天才的な知能を手に入れた主人公の葛藤と苦しみ…。累計発行部数 336万部以上の感動作『アルジャーノンに花束を』
ロングセラーや話題の1冊の「読みどころ」は? ダ・ヴィンチWeb編集部がセレクトした『アルジャーノンに花束を〔新版〕』(ダニエル・キイス:著、小尾芙佐:訳/早川書房)の書籍要約をお届けします。
『アルジャーノンに花束を〔新版〕』(ダニエル・キイス:著、小尾芙佐:訳/早川書房)
この本を読んで欲しいのはこんな人! ・自分は「人と違うかもしれない…」と悩んでいる人 ・日常生活が上手く行かないと思い詰めている人 ・子育てや教育に悩んでいる親世代
3つのポイント 要点1:幼児並みの知能だった主人公のチャーリイ・ゴードンは大学の実験に参加した
要点2:才能が開花する一方で、次第にチャーリイは蘇る記憶に苦しめられることになった
要点3:やがて月日が経過し、チャーリイは、自分自身の人生を悟った
(著者プロフィール) ダニエル・キイス/1927年ニューヨーク生まれ。ブルックリン・カレッジで心理学を学び、雑誌編集の仕事などを経て英語教師となる。併せて、小説を書きはじめ、1959年に発表した中篇『アルジャーノンに花束を』でヒューゴー賞を獲得。長編化した際にネビュラ賞を獲得後…