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「小鳥居ゆき」のレビュー・書評

ポー読まずして恐怖を語るべからず。「黒猫」「モルグ街の殺人」を含む傑作短編集

ポー読まずして恐怖を語るべからず。「黒猫」「モルグ街の殺人」を含む傑作短編集

10代のうちにポーの小説に出会えた人は幸せです。 なぜなら、彼の作品にはミステリーのあらゆる原型があり、同時に、恐怖、幻想、冒険、怪奇といった多岐に渡る味わいすらも贅沢に詰め込まれているのですから。 『ポー名作集』に収録されているのは、彼の代…

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その真っ白な毛並みにもふもふしたいe& 白い柴犬だけを集めた偏愛ワンコ写真集

その真っ白な毛並みにもふもふしたいe& 白い柴犬だけを集めた偏愛ワンコ写真集

日本犬といえば真っ先に「柴犬」を思い浮かべる人は多いのでは? 素朴な顔立ちと忠実な性格で古くから愛されてきた柴犬ですが、なかでも雪のように真っ白な毛並みの“白柴”のかわいさは格別! つぶらな瞳、綿雪のようにふわふわな毛、くるんと丸まった短いシ…

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新婚ノロケも芸に昇華! 愛すべきオタク夫と安野モヨコの“豪腕”

新婚ノロケも芸に昇華! 愛すべきオタク夫と安野モヨコの“豪腕”

「こないだうちの彼氏がね~」 恋人(もしくは伴侶)の話は多かれ少なかれノロケになってしまうもの。DVや不倫なんかは別として、日常の愚痴は「ヤマなしオチなし意味なし」な感じで、まあ大概ノロケの範疇ですよね。 ただし、それはあくまで普通のカップル…

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本気の片思いはいつだって切ない。マジメ委員長×天然娘のほのぼの百合ラブコメディ

本気の片思いはいつだって切ない。マジメ委員長×天然娘のほのぼの百合ラブコメディ

ささ‐めき【私=語】 ささめくこと。ひそひそ話。ささやき。また、男女のむつごと。(goo国語辞書) 女の子同士がひそひそ話す内容といえば、大概が恋の話。タイトルの『ささめきこと』は辞書通りに読み取れば、「内緒の話」という意味。もうちょっと踏み込…

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セシウムを素手でわしづかみ!? “サイバラ毒”がみっちり詰まった濃厚体験ルポマンガ

セシウムを素手でわしづかみ!?  “サイバラ毒”がみっちり詰まった濃厚体験ルポマンガ

「女の無頼は西原ひとりで十分」とかつて評したのはいしかわじゅんでしたが、あらためて彼女の体験ルポを読み返すと「マンガ業界の無頼は西原ひとりで十分」と言い直したくなります。 だって男女ひっくるめて見ても、こんなにもあちこちで体張って、身銭切っ…

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内田春菊はいつも誰かに怒っている。だが、怒りこそが彼女の“才能”なのだ

内田春菊はいつも誰かに怒っている。だが、怒りこそが彼女の“才能”なのだ

結婚・離婚歴3回、父親違いの子どもが4人、元夫の現パートナーと事実婚で同居中。 そんな波乱万丈な子育てエッセイ『私たちは繁殖している』で知られる内田春菊ですが、本作は『繁殖』のほぼ続編といっていいでしょう。『繁殖』はまだ完結していないし、登場…

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「クソブタ!!」と夫を罵倒! まったり癒してときどき凶暴。ここに愛され女の見本あり

「クソブタ!!」と夫を罵倒! まったり癒してときどき凶暴。ここに愛され女の見本あり

「妻かわいいよ妻」「この奥さん面白い!」「オレも結婚したくなった」 このマンガが発売された直後、周囲の男たちが皆こぞって“妻”を絶賛する様子に、私ははたと気づきました。「本当の本当に“モテる女”って、この妻みたいなタイプなのかもしれない…!」 内…

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貧乏で、人恋しくて、未来が見えなくて。28歳・無職・マンガ家志望の男が東京迷路を右往左往

貧乏で、人恋しくて、未来が見えなくて。28歳・無職・マンガ家志望の男が東京迷路を右往左往

まさかカラスヤサトシに泣かされるなんて…。 だってこの人、「キモカッコワルイ」が売りのギャグ漫画家ですよ? 著者名そのままの4コマ『カラスヤサトシ』では小学生並みのアホな言動全開ですよ? 趣味はガシャポン人形遊びと南京玉すだれな男ですよ!? それ…

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