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三浦建太郎

職業・肩書き
マンガ家
ふりがな
みうら・けんたろう

「三浦建太郎」のおすすめ記事・レビュー

「森と三浦で漫画を描いてた、ということを残したい」―森恒二が三浦建太郎と最後に作った作品を語るインタビュー〈後編〉

「森と三浦で漫画を描いてた、ということを残したい」―森恒二が三浦建太郎と最後に作った作品を語るインタビュー〈後編〉

『ベルセルク』の監修を務めている漫画家の森恒二先生は、現在「ヤングアニマルZERO」で太古の世界へとタイムスリップしてしまった大学生たちがホモ・サピエンスとともにネアンデルタール人と彼らを支配する謎の集団と戦う『創世のタイガ』を連載中だ。さらに「ヤングアニマル」誌上では不思議な夢を見る青年が許せぬ悪に鉄拳制裁を加えるダークヒーロー叙事詩『D.ダイバー』の連載を2023年から開始した。なぜ3つの作品を同時進行するのか? そして漫画にかける熱い思い、盟友三浦建太郎先生のことについて伺った。

インタビュー〈前編〉はこちら

取材・文=成田全(ナリタタモツ) 撮影=金澤正平

三浦先生が読みたいと言った『創世のタイガ』

──連載中の作品についてお伺いします。第2部に入った『創世のタイガ』ですが、今後どんな展開になるのでしょう?

森恒二(以下、森):『創世のタイガ』は人類にまだ“国”という概念がないときに、なぜネアンデルタール人などの旧人類が滅びたのか、もしかしたらホモ・サピエンスと衝突があったんじゃないか、というのを僕の想像で描いた作品です。もしその衝突があったと…

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森恒二、三浦建太郎との最後の会話は「なんで『マンダロリアン』観てないんだ!」―『ベルセルク』と亡き親友を語るインタビュー〈前編〉

森恒二、三浦建太郎との最後の会話は「なんで『マンダロリアン』観てないんだ!」―『ベルセルク』と亡き親友を語るインタビュー〈前編〉

1989年から連載が始まったダークファンタジーの傑作『ベルセルク』の原作者・三浦建太郎先生が2021年5月、54歳の若さで突然この世を去った。その後、最後にペン入れをしたという第364話が9月発売の「ヤングアニマル」に掲載され、その回までを収めた単行本41巻が同年末に発売された。このまま未完に終わるかと思われたが、「原作・三浦建太郎 漫画・スタジオ我画 監修・森恒二」という布陣によって2022年6月から連載が再開、2023年9月29日に単行本42巻が発売されることとなった。世界中にファンがいる作品に携わることになった経緯や思いについて、三浦先生の高校時代からの盟友である漫画家の森恒二先生に伺った。

取材・文=成田全(ナリタタモツ) 撮影=金澤正平

「何かあったら続きはよろしくな」

──『ベルセルク』連載再開時に出されたリリースには、監修すべきかどうか悩んだとありました。

森恒二(以下、森):三浦不在では『ベルセルク』は不可能ですからね、普通に考えたら。なので、冗談じゃない、本当にやめてくれと思いました。でも三浦が描きたかった最終回を知っている人間が僕…

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松崎しげる「いい黒が出せた」“黒い剣士”が主人公。1年3カ月ぶり『ベルセルク』40巻発売にファン大歓喜!

松崎しげる「いい黒が出せた」“黒い剣士”が主人公。1年3カ月ぶり『ベルセルク』40巻発売にファン大歓喜!

 2018年9月28日(金)、三浦建太郎のダークファンタジー漫画『ベルセルク』(白泉社)の最新40巻が発売された。前回からおよそ1年3カ月ぶりとなる新刊の発売に、ファンからは「待ってました!」「どれだけ待ち望んだか…」といった声が続出している。  同作の主人公は、右目と左腕を失ったが“黒い剣士”として恐れられているガッツ。武器が仕込まれた鉄の義手を装着し、身の丈を超えるほど巨大な剣を振るって戦う。首筋に「生け贄の烙印」が刻まれたことで、悪霊・妖魔に命を狙われ続ける宿命を背負ったガッツ。烙印を押したゴッド・ハンドと使徒への復讐を果たすべく、終わりの見えない旅を続けている―。  39巻でキーマンになったのは、物語当初からガッツと共に旅をする妖精・パック。ガッツ一行はパックの故郷・妖精島に上陸し、精神を回復する術を持つという“花吹雪く王”に謁見した。40巻で描かれるのは、仲間のキャスカがかつての姿を取り戻すために奮闘するガッツ一行の姿。シールケとファルネーゼはキャスカの深層世界へと降り立ち、記憶の欠片を集めていく。  また今回は40巻という節目を記念し…

