テリー伊藤と堂場瞬一が、こだわりの愛車から自動運転の未来まで語る「これからの車の話をしよう」イベントレポート
50台以上の愛車遍歴を誇り、車に関する書籍も多数出しているテリー伊藤。車への造詣が深く、最新刊『犬の報酬』(中央公論新社)では“自動運転”をモチーフにした作家の堂場瞬一。今回は『犬の報酬』出版記念として、そんな車偏愛家の二人による「これからの車」についてトークイベントが行われた。車が大好きな二人だからこそ思う、未来の車のあるべき姿とは?
テリー伊藤(以下、テリー) まずは、堂場さんの愛車遍歴についてお聞きしたいところですね。今までどんな車に乗ってこられたんですか?
堂場瞬一(以下、堂場) 一番初めはホンダのCR-X(シーアール-エックス)という車ですね。すごく小さなFF(前輪駆動)のスポーツカーなんですけど良い車で、これで運転を覚えました。そのあとにバイエルンの会社に乗り換えて、それからはずっと。僕、同じメーカーの車に乗り続ける傾向があって。
テリー 浮気性じゃないんだ。
堂場 テリーさんはどんな車に乗っているんですか?
テリー うーん、僕にとってのナンバーワンは、ホンダのビートかな。近田春夫さんが同じやつに乗っていたのを勧められてね、僕も買ったわけ。二人…