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ビートたけし

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びーとたけし

「ビートたけし」のおすすめ記事・レビュー

お笑いが標準語主義を変えた? たけしやさんまの「ことば」の影響力

お笑いが標準語主義を変えた? たけしやさんまの「ことば」の影響力

『お笑い芸人の言語学: テレビから読み解く「ことば」の空間』(吉村誠/ナカニシヤ出版)

「標準語」としてドラマや映画、あるいはアニメで話されている言語に違和感を持ったことはないだろうか。どこかよそよそしく聞こえる「標準語のようなもの」は、日本人の日常との距離が感じられてならない。そう、多くのメディアで「標準語」とされてきた言葉には生活感がないのである。

 こうした背景には書き言葉を偏重してきた国語教育の弊害があるのではないか。明石家さんまら多くのお笑い芸人と交流があり、「M-1グランプリ」創設時のプロデューサーも務めた吉村誠氏は著書『お笑い芸人の言語学: テレビから読み解く「ことば」の空間』(ナカニシヤ出版)の中で、日本人の言語空間を見つめ直す。自身がかつて深く関わってきたテレビ界から分かる「ことば」の移り変わりは、「標準語」優位の国語教育に一石を投じるだろう。

 インターネットが普及し、情報源として一般化された現代ではあるが、それでもなおメディアの王様は、吉村氏が主張するようにテレビと言っていいだろう。そして、テレビで使われてきた「ことば」には日本人…

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“顔面世界遺産”役者達の“顔バトル”は必見! 映画「アウトレイジ 最終章」追加キャスト&特報映像公開に期待の声続々

“顔面世界遺産”役者達の“顔バトル”は必見! 映画「アウトレイジ 最終章」追加キャスト&特報映像公開に期待の声続々

 2017年10月7日(土)公開の映画「アウトレイジ 最終章」の追加キャストが発表された。大森南朋、ピエール瀧、大杉漣といったそうそうたるキャスト陣には「凄いメンツにドキドキ感が止まらない」「ピエール瀧も大森南朋もヤクザはまりすぎだろ」「最終章観るまでは絶対に死ねない!!」と興奮の声が後を絶たない。

 最終章と銘打たれた今作には、ビートたけし演じる大友組・元組長の大友、西田敏行演じる花菱会の幹部・西野といった「アウトレイジ ビヨンド」の生き残りの他に、大森南朋、ピエール瀧、岸部一徳、大杉漣、原田泰造、池内博之が新たにキャスティングされた。

 特に映画「凶悪」の元暴力団組長・須藤純次など数々の悪役を演じてきたピエール瀧が登場するとあって「チラッと映るピエール瀧がメッチャ怖い…!!」「ヤクザはまりすぎだろ」「アウトレイジにピエール瀧ということだけを頼りに公開まで生きていきます」といった期待の声が寄せられている。

 追加キャストと共に公開された特報動画は、大友の容赦ない発砲に始まり登場人物たちの短いカット、そして「全員、暴走」というキャッチコピーが流れる。両…

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ドラマ「破獄」で脱獄囚を演じた山田孝之に絶賛の声続々!「圧巻… ほんとに怖かった…」

ドラマ「破獄」で脱獄囚を演じた山田孝之に絶賛の声続々!「圧巻… ほんとに怖かった…」

『破獄』(吉村昭/新潮社)

 テレビ東京開局記念日ドラマ特別企画として、「破獄」が2017年4月12日(水)に放送された。“史上最悪の脱獄犯”を演じた山田孝之に「圧巻… ほんとに怖かった…」「演技が凄すぎる!」といった反響が巻き起こっている。

 同ドラマは吉村昭の同名小説が原作。深みのある人間描写に定評のある深川栄洋が監督を務め、脱獄を繰り返した無期懲役犯・佐久間清太郎と、情に厚く佐久間とも面識のあった看守部長・浦田進との攻防と交流が、網走刑務所を舞台に展開された。

 主人公の浦田を演じたのは、3年ぶりのドラマ主演となるビートたけし。クランクイン直後に「『生きる』という深いテーマ性がある作品なので、うまく演じきれるか少し緊張しています」とコメントを残すほど、同作には緊張感をもって挑んでいた。そんな浦田と対峙する脱獄犯・佐久間を演じた山田も台本を読んで、「心身ともにボロボロになるだろうなと思いましたが、不思議なもので挑戦したくなるんです」と、特別な思いを抱いていたようす。

「人間扱いをしてくれない」という窮状を浦田に訴えるために脱獄した佐久間と、立場上警察…

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ビートたけしが最先端の科学者たちと刺激的トーク! カラスの雌に激怒され、ゴリラの群れで小突かれる…珍エピソード!