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編集者&マンガ家志望は必読! 鳥嶋和彦、三浦建太郎が『DRAGON BALL』『ベルセルク』のウラ話満載で語る「才能あるマンガ家」「面白いマンガ」の作り方

編集者&マンガ家志望は必読! 鳥嶋和彦、三浦建太郎が『DRAGON BALL』『ベルセルク』のウラ話満載で語る「才能あるマンガ家」「面白いマンガ」の作り方

 9月17日、白泉社の5つのマンガ誌(『花とゆめ』『別冊花とゆめ』『LaLa』『メロディ』『ヤングアニマル』)による「白泉社即日デビューまんが賞」が東京・御茶ノ水で開催された。

 「白泉社即日デビューまんが賞」は、持ち込まれた全原稿を即日のうちに批評&審査して、「賞金」が対象受賞者に「希望雑誌での連載デビュー」が与えられる異色のマンガ大賞。当日は午前中から多数の参加者がエントリーし、持ち込んだ原稿の審査が行われた。

 また、当日は同じ会場で3本のスペシャル講演も実施。白泉社社長の鳥嶋和彦氏、『ベルセルク』の三浦建太郎氏、そして『赤髪の白雪姫』のあきづき空太氏&『トリピタカ・トリニーク』の鈴木ジュリエッタ氏がユニークな視点でマンガ制作にまつわるアドバイスを伝授。本記事ではそのうち、鳥嶋氏と三浦氏の講演をレポートしたい。

■テーマ(1)「漫画家の育成発見 鳥山明の作り方」鳥嶋和彦氏

 最初の講演に登場したのは白泉社の社長・鳥嶋和彦氏。「私は口が上手いので、皆さんはそこそこ騙されて帰ってください」などと冗談めかしつつ語り始めたのは、マンガ家をどのように…

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新生鷹の団の使徒“グルンベルド”の過去を描く! 『ベルセルク』39巻と同日発売した初のノベライズとは?

新生鷹の団の使徒“グルンベルド”の過去を描く! 『ベルセルク』39巻と同日発売した初のノベライズとは?

『小説ベルセルク 炎竜の騎士』(深見真:著、三浦建太郎:原作/白泉社) 1989年から連載が続くダークファンタジー『ベルセルク』。黒い剣士と恐れられ、身の丈を超える巨大な剣を持つ隻眼の主人公ガッツが、己の肉体に生贄の烙印を刻まれた復讐のため、そして愛する仲間を救うために戦う物語だ。そのストーリーの外伝が今回初めて小説として書き下ろされ、6月23日に『小説ベルセルク 炎竜の騎士』(深見真:著、三浦建太郎:原作/白泉社)として発売された。その主人公は「炎の巨竜」の異名を持つ武人であり、新生鷹の団の幹部であるグルンベルドだ。

グルンベルドがガッツと初めて戦ったのは、魔女のシールケがガッツと旅を共にするきっかけとなったエピソードだった(コミックス26~27巻に所収)。シールケの師である霊樹の館に棲む魔女フローラが、新生鷹の団の戦魔兵に襲われ、館もろとも火を放たれてしまう。そこへ使徒ゾッドらとともに現れたのがグルンベルドだ。ガッツを上回る巨躯を誇り、竜の鎧と盾を身に着けたグルンベルドは「鷹の団の一武人として黒い剣士に一騎撃ちを所望する」とのたまい、戦槌(ウォ…

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TVアニメ「ベルセルク」2期決定に興奮の声「楽しみ過ぎる!」

TVアニメ「ベルセルク」2期決定に興奮の声「楽しみ過ぎる!」

 アニメイズム枠(MBS系列)と、WOWOWにてTVアニメ「ベルセルク」の2期が2017年4月より放送されるということで「よっしゃ来たああ! 楽しみいいいいい!」と期待の声が上がっている。

 アニメ「ベルセルク」は、シリーズ累計発行部数4,000万部を突破する同名コミックが原作。巨大な剣「ドラゴンころし」を持ち、鉄の義手を付けた「黒い剣士」ガッツの復讐の旅が描かれている。同漫画は過去にアニメ化されているのだが、2017年4月に放送されるのは、2016年7月に放送されたTVアニメ「ベルセルク」の続編となる。

