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「古谷田奈月」のレビュー・書評

児童福祉の専門家が性犯罪の加害者に!? “正しさ”が乱立する矛盾だらけの現代を揺さぶる、衝撃作!

児童福祉の専門家が性犯罪の加害者に!? “正しさ”が乱立する矛盾だらけの現代を揺さぶる、衝撃作!

本書『フィールダー』(古谷田奈月/集英社)は、読み手の足元がぐらつく小説である。 総合出版社・立象社の社会派オピニオン誌の編集者である主人公・橘泰介は、担当である児童福祉の専門家、黒岩文子が女児に対し、性的加害しているという噂を社内の週刊誌…

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「今月のプラチナ本」は、古谷田奈月『神前酔狂宴』

「今月のプラチナ本」は、古谷田奈月『神前酔狂宴』

『神前酔狂宴』 ●あらすじ● 神社の結婚披露宴会場で働き始めたフリーターの浜野。当初は、時給の良さを目当てに働いていた浜野であったが、ある日、結婚式が壮大な“茶番”であることに気づく。「滑稽さが肝の喜劇では、登場人物全員が愚者であるべき」と、働…

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