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小保方晴子

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おぼかた・はるこ

「小保方晴子」のおすすめ記事・レビュー

「理研」は科学者の楽園か? その成り立ちと歴史を追うことで、見えてくるものとは――

「理研」は科学者の楽園か? その成り立ちと歴史を追うことで、見えてくるものとは――

『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所(河出文庫)』(宮田親平/河出書房新社)

 STAP細胞に関連する一連の騒動を発端に、「理化学研究所」のイメージは著しく低下してしまったように思う。先日、小保方晴子さんが『あの日』という著書を出版された。その内容は「理研」の印象を更に不可解にさせる内容でもあった。

 本当に「理研」とは一体何なのだろうか?

 現在の理研の様子からうかがい知ろうとすることも大切だが、その成立理由や歴史から見てみるのも一つの手だろう。

『「科学者の楽園」をつくった男 大河内正敏と理化学研究所(河出文庫)』(宮田親平/河出書房新社)は、「理研」がどのように発足し、大正、昭和、そして戦争の時代を経て、現代まで続いてきたその歴史を、理研の三代目所長、大河内正敏の一生と共に追っている傑作ノンフィクションだ。

「理研」が誕生したのは1917年(大正6年)。化学者である高峰譲吉の発案と、実業家として名高い渋沢栄一らの後押しで創立した。その背景には第一次世界大戦における「危機感」があった。戦争に必要な技術、物資などを海外に頼らざるを得…

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【小保方晴子氏『あの日』レビュー】描かれていたのは、少女マンガ的な半生とある人物への怒り

【小保方晴子氏『あの日』レビュー】描かれていたのは、少女マンガ的な半生とある人物への怒り

『あの日』(小保方晴子/講談社)

 真っ白な表紙に、センス良く配置された書体で「あの日小保方晴子」と書かれている。まるで名刺のようなデザインだ。だが悲しいかな。流通時についたのか、書店に平積みにされた本の2割程度がうっすらと汚れていた。なるべくきれいなものを選んで、レジに持っていくことにした。

 小保方晴子さんが手記『あの日』(講談社)を出版するという情報が、インターネット上に出回ったのは発売前日の1月27日。よくリークされなかったと関心しつつも、ちょうど甘利経済再生担当相の現金授受&接待疑惑で沸いていたこともあり、もはや「そういえばSTAP細胞って、結局なかったんだよね……?」程度の気持ちしか持てなかった。そもそも「あの日」って、一体いつのこと?

 ページをめくるといきなり「あの日に戻れるよ、と神様に言われたら、私はこれまでの人生のどの日を選ぶだろうか。一体、いつからやり直せば、この一連の騒動を起こすことがなかったのかと考えると、自分が生まれた日さえも、呪われた日のように思えます」とあった。……。

 さらに進めていくと、STAP論文指導者で、小保方さ…

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抑えきれない“嫉妬” ―その感情を処理する7つの方法

抑えきれない“嫉妬” ―その感情を処理する7つの方法

『嫉妬をとめられない人』(片田珠美/小学館)

 嫉妬は辛い。このダ・ヴィンチニュースでもほかの記事がうまく書けているのを見ると妬ましくたまらない。そして、自分の書いたものはまったく面白みのない駄作に思えて、しばらく立ち直れず。おかげでしょっちゅう原稿の締め切りを過ぎてしまう(編集者様、ごめんなさい)。自分をがんじがらめにするこの感情から逃れられたら、どんなにもっとスムーズに仕事ができるだろう。

 嫉妬の感情が暴走すると、大きな事件に発展することもあるようだ。先日、小保方晴子氏の博士号が取り消された。早稲田大学は研究指導、学位審査過程に欠陥があったことを認め、異例ながら1年間の猶予期間を設けたものの、十分に修正された博士論文が提出されなかったという。理化学研究所の優秀な研究者がバックアップし、世界の中でも権威のある科学雑誌『ネイチャー』に論文が掲載されたSTAP細胞。なぜ、そのずさんな研究の実態に周囲は気づかなかったのか。精神科医・片田珠美氏は著書『嫉妬をとめられない人』(片田珠美/小学館)において、この事件の側面のひとつとして嫉妬の感情があったとす…

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小保方氏もこれからに期待!? 叩かれて強くなるアメリカの女性たち

小保方氏もこれからに期待!? 叩かれて強くなるアメリカの女性たち

『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』(町山智浩/マガジンハウス)

 「STAP細胞」は果たしてあるのか、ないのか――。

 小保方晴子氏をめぐる報道が後を絶たない。日本の世論は批判派と擁護派に分かれ、互いの主張を繰り広げている。

 そもそも、彼女は世紀の大発見で注目を集めたわけだが、目立つのは若くてキレイな女性であることを取り上げた記事。年相応の男性だったならばここまで騒々しいことになってなかったのではと思わずにはいられない。女性の社会進出が進んだとはいえ、トップに立って活躍することはやはり特異に見られてしまうのだろうか?

 いや、アメリカでは珍しいことではないらしい。多くの女性が企業のトップとして活躍している。『アメリカのめっちゃスゴい女性たち』(町山智浩/マガジンハウス)によると、日本企業の女性管理職率が11.1%であるのに対し、アメリカの企業の場合は43%にのぼるという。例えば、現米ヤフーCEOはマリッサ・メイヤーという女性。妊娠中の2012年に、グーグルから引き抜かれた人物だ。また、アメリカ空軍司令官は、マーガレッド・ウッドワードという人なつこい…

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小保方さんは例外? 高学歴・研究系女子たちの貧困という現実

小保方さんは例外? 高学歴・研究系女子たちの貧困という現実

『高学歴女子の貧困  女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(大理奈穂子、栗田隆子、大野左紀子:著、水月昭道:監修/光文社)

 「共働き大国」ともいわれるアメリカ。しかし、高学歴の女性が会社を辞めて専業主婦を目指す傾向を指摘し、その実態に迫った『ハウスワイフ2.0』(エミリー・マッチャー/文芸春秋)が話題になっている。多大な残業時間を強いられ、常にリストラの可能性に怯え、給料が上がらないという現状に見切りをつけ、自ら進んで専業主婦となってSNSを駆使して暮らしを楽しむ、新しいタイプの女性たちだという。

 では日本の高学歴女子はどうなっているのか。研究者を中心とした高学歴女子がワーキングプアになっている現状をつまびらかにした『高学歴女子の貧困 女子は学歴で「幸せ」になれるか?』(大理奈穂子、栗田隆子、大野左紀子:著、水月昭道:監修/光文社)を見てみよう。

 著者のひとり・大理さんは、大学非常勤講師という不安定な立場の一方、大学院にも籍を置いている。もちろん、籍を置いていれば授業料もかかっているのだが、なぜそんなことをしているのかといえば、卒業すれば奨学金の…

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小保方晴子日記 (単行本)

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作家
小保方晴子
出版社
中央公論新社
発売日
2018-03-20
ISBN
9784120050640
作品情報を見る
あの日

あの日

作家
小保方晴子
出版社
講談社
発売日
2016-01-29
ISBN
9784062200127
作品情報を見る

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