岡本太郎
- 職業・肩書き
- タレント・その他
- ふりがな
- おかもと・たろう
ジャンル
「岡本太郎」のおすすめ記事・レビュー
-
おすすめ記事
-
レビュー・書評
満島真之介「“魂と魂の出会う場所”へと僕が来たのは、あの朝に観た太陽が始まりでした」
毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある1冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、映画『風俗行ったら人生変わったwww』で、自己完結型の童貞男という難しい役を演じ切った満島真之介さん。初の主演作へと連なって来た、その役者人生とは?
「情報が蔓延し、頭でっかちになるあまり、自分自身のことを考えづらくなっている今、この映画がやるべきことを、みんなで一緒に考え、つまずいては登り、まるでピーターパンみたいに飛んでいる気分でした」
「撮影中、ずっとそんな感覚だった」という『風俗行ったら、人生変わったwww』の飯塚健監督をはじめ、自分の役者人生は「魂と魂の出会う場所」と語る満島さん。映画デビュー作となった『11.25自決の日~三島由紀夫と若者たち』の故・若松孝二監督、舞台『祈りと怪物 ~ウィルヴィルの三姉妹~蜷川バージョン』の蜷川幸雄氏……。
「俳優としてのキャリアはまだまだ浅いのに、錚々たる方々と出会わせていただいて。だから僕は、この仕事にとっても使命を感じているんです」
だが、以前は役者の世界にはまっ…
ビジネスマンの8割が「もっと本を読みたい」
株式会社オトバンクが100人のビジネスパーソンを対象に実施した読書調査が発表された。ビジネスパーソン100人に1ヶ月の読書冊数を聞いたところ、平均が月2.9冊という結果に。また、「もっとたくさんの本を読みたいか」という質問に対しては8割の人が「そう思う」と回答した。
■1ヶ月の平均読書冊数 ・1~2冊:48% ・3~4冊:29% ・5~6冊:10% ・7冊以上:7%
結果からは多くのビジネスパーソンが月2.9冊の読書量は「少ない」と感じていることがわかる。なぜ読書量を増やせないのか? 理由の1位は「本を読む時間がない」で、2位が「鞄が重くなるので持ち歩かない」、3位が「書店に行く時間がない」となった。1位と3位を合わせると約8割の人が、「時間不足」をあげていることになる。昨今はスマホの普及により、移動中はスマホ上でネット記事やメルマガ購読などの情報収集に勤しむ人が増えている。「時間不足」は情報収集手段の多様化によるものも背景にあるのかも知れない。
■読書量を増やせていない理由(複数回答有) ・本を読む時間がない:69% ・鞄が重くなるので持ち歩かな…
岡本太郎伝説! 太陽の塔をめぐって大ゲンカ!?
昨年、生誕100周年を迎えた日本を代表する美術家・岡本太郎。没後いまなお人気は衰えず、『自分の中に毒を持て』『強く生きる言葉』『壁を破る言葉』などの本がロングセラーになるなど、若い世代にもファン層が広がっている。そんな彼の代表作といえば、やはり「太陽の塔」。この傑作が誕生したときの、驚きの伝説が明らかになった。
秘話を披露したのは、『TV Bros.』6月9日号に掲載されたミュージシャン・岡村靖幸の連載『あの娘と、遅刻と、勉強と』にゲストとして登場した作家・荒俣宏。都市における“異界”について語るなかで「太陽の塔」が話題にのぼったのがきっかけだ。
大阪万博のシンボルゾーンの中央は、建築家・丹下健三がディレクターを務め、近代的な未来のイメージで広場づくりが進められていたが、なぜかそこで呼ばれたのが、岡本太郎。当時“縄文”に傾倒していた岡本と、モダニズム建築の旗手だった丹下という組み合わせもいかがなものかと思うが、問題は岡本が、丹下デザインの大きな屋根に穴を開けて塔をつくると言い出したこと。激怒する丹下に、引き下がらない岡本…。ここで、とんでもない決着が…
“岡本太郎本”がいまなお売れ続ける理由
岡本太郎の誕生日の2月26日、「TARO100祭」を皮切りに生誕100年記念事業が動き出した。 「生誕100年という機会を“岡本太郎を次の時代に伝える”ために生かすことは、数年前から考えていた」と語るのは岡本太郎記念館館長の平野暁臣さん。 平野さんは太郎のパートナーであった故・岡本敏子の甥でもある。 「没後10年企画は次々と持ち込まれましたが、敏子は“太郎は死んでいない”と受け付けませんでした。この生誕100年事業は僕と敏子の約束でもあるのです」。 現在、東京国立近代美術館で開催中の「生誕100年 岡本太郎展(~5月8日)」をはじめ、作品集『岡本太郎 爆発大全』(河出書房新社)の出版、演劇、復刊と巨大な事業が進行している。 そして、いまなお岡本太郎の生き方、言葉を無心になって求めるように、10~20代の間で著作が売れ続ける理由を 「若い人々が太郎を求めるのは本当のことしか言わなかったから。人から聞いた話もしなかったし、自分の言葉に保険もかけなかった。若い人には自分自身でTARO WORLDに漕ぎ出して欲しいですね」 …
松尾スズキがススメる岡本太郎的生き方
岡本太郎生誕100年にあたる今年、彼の足跡を描いたドラマ『TAROの塔』がNHKで放送された。 そしてこの度、本作のDVD(発行/NHKエンタープライズ)がリリース。岡本太郎を演じたのは、演劇界の奇才・松尾スズキさんだ。 松尾さんのおススメの1冊も岡本太郎の著書、『自分の中に毒を持て』(青春文庫)。 「と言っても、読んだのはずいぶん前なんです」。 実は2006年に、主宰する大人計画の舞台『まとまったお金の唄』で、「太陽の塔を爆破しようとした過激派の話」を描いている。 「太陽の塔もその時に初めてナマで見に行って、なんて凄いんだろうと。あのスケールは近づいてみないとわからない。あのデカさのインパクトと無意味さは。岡本太郎って、僕の中ではバラエティ番組の中で道化扱いされている、人とコミュニケーションが上手くとれないおじさんみたいなイメージがあったんですけれど、それとあの迫力あるものを作った人が結びついた時にものすごい衝撃を受けた」 岡本太郎は言う。 「芸術はきれいであってはいけない。うまくあってはいけない。心地よくあって…
「岡本太郎」のおすすめ記事をもっと見る
「岡本太郎」のレビュー・書評をもっと見る