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『たけしの面白科学者図鑑』(ビートたけし/新潮社)

 頭の良い人ほど変わっていることが多い。物事が見えすぎると、思考回路も感性も一般人とは別のベクトルへ向いてしまうのだろうか。『たけしの面白科学者図鑑』(ビートたけし/新潮社)は、ビートたけしが生物学者との対談を通して、生き物の面白すぎる生態を紹介している。

 「ゴリラの子育てがスゴい!」「深海はダイオウイカだらけ?」「死なない虫“ネムリユスリカ”って?」などなど、目からウロコの愉快なサイエンストークが満載だ。ところが本書の面白さはこれだけではない。サイエンストークを披露する生物学者のみなさんも面白いのだ。そこで今回は一風変わった生物学者の面白エピソードをご紹介したい。

■カラス研究者の奇妙な日常

 東京大学総合研究博物館特任准教授でカラス研究者の松原始さんは、街中でカラスの観察をしている。カラスの生態を調べるには捕まえるのが一番なのだが、カラスは賢いのでなかなか捕まえられない。捕獲を諦めた松原さんはカラスから目を離さないよう追いかけながら観察しているのだが、そのため2度ほど車に轢かれかけたらしい。川を…

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ビートたけし、明石家さんま、所ジョージの番組はなぜ長続きするのか? 日本テレビの名プロデューサーが語る「テレビの3大天才」の情熱

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『たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場』(吉川圭三/小学館)

 ビートたけし、明石家さんま、所ジョージの「テレビの3大天才」を間近に見続けた名プロデューサーがその秘密を明かす『たけし、さんま、所の「すごい」仕事現場』が、2017年3月30日(木)に発売された。  世間では、いつの間にか「一発屋」という言葉が一般名詞のように扱われるようになった。流行語になりそうな「一発ギャグ」と共にテレビを席巻し、そのブームが終わればいつの間にか画面から消えていくお笑い芸人たち…。彼らの存在は、栄枯盛衰激しい芸能界を象徴している。  その対極にあるのが長く「冠番組」「レギュラー番組」を持ち続ける大御所タレント。特にビートたけし、明石家さんま、所ジョージの3人は、今もテレビでその姿を見ない日はないほど。彼らはなぜいつまでもテレビに出続けられるのか? 彼らの出演する番組が長寿なのはなぜなのか? その秘密を「世界まる見え! テレビ特捜部」「恋のから騒ぎ」など数々の長寿番組を立ち上げた名プロデューサー・吉川圭三が解き明かす。  吉川は、たけし、さんま、所の3人からの信頼が…

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「共働きだからゴミ置き場掃除の当番がつらい」『ビートたけしのTVタックル』で視聴者の共感を集めたブロガーが「町内会」トラブルを解決!

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『どこまでやるか、町内会』(紙屋高雪/ポプラ社)

 誰もが悩まされる町内会の問題に切り込んだ『どこまでやるか、町内会』(ポプラ社)が2017年2月9日(木)に刊行された。著者の紙屋高雪は3月5日(日)に、“ゴミ置き場問題”について取り上げた討論番組「ビートたけしのTVタックル」に出演。ゴミ収集のトラブルは町内会ではなく行政の問題で、「ゴミを集めるのは市町村の仕事」とコメントし、視聴者から「まったくだ。行政がやらないと個人やご近所の好き嫌いが優先されちゃう」「行政の怠慢で、自治会に余計な役割を押し付けてる」と共感を集めている。

 最近では町内会や自治会を巡って、日本各地でご近所トラブルが起こっている。高齢化で担い手がいなくなったり、子育てをする人にとって活動の負担が大きすぎたりと、町内会が抱える課題は盛りだくさん。一方で、大きな災害が起こると人と人との繋がりが注目されて、町内会の存在がクローズアップされることも。

 『どこまでやるか、町内会』はそんな町内会と行政の関係や、新興の町内会のあり方を通して、町内会に関わるすべての人の疑問や思いに答えてくれる。著…

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放送コード完全無視! 18禁妄想AVネーミング大賞も? 米トランプから、ベッキー、乙武クンまで「世界のキタノ」が放つ毒全開のぶった切りとは?

