年老いたうちの猫の尻尾が二叉に分かれて“猫又”になり、ずっと一緒にいてくれないだろうか――。そんな非現実的だけど、切実な願いを抱いたことがある猫好きは少なくないだ…
文芸・カルチャー
2023/2/17
「月草が無事にヘタレを続けられて、ようございました(笑)」 そんな畠中さんの小気味良い口上と共に、人形遣い・月草と、愛想は良いが滅法口の悪い姫様人形・お華の名コ…
小説・エッセイ
2020/7/14
人の世を20年生き抜いた猫は、人の言葉を話すようになり、尻尾がふたつに割れた猫又となる。そして人の姿に化けて、長い長い時を生きていくのだ――。 という、猫好きにはた…
文芸・カルチャー
2020/1/24
古い人形が意思をもって動き出す、というのは怪談の定番だが、人形に限らず長い時を生きた道具には魂が宿るという。優れた名品や人の想いのこめられた古道具が、100年の時…
文芸・カルチャー
2019/2/23
古い器物に魂が宿り、妖と化した「付喪神」。長年大事に使われてきた古道具が妖怪になり、もしも我が家に現われたら……?畠中恵さんの「つくもがみ」シリーズは、そんな心躍…
小説・エッセイ
2019/2/20
江戸時代、家を継ぐのは長男とほぼ決まっていた。つまり、次男以下の男子は、長男のスペアとして育てられながらも、いずれは家を出て自立する方法を探さなくてはならなか…
文芸・カルチャー
2018/1/6
煉瓦街が広がりアーク灯が闇を照らす銀座に、ひっそり佇む巡査派出所。そこに勤務する原田と滝は、かまいたちに襲われた者や、瞬く間に成長を遂げる女の子の世話など、奇…
2013/9/14
町中の揉め事を裁定する神田町名主の跡取り息子、高橋麻之助。妻のお寿ずに先立たれ、傷心と放心の日々を過ごすが、相談事は後を絶たない。怪しい眠り薬、町内の大店同士…
2013/7/5
中学生の弟を養うため、元大物政治家・大堂の事務所で事務員として働く大学生の聖は、就活真っただ中。卒業後は政治などといういかがわしいものと縁を切り、サラリーマン…
2012/10/6
大人気『しゃばけ』シリーズ第11弾。「お願いです、助けて下さい」と書かれた木札を体は弱いが知恵のある長崎屋の若だんなが見つけ何とかしようとする「ろくでなしの船箪…
2012/8/6
江戸・神田町名主の跡取り息子・高橋麻之助が、町名主の色男・清十郎、同心見習いの堅物・吉五郎という二人の親友とともに、町の揉め事や謎を絶妙にさばく、江戸情緒あふ…
2011/11/5
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かつて長者番付1位の清原達郎の投資ノウハウ。「株式投資は自分の失敗からどれだけ学んだか」と語る彼が、自身の知識を全てぶちまけた『わが投資術 市場は誰に微笑むか』
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打ち上げ代を毎回払ってくれる芸人は誰?お笑いライブ制作K-PROの児島気奈が語る、知られざる「お笑いの裏側」と「芸人の素顔」