松本まりかが、セックスレス夫婦を描いた漫画『それでも愛を誓いますか?』 に感じた、依存しない生き方の重要性
結婚8年目、専業主婦の純(35歳)と夫・武頼(39歳)のあいだには子どもがいない。仲はいいけど、セックスレスは5年目に突入し、出産のタイムリミットも迫るなか、焦りと苛立ちを抱える純に、けれど武頼は向きあおうとしない――。“その話”さえなければ仲良し夫婦。でも、触れあうこともできず、将来のことも話しあえないなんて、夫婦って言えるの? そんな切実な葛藤を描いたマンガ『それでも愛を誓いますか?』。累計発行部数150万部突破の同作がついにドラマ化され10月2日より放送がスタート! 純役をつとめる主演の松本まりかさんにお話を伺いました。
(取材・文=立花もも 撮影=干川修)
――セックスレス、というのは夫婦にとってかなり切実なテーマですよね。純のように、子どもが欲しいと思っている女性にとっては、とくに。 『それでも愛を誓いますか?』1巻(萩原ケイク/双葉社)松本まりか(以下、松本):“妻だけED”なんて言葉がありますけれど、こんなに悲しいことはないですよね。もちろん、女性側が拒絶するケースもあるでしょうし、どちらの立場であってもつらいと思うんですけど……。…