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『テレビじゃ言えない』(ビートたけし/小学館)

 最近、テレビがつまらない。そう感じるのは、「殿」の毒舌がすっかり画面から消えてしまったからではないか。70歳になり、映画の世界では「世界のキタノ」と呼ばれ、フランス政府から勲章まで受ける人になった天下のビートたけしが、政治から芸能スキャンダルまで次々にぶった切りにしたのが、『テレビじゃ言えない』(ビートたけし/小学館)だ。

 例えば「テレビじゃ言えない、危ないニッポン」の章。安倍内閣の目玉プランだった「一億総活躍社会」のスローガンを、“最悪なキャッチコピー”と一蹴。「国が国民に頑張れって強いるのは、よくよく考えりゃ『働いて税収を増やせ』『社会保障に頼るな』って言われているのとほとんど同じだろ。(中略)こんな押しつけがましい言葉に拒否反応を示さないニッポン人はやっぱりヤバい」と、警鐘を鳴らす。もちろん、新たなネーミングとして『一億総活躍・欲しがりません勝つまでは』と、持ち味全開で逆提案することも忘れない。

 また、今の日本を「一億総自主規制社会」と称し、不倫騒動のベッキーや、嘘のプロフィールでテレビから“…

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「放送コードやタブーなんてクソ食らえ!」ビートたけしが本音を包み隠さず、政治、ネット社会、教育、芸能スキャンダルをぶった切る!

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『テレビじゃ言えない』(ビートたけし/小学館)

 「最近テレビじゃ、面白いことも本当に話したいこともゼンゼン言えなくてムカムカしてるんだ」。ビートたけしが自身の本音を包み隠さず記した『テレビじゃ言えない』が2017年2月1日(水)に発売される。

 近頃のテレビはかつてないほどの自主規制であふれている。ネット社会では、番組へのクレームが直接メールなどでスポンサーに届けられたり、炎上騒ぎに繋がってしまうため、制作側も臆病になってしまっている。コンプライアンス、CMスポンサーへの配慮、そんな建前のもとにこの傾向はエスカレートするばかり。

 しかし、ビートたけしはそんなテレビ業界の現状に全く納得などしていない。同書は、テレビ上では決して発言することが許されなかった思いをビートたけし本人がまとめ、「放送コードやタブーなんてクソ食らえだ」という本音を余すことなく詰め込んで完成した。

 政治・経済、ネット社会、芸能スキャンダルなどなど…。同書でのビートたけしは毒舌のターゲットを選ばない。そこにはテレビで見せるより、もっと過激な「反逆児」としてのビートたけしの姿があ…

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「ビートたけし」の本・小説

僕は馬鹿になった: ビートたけし詩集

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作家
ビートたけし
出版社
祥伝社
発売日
2000-07-01
ISBN
9784396611071
作品情報を見る
教祖誕生 (新潮文庫 ひ 11-6)

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作家
ビートたけし
出版社
新潮社
発売日
1994-06-01
ISBN
9784101225166
作品情報を見る
たけしのグレートジャーニー

たけしのグレートジャーニー

作家
ビートたけし
関野 吉晴
塚本 勝巳
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佐藤克文
窪寺 恒己
鎌田浩毅
村山斉
西江雅之
荻巣 樹徳
山極寿一
松浦健二
出版社
新潮社
発売日
2014-05-16
ISBN
9784103812210
作品情報を見る
真説たけし: オレの毒ガス半生記 (講談社+アルファ文庫 A 38-1)

真説たけし: オレの毒ガス半生記 (講談社+アルファ文庫 A 38-1)

作家
ビートたけし
出版社
講談社
発売日
1999-06-01
ISBN
9784062563536
作品情報を見る

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