 今回の2期決定にファンは「ベルセルク2期とか楽しみ過ぎて震えてきた」「またガッツがドラころ振り回す姿見れるとか胸熱!」と歓喜の声が。

 さらに2017年4月2日(日)には、TVアニメ「ベルセルク」ビジュアル・スペクタクル・イベント「蝕2017 ~生贄たちの宴~」が開催される。同イベントでは気になる第2期の先行上映がされる他、第1期の楽曲を担当した「9mm Parabellum Bullet」「やなぎなぎ」「平沢進」らアーティストによる生演奏が行われ…

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『自殺島』森恒二が語った、 親友・三浦建太郎が映画館で激怒!? 「あれはホント怖かった(笑)。」【Episode 2】

『自殺島』森恒二が語った、 親友・三浦建太郎が映画館で激怒!? 「あれはホント怖かった(笑)。」【Episode 2】

 漫画『ベルセルク』で知られる漫画家の三浦建太郎先生が5月6日、急性大動脈解離のため亡くなったことを白泉社が公式サイトで発表。心からご冥福をお祈り申し上げます。 【Episode 1】『自殺島』森恒二「僕らの世代は、スター・ウォーズに“調教”されてるんです」

温厚な三浦建太郎先生が激怒!?

 三浦くん(※1)と出会ったのは高校生のとき、同級生なんです。それはもうオタクとオタクの合体ですからね、ずーっとスター・ウォーズの話をするんですよ。それこそ延々と!

 三浦くんってすごく温厚で真面目で、問題起こしたことがほぼないっていう優等生、逆に僕は退学スレスレの停学生だったんですけど、映画は三浦くんといつも一緒に見に行ってたんです。見終わるとあれはどうだった、とか喧々諤々やるわけですよ。そして忘れもしないのが高3のとき。三浦くんと一緒に新宿の映画館へ行ったんです。本編が始まる前にやるコマーシャルや予告の間って、まだ客席はざわざわしてますよね。そしたら突然『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』の予告が始まったんですよ! すると温厚で真面目な三浦くんが…

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『自殺島』森恒二「僕らの世代は、スター・ウォーズに“調教”されてるんです」【Episode 1】

『自殺島』森恒二「僕らの世代は、スター・ウォーズに“調教”されてるんです」【Episode 1】

 多感な頃にスター・ウォーズと出会い、その魅力に取り憑かれたというマンガ家の森恒二先生は、映画のみならずアニメ作品までチェックしているという筋金入りのファン。ダース・ベイダーとヨーダを敬愛し、学生時代からの盟友であるマンガ家の三浦建太郎先生とは、喧々諤々の議論を戦わせたという。『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』から『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に至るまで、シリーズの持つ魅力について語っていただいた。

森恒二氏

もり・こうじ 1966年東京都生まれ。日本大学藝術学部美術学科卒。広告業界でイラストレーターとして活躍後、マンガ家となる。2000年『ヤングアニマル』で『ホーリーランド』の連載を開始、テレビドラマ化されるなど人気を集める。08年より同誌上で『自殺島』を連載中。10年からは『週刊ヤングジャンプ』に『デストロイ アンド レボリューション』も連載中。

 

スター・ウォーズで強制的にスイッチが入った

 僕は小学生のときに初めて『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』を見たんですけど、冒頭でスター・デストロイヤーが…

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ベルセルク 42 (ヤングアニマルコミックス)

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作家
三浦建太郎
スタジオ我画
森恒二
出版社
白泉社
発売日
2023-09-29
ISBN
9784592166924
作品情報を見る
白泉社 ベルセルク42 ガッツ(狂戦士の甲冑)胸像フィギュア付き特装版 (マルチメディア商品)

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作家
三浦建太郎
スタジオ我画
森恒二
出版社
白泉社
発売日
2023-09-29
ISBN
9784592106357
作品情報を見る
ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 41 (ヤングアニマルコミックス)

作家
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2021-12-24
ISBN
9784592166917
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ドゥルアンキ (ヤングアニマルコミックス)

ドゥルアンキ (ヤングアニマルコミックス)

作家
スタジオ我画
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2021-12-24
ISBN
9784592163084
作品情報を見る
ベルセルク 41 キャンバスアート&ドラマCD付き特装版 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 41 キャンバスアート&ドラマCD付き特装版 (ヤングアニマルコミックス)

作家
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2021-12-24
ISBN
9784592106296
作品情報を見る
ベルセルク 40 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 40 (ヤングアニマルコミックス)

作家
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2018-09-28
ISBN
9784592144403
作品情報を見る
小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス)

小説 ベルセルク 炎竜の騎士 (ヤングアニマルコミックス)

作家
深見真
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784592161011
作品情報を見る
ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)

ベルセルク 39 (ヤングアニマルコミックス)

作家
三浦建太郎
出版社
白泉社
発売日
2017-06-23
ISBN
9784592144397
作品情報を見る

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