ダ・ヴィンチ編集部が選んだ「今月のプラチナ本」は、Stand With Ukraine Japan、左右社編集部『ウクライナ戦争日記』
『ウクライナ戦争日記』
●あらすじ● 「不穏な話が出てきても、決して目をそらさないでください」。2022年2月24日、ロシアによるウクライナへの侵攻が始まった。この日から、すべてが変わってしまった。キーウ、ハルキウ、マリウポリなど戦禍のウクライナに暮らす人々や、日本に暮らし、故郷に思いをよせる縁故者など、24名の当事者たちが綴った日記を収録。現在も起き続けている出来事を克明に記した、唯一無二のアンソロジー。
Stand With Ukraine Japan●東京で生まれたNGO団体。2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻の初日から、東京で働くウクライナ人をはじめ、様々な国籍の人々が集まり、ウクライナの人々への支援を行なっている。
Stand With Ukraine Japan、左右社編集部左右社 1980円(税込) 写真=首藤幹夫
編集部寸評
市井であり、姿勢の本 毎月、このプラチナ本は編集部員全員が候補を出し、話し合って決定をしている。鼻息荒く持参した本が議論の的にされるのは当事者として複雑だったりするが、民主的な手続きだとは思…