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「遠野遥」のレビュー・書評

ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、遠野遥『浮遊』

ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、遠野遥『浮遊』

※本記事は、雑誌『ダ・ヴィンチ』2023年3月号からの転載になります。 『浮遊』 ●あらすじ● 父親ほどの年齢の男性・碧くんと一緒に暮らしている高校生のふうか。 彼女は毎夜、碧くんの元恋人をかたどったというのっぺらぼうのマネキンの隣に置かれたソファに…

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性の倫理観がぶっ飛んだ「ありえない世界」に引き込まれる! 平成生まれ初の芥川賞作家・遠野遥の新作小説

性の倫理観がぶっ飛んだ「ありえない世界」に引き込まれる! 平成生まれ初の芥川賞作家・遠野遥の新作小説

2019年に第56回文藝賞受賞の『改良』(河出書房新社)でデビュー、翌年に第163回芥川賞受賞の『破局』(河出書房新社)と、立て続けに作品を発表する1991年(平成3年)生まれの小説家・遠野遥氏。新作の『教育』(河出書房新社)は、著者初の長編作品です。…

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趣味は女装、稼いだバイト代はデリヘルに。「私」でありたいともがく男子大学生が遭遇したのは…

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女の腹には、卵子のもととなる原始卵胞というものが存在する。女は、一生ぶんの原始卵胞を、胎児のうちから腹に抱えているという。つまり多くの女は、子を生みたいかそうでないかという当人の意思とは関係なく、生まれる前から「生むための細胞」を持ってい…

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