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野村克也

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「野村克也」のおすすめ記事・レビュー

ノムさん語り尽くす! 裏話だらけの本当のプロ野球史【野村克也氏インタビュー】

ノムさん語り尽くす! 裏話だらけの本当のプロ野球史【野村克也氏インタビュー】

写真:藤岡雅樹

『私のプロ野球80年史』(野村克也/小学館)

 著書はこれまで100冊をゆうに超えるという。野球を知らない人も知る「ノムさん」こと野村克也氏である。野村氏ほど、多くを語れる野球人はまずいない。これまで選手として、監督として、常に新しいことを模索し、唯一無二の実績を残してきた。「私の人生は、日本プロ野球の歴史にほぼ重なる」という同氏が、「見て、聞いて、体験して」きたことを綴った『私のプロ野球80年史』(小学館)が出版された。御年82にして、なおもメディアに引っ張りだこの野村氏に、話を伺った。

プロ意識=恥意識。野球のことは語れるのが当たり前

「なんでこんな仕事多いの?」

 開口一番、お馴染みのボヤキが飛び出した。いかに野村氏がすごいかということに他ならないのだが、ボヤキは止まらない。

「こんなオレにすごいよね。でもオレがすごいんじゃないよ。野球界がバカばっかりだからだね。『プロ意識=恥意識』。野球のことを聞かれて答えられないんじゃ恥ずかしい。そういう思いがあってやってきたよ」

 一刀両断のボヤキ節ながら、「まあ周りの連中が引き立ててく…

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ボヤキも意図があってのこと。組織に役立つノムさんの言葉。 「叱っていい人」と「そうでない人」の差は?

ボヤキも意図があってのこと。組織に役立つノムさんの言葉。 「叱っていい人」と「そうでない人」の差は?

『一流のリーダーになる 野村の言葉』(新星出版社)

 日本で国民的スポーツとして人気を博してきた野球。「トップバッターは誰だ?」「代打を頼む」「うちの四番です」――。思えば「十八番」など多くの歌舞伎用語が私たちの日常に浸透しているように、長年親しまれてきた野球も、その用語が一般社会でも使われている。

 野球には、スポーツを超えた“組織論”や“リーダー哲学”といった、ビジネスの世界に通じるメソッドが詰まっている。繰り広げられる試合は、“ドラマ”に満ちているだけでなく、時に見る者の“人生”に重なり、チームプレーはあらゆる組織に通じる。

 エースがマウンドで孤軍奮闘していたかと思えば、仲間が必死に食らいついてピンチを救い、局面を打開する。指揮官はチームのため、時に冷淡に采配をふるいつつも、一人ひとりの個性を把握し、育成に心を砕く。組織のため、それぞれのため。

 こうした組織論やリーダー哲学について語らせたら、野球界でノムさんこと野球評論家の野村克也氏の右に出る者はいない。その野村氏が『一流のリーダーになる 野村の言葉』(新星出版社)を上梓した。これまで数々の名…

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「人気がないから話題にもならん」 人生は紙一重!? 野村元監督が名捕手から名監督になるまで

「人気がないから話題にもならん」 人生は紙一重!? 野村元監督が名捕手から名監督になるまで

 プロ野球の人気は低下の一途をたどっているという。東京オリンピックでは3大会ぶりに競技復活をとげたにもかかわらずだ。そんな時節に、その知性とユーモアあふれる「ボヤキ節」がいつもニュースになる野村克也氏が『野村の遺言』(小学館)を出版。連日、メディアが列をつくって取材に訪れた野村氏に、インタビューをさせてもらった。

キャッチャーは脚本家。アクターの選手をどう動かすかを決める

 同書ではじめに、野村氏は憂える。

プロ野球のレベルは低下しているのではないか――。 近ごろ、私はそう思えてならない。

大きな原因は、名捕手と呼ばれるキャッチャーが少なくなったこと。野球は、「監督の分身」であるキャッチャーがサインを出し、それに従って他の選手が動いてはじまる。だから、「キャッチャーは脚本家」と同氏は説く。選手たちはいわば“アクター”。

