羽生結弦はなぜ強いのか? 特別な1年だからこそ見えた真骨頂
異例づくしとなった2020-2021のフィギュアスケートシーズンを振り返る『フィギュアスケート・カルチュラルブック2020-2021 氷上の創造者』(KADOKAWA)が、今年も刊行された。今シーズンの締めくくりである世界選手権を前に、編者であるスポーツライター・松…
異例づくしとなった2020-2021のフィギュアスケートシーズンを振り返る『フィギュアスケート・カルチュラルブック2020-2021 氷上の創造者』(KADOKAWA)が、今年も刊行された。今シーズンの締めくくりである世界選手権を前に、編者であるスポーツライター・松…
都築章一郎(つづき・しょういちろう)氏をご存じだろうか? 日本フィギュアスケートの黎明期を作り、数多くの有名選手を育て、その礎を築いてきた大重鎮。そして誰よりもフィギュアスケートを愛する現役の指導者だ。 『羽生結弦を生んだ男 都築章一郎の道程…
『羽生結弦は捧げていく』(高山真/集英社)は、平昌オリンピックと2018~19年シーズンの羽生選手のプログラムの魅力を、余すところなく解説している1冊だ。 著者は『羽生結弦は助走をしない』で、長年の観戦歴に裏打ちされた経験と知識による、独り善がりに…
『チーム・ブライアン新たな旅』(ブライアン・オーサー:著、野口美惠:構成・翻訳/講談社)は、カナダ・トロントの会員制スポーツクラブ「クリケット・クラブ」で、男子フィギュアスケートの羽生結弦選手のコーチをしているブライアン・オーサー氏が、羽生…
大きなチャンスを逃した主人公。しかし、彼は負けなかった。「こんなこともあると思っていたよ。大丈夫、なんとかなる。きっと、この失敗にも大きな意味があるはずさ」。こう自分を納得させると、すぐさま新たな挑戦の日々を開始した──。 こんなセリフと共に…
フィギュアスケートの羽生結弦選手が平昌オリンピックで金メダルを獲得してから、すでに1ヵ月以上経っている。しかし今でも私は、ショート・フリーの演技、金メダル決定後に羽生選手が流した涙や、表彰台に飛び乗る姿、日本の国旗をマントのように背負い、氷…
平昌オリンピックでも大いに盛り上がったフィギュアスケート。 世界中から集まったフィギュアスケーターが、アスリートとしてパフォーマーとして力を出し尽す姿に思わず拍手し涙を流してしまう。 どの選手も素晴らしかったのはもちろんだが、その中でも2度目…
織田信成さんといえば、フィギュアスケートへの熱い思いと涙もろく情に厚い人柄。彼を見ていて感じるのは、「想像を超える勢いでフィギュアスケートを愛している」ということだ。 もちろん、選手時代にオリンピックを経験しているほどの選手なので、単純に好…