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中村淳彦

職業・肩書き
作家
ふりがな
なかむら・あつひこ

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話し相手が「死にたい」と言いだしたときに、必要な死生観/悪魔の傾聴⑤

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『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)や、2度も劇場映画化された「名前のない女たち」シリーズ(宝島社)など、長年、AV女優や風俗、介護に関する社会問題を取材している、ノンフィクションライターの中村淳彦氏。3000人超を取材してきたインタビューのプロが、ついに明かす「悪魔の傾聴テクニック」が1冊に。『悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)の中から、本音を知りたい相手に使えるテクニックを、全5回でお届けします。

『悪魔の傾聴』(中村淳彦/飛鳥新社)

相手が「死にたい」と言いだした

【NG】 死んだらダメだよ! 【OK】 どうして死ぬの?

 最後にもう一つ「死に慣れる」を加えることによって、メンタルをさらに強固にさせたいと思います。

 いま生きている人は、誰も死んだことがありません。  死生観は老若男女、階層、職業、性格を超えて人それぞれです。戦後の日本は平和な時代が続いたので、死ぬのは悲しいこと、自殺は最悪な行為という共通認識があります。 『死ぬこと以外かすり傷』というベストセラーもありました。平和な時代が続いた…

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過酷な話に涙したら、相手は語りづらくなる/悪魔の傾聴④

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『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)や、2度も劇場映画化された「名前のない女たち」シリーズ(宝島社)など、長年、AV女優や風俗、介護に関する社会問題を取材している、ノンフィクションライターの中村淳彦氏。3000人超を取材してきたインタビューのプロが、ついに明かす「悪魔の傾聴テクニック」が1冊に。『悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)の中から、本音を知りたい相手に使えるテクニックを、全5回でお届けします。

『悪魔の傾聴』(中村淳彦/飛鳥新社)

相手が自殺未遂の体験を語りだした

【NG】 涙を流して哀しい人生に同情する 【OK】 相づちを打ちながら冷静に聞き続ける

 拙著『東京貧困女子。』のプロモーション時に特設サイトをつくりました。そこで筆者の悪魔の傾聴に何度も同席している女性編集者がコメントを寄せています。

【彼女たちの話を聞いたあとは、ぐったりしてしまうことが多く、帰りの電車を待つホームでは、ため息しか出ません。  中村さんがすごいのは、つい涙してしまったり、言葉を荒らげてしまう私とは違い、常に淡々とし…

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相手がズレた話をはじめたときに、方向性を戻すには/悪魔の傾聴③

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『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)や、2度も劇場映画化された「名前のない女たち」シリーズ(宝島社)など、長年、AV女優や風俗、介護に関する社会問題を取材している、ノンフィクションライターの中村淳彦氏。3000人超を取材してきたインタビューのプロが、ついに明かす「悪魔の傾聴テクニック」が1冊に。『悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)の中から、本音を知りたい相手に使えるテクニックを、全5回でお届けします。

『悪魔の傾聴』(中村淳彦/飛鳥新社)

相手がズレた話をはじめた場合

【NG】 話を遮るのは失礼なので、終わるまで聞き続ける 【OK】  間ができたときに、すかさず質問を入れて話を戻す

 コロナ前に、何人か生徒を集めて全5回の「ライター講座」をやりました。  講座終盤に、誰かをインタビューして記事にする課題をだしました。  意外にも生徒たちは、記事を書くことよりも、その前段階のインタビュー取材に大苦戦して、最低限の情報を聞くことができたのは2割程度でした。  失敗した複数の生徒から質問されたのが、「相手が…

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相手を否定してアドバイスすることが「最悪な行為」である理由/悪魔の傾聴②

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『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)や、2度も劇場映画化された「名前のない女たち」シリーズ(宝島社)など、長年、AV女優や風俗、介護に関する社会問題を取材している、ノンフィクションライターの中村淳彦氏。3000人超を取材してきたインタビューのプロが、ついに明かす「悪魔の傾聴テクニック」が1冊に。『悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)の中から、本音を知りたい相手に使えるテクニックを、全5回でお届けします。

『悪魔の傾聴』(中村淳彦/飛鳥新社)

支援が必要な相手に対して

【NG】 助けるため、積極的にアドバイスする 【OK】 口を挟まず、最後まで話を聞く

 自分の意見はすべて封印するべきですが、特にやってはいけないのは相手の語りを否定して、アドバイスすることです。  これはリアルな対面コミュニケーションで多くの人に見受けられる最悪な行為です。

 そもそもアドバイスする時点で対等な関係ではなく、上から目線となってしまいます。

 精神疾患を抱えて子どもをネグレクトする女性(40代シングルマザー)の語りの最中、仮に「…

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明らかに間違った行為をしている相手に、やってはいけない悪質な返答/悪魔の傾聴①

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『東京貧困女子。 彼女たちはなぜ躓いたのか』(東洋経済新報社)や、2度も劇場映画化された「名前のない女たち」シリーズ(宝島社)など、長年、AV女優や風俗、介護に関する社会問題を取材している、ノンフィクションライターの中村淳彦氏。3000人超を取材してきたインタビューのプロが、ついに明かす「悪魔の傾聴テクニック」が1冊に。『悪魔の傾聴 会話も人間関係も思いのままに操る』(飛鳥新社)の中から、本音を知りたい相手に使えるテクニックを、全5回でお届けします。

『悪魔の傾聴』(中村淳彦/飛鳥新社)

傾聴中の聞き手の意見

【NG】 あなたはお母さんなのだから、子どもの気持ちになろうよ! 【OK】 うん、うん。そうなんだ

 女性(40代シングルマザー)の語りはなかなか深刻でした。親のネグレクトや度重なる彼氏の暴力で精神疾患になり、さらにセックス依存症のような状態でした。  それから不倫や行きずりの肉体関係を繰り返して、初婚の夫には愛想を尽かされて離婚。息子を抱えるシングルマザーとなって、さらに父親のわからない娘を出産していました。

「医者に解離性障害と診断されました…

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日本人が知らない韓国売春婦の真実

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作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2014-10-10
ISBN
9784800230270
作品情報を見る
名前のない女たち―企画AV女優10人の人生

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作家
中村淳彦
出版社
宝島社
発売日
2009-03-06
ISBN
9784796670081
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名前のない女たち 企画AV女優20人の人生

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作家
中村淳彦
出版社
宝島社
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2002-06-14
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9784796627696
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アタシは生きる!! AV女優22人の人生

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中村淳彦
出版社
宝島社
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ルポ池袋 アンダーワールド

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作家
中村淳彦
花房観音
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大洋図書
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2022-05-20
ISBN
9784813022879
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