 映画に例えて続ける。

いい脚本からダメな映画が生まれることはあっても、 ダメな脚本からいい映画が生まれることは絶対にない。

 つまり、優れた捕手がいて残念な野球になることはあっても、捕手が拙ければレベルの高い野球になるはずがないとい…

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ノムさんがひょう変! あの大谷翔平を絶賛「老い先短い人生の、新たな楽しみ」

ノムさんがひょう変! あの大谷翔平を絶賛「老い先短い人生の、新たな楽しみ」

『強打者列伝』(野村克也/KADOKAWA 角川書店)

 「外野手出身に名監督はいない」

 広島カープのみならず、WBC日本代表の監督をも務めた山本浩二を指して、こう語るのは野村克也、そうノムさんである。

 その理由は「たいがいの外野手が守っているときに考えるのは、せいぜい守備位置くらい。(中略)外野手という人種は、隙を見て相手の嫌がることをするという発想が乏しい」から。外野手出身の山本浩二は、だからこそ監督として成功できなかったのだという(監督山本は、カープでは10シーズン戦って優勝1回のみでBクラス7回、WBCでは準決勝で敗退)。

 この論が正しいのなら、イチローが、松井秀喜が、監督をやったらどうなるだろう? その答えはまだ知る由もないが、一つ、野球を見る楽しみが増えるというものだ。

 さて、ご紹介したくだりはノムさんの新著『強打者列伝』(野村克也/KADOKAWA 角川書店)の一節である。同書は「プロ野球史上最強の打者は誰か?」をテーマに、あらゆる時代、あらゆるタイプの強打者を技術や人物など様々な面から、ノムさんが評していく一冊だ。

 本書で「強打…

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注目の新刊 『負けかたの極意』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

注目の新刊 『負けかたの極意』 ダ・ヴィンチ2013年8月号

「人は勝利から学ばない」「敗者は勝者より考える」「再生も負けからはじまる」など「負け」も数多く経てきた名将だからこそ説得力のある言葉の数々に、学ぶことの多い一冊だ。記憶に頼らず記録(メモ)に残すことの効果など、負けを活かすための具体例も豊富。

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山本浩二が監督でWBCは勝てるのか?

山本浩二が監督でWBCは勝てるのか?

 選手会の参加ボイコットに始まり監督決定に至るまで、なかなかひと筋縄に行かなかったWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)問題。それでも、山本浩二氏が正式に監督就任し、侍ジャパンはなんとか来年春に向けた一歩を踏み出した。

 ところで、その監督となった山本氏だが、2005年に広島カープの監督を退いて以来、08年に北京オリンピックのコーチを務めた程度で、若い年齢層にはなんとも馴染みがない。いったいどんな人? と、過去の著作を調べても皆無に近い状況だ。唯一、自身が監督采配について考えを述べているのは、広島カープの監督に初めて就任した1989年3月に、それまでの解説者時代に週刊誌に連載していた記事をまとめた『浩二の赤ヘル野球』(文藝春秋)がある程度。年に数度のペースで著書を出している野村克也氏や、『采配』(ダイヤモンド社)がベストセラーとなった落合博満氏などとはまさに対極の存在だ。

 となれば、あとは少しでもその“匂い”を感じ取れるものを探すしかない。そこで、同氏が30年以上にわたり選手、監督として関わってきた「広島カープ」をキーワードとして調べてみた…

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証言 大谷翔平 (宝島社新書)

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作家
張本 勲
野村克也
江本孟紀
ほか
出版社
宝島社
発売日
2021-06-10
ISBN
9784299018281
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野村克也の「菜根譚」

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作家
野村克也
出版社
宝島社
発売日
2013-11-08
ISBN
9784800211040
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生き残る技術

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作家
野村克也
出版社
竹書房
発売日
2020-01-31
ISBN
9784801921535
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