EXILE・橘ケンチ 自身と重ねて読んだファンタジー小説。『レーエンデ国物語』・作者・多崎礼と、作品を通じて執筆業を語り合う対談インタビュー
全5巻に及ぶ長編大作ファンタジー小説『レーエンデ国物語』。「革命」をテーマに、架空の国家・レーエンデ国での群像劇を描く。家系に縛られ続けた無垢な少女のユリア、寡黙な射手のトリスタンを中心に描く1巻『レーエンデ国物語』。屋敷が襲撃に遭いレーエンデ東部に行き着いた名家の少年のルチアーノ、彼が出会った怪力無双の少女であるテッサを中心に描く2巻『レーエンデ国物語 月と太陽』。「レーエンデの英雄」を題材に戯曲を描く天才劇作家のリーアン、彼の双子の弟で俳優のアーロウを中心に描く3巻『レーエンデ国物語 喝采か沈黙か』が刊行され、2024年4月17日にシリーズ最新刊の4巻『レーエンデ国物語 夜明け前』を発売する。Xをはじめ、SNSでも数多くの感想がつぶやかれる話題作だ。
本書に「希望と悲しみを胸に革命を志し、大義と共に成長するヒトの生命力の虜になりました」と推薦コメントを寄せたのは、自身も大の読書家で、2023年2月に処女作『パーマネント・ブルー』(文藝春秋)で小説家デビューも果たした橘ケンチさん。EXILE、EXILE THE SECONDのパフォーマーと…