ページをめくる手が止まらない、という表現は本書のような作品のためにある言葉だ。呉勝浩氏の新刊『Q』(小学館)を読んでそう思った。3作連続で直木賞候補になった呉氏…
文芸・カルチャー
2023/12/22
渇望の果て、ようやく欲するものに出会えたら、もう身の破滅など気にしていられない。ドボドボととめどなく溢れ出る欲望を、どうしたら制御できるだろうか。まっとうな道…
文芸・カルチャー
2023/8/30
全国の書店員が選ぶ、いま一番売りたい本を決める「本屋大賞2023」の受賞作が4月12日決定した。 20回目となる今回のノミネート作品10作の中から大賞に選ばれたのは、凪良…
文芸・カルチャー
2023/4/12
いよいよ本日4月12日(水)、「本屋大賞2023」が発表される。全国の書店員が選ぶ「いま一番売りたい本」を決めるこの賞のノミネート作は今年も個性豊か。ハラハラドキドキ…
文芸・カルチャー
2023/4/12
BOOK☆WALKERでは、2023年2月13日までに配信された文芸作品の購入で、購入額の50%のコインを還元するキャンペーンを実施中だ。さらに対象作品を税抜き2万円以上購入すると…
文芸・カルチャー
2023/3/13
2022年12月5日、『このミステリーがすごい! 2023年版』(宝島社)国内編のランキングが発表された。栄えある第1位となったのは、2022年4月20日に発売された呉勝浩氏のミ…
文芸・カルチャー
2022/12/14
果たして、「自分の中に“爆弾魔”はいない」と言い切れるだろうか。内に潜んだ本性を、スズキタゴサクがずるりと引きずり出してくる。 前々作『スワン』で第41回吉川英治文…
文芸・カルチャー
2022/6/17
『羊たちの沈黙』『CURE』のようなサイコサスペンスと、『ダイ・ハード3』のスピード感を掛け合わせたら……。小説家・呉勝浩さんの最新刊『爆弾』(講談社)は、そんな着想…
文芸・カルチャー
2022/5/20
些細な傷害事件で、冴えない中年男が捕まった。その男──スズキタゴサクは、取り調べのさなかに「10時に秋葉原で爆発がある」と予言する。当初は警察も「酔っ払いの戯言」…
文芸・カルチャー
2022/5/19
第165回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)が発表された。選考会は7月14日(水)、都内で開催され、「芥川龍之介賞」は石沢麻依『貝に続く場所にて』、李琴峰『彼岸花…
文芸・カルチャー
2021/7/14
呉 勝浩 ご・かつひろ●1981年、青森県生まれ。大阪芸術大学卒。2015年に『道徳の時間』で第61回江戸川乱歩賞を獲得し作家デビューを果たす。受賞歴に『白い衝動』で第20回…
小説・エッセイ
2021/3/12
『スワン』は衝撃的な始まり方をする小説だ。首都圏の巨大ショッピングモールで無差別テロが起きる。モール内のスカイラウンジに取り残された人々。犯人は、その中にいた…
小説・エッセイ
2019/11/6
レビュー
「クレしん」野原みさえが教える愛情たっぷりな手ぬきレシピ。ポテチで作るミートローフなど【作ってみた】
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レビュー
鈴木おさむ氏が1本のTV番組でもらったギャラの最高額は1000万。32年間携わった大好きなTVについて語る『最後のテレビ論』
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恋愛はすべての生物が命がけで行う一番残酷な戦争である――人間の恋愛を生物学でシュールに解説する『あくまでクジャクの話です。』
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NHK総合でドラマ化『つまらない住宅地のすべての家』が文庫に。平凡な住宅地に脱獄犯が接近中というニュースに、住民たちは…?
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レビュー
20代前半の焦燥感、もがき続けたあの時間が詰まった青春小説。上手くいかない日々が綴られる『22歳の扉』
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