっぱなしの水に興奮する「蛇口解体職人」、さわやかな挨拶とともに全裸をさらす「お疲れサラシーマン」など、出るわ出るわ、過去に報道された80人のヘンタイとその性的嗜好。彼らの必死すぎるがゆえににじみ出る「滑稽さ」を、タナカカツキの絶妙なイラストで再現!
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