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大西礼芳

大西礼芳 写真=干川 修
職業・肩書き
タレント・その他
ふりがな
おおにし・あやか

プロフィール

最終更新 : 2022-10-28

1990年、三重県生まれ。2009年、京都造形芸術大学映画学科在学中に、同学科のプロジェクト、高橋伴明監督作品『MADE IN JAPAN 〜こらッ!〜』で主演を務める。以来、映画、ドラマ、舞台等で幅広く活躍。主な出演作は、映画『花と雨』『菊とギロチン』、ドラマ『競争の番人』など。

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 毎月3人の旬な有名人ゲストがこだわりのある一冊を選んで紹介する、ダ・ヴィンチ本誌の巻頭人気連載『あの人と本の話』。今回登場してくれたのは、大西礼芳さん。 (取材・文=松井美緒 写真=干川 修)

 大西さんにとって、宮本輝は運命の作家だった。子どもの頃から本が嫌いで、大人になってもなかなか読めた例がなかった。でも映画『幻の光』を観て、宮本輝の原作小説を手に取ると、すっと心に入ってきた。 「宮本さんの作品は、言葉と土地が結びついているからかもしれません」  私も三重出身でまだ関西弁が抜けませんが……と大西さんは続ける。 「『泥の河』なら大阪の、『螢川』なら富山の言葉が色鮮やかに響いてきます。そしてその言葉を発している主人公・二人の少年の心情が、景色とリンクしている。少年の心が動けば、川が流れて螢が飛びます。少年の心情が美しく、何というか雄大に私の心に届くんです。その土地で生きている人間の物語である、そこがとても好きなんです」  宮本輝の原点である「泥の河」と「螢川」、どちらも大好きだが、「螢川」は後半ずっと号泣し、泣きすぎて翌日も立ち直れなかった…

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