全国の軽貨物事業者が一堂に集結!一般社団法人 全国軽貨物協会第三回全国大会を開催【イベントレポート】
一般社団法人全国軽貨物協会
公開日:2025/11/18
防衛大臣・衆議院議員 小泉進次郎氏や 国土交通省 鈴木健介課長より祝辞・講演
全国の軽貨物事業者が一堂に集結!一般社団法人 全国軽貨物協会第三回全国大会を開催【イベントレポート】~防衛大臣・衆議院議員 小泉進次郎氏や 国土交通省 鈴木健介課長より祝辞・講演~
2025年11月6日(木)、東京都の帝国ホテル「光の間」にて、一般社団法人 全国軽貨物協会(所在地:東京都、代表理事:西田健太)主催による「第三回 全国大会」が開催されました。
全国各地から約80名の軽貨物団体代表者が集い、業界の現状共有や今後の方向性について活発な意見交換が行われました。

・日時:2025年11月6日(木)
・会場:帝国ホテル「光の間」
・主催:一般社団法人 全国軽貨物協会
・参加者:全国の軽貨物事業者・関連団体 約80名
■ 来賓よりの祝辞
● 参議院議員 朝日健太郎氏
続いて登壇した朝日健太郎参議院議員からも、業界関係者への日頃の労をねぎらう言葉と、本大会開催への祝意が述べられました。
会場からは温かな拍手が送られ、和やかな雰囲気の中で祝辞が続きました。
「皆さんの仕事は日本の経済や暮らしを支えるだけでなく、日本の“安全保障そのもの”だと思っています。防衛大臣という立場になっても、その思いは変わりません。皆さんと共に課題を解決し、日本をより強くしていきたい」と力強く述べ、全国大会の開催を祝しました。
・ 一般社団法人日本物流団体連合会 理事長・代表理事 河田守弘氏 「軽貨物事業者は、まさに物流の“赤血球”のような存在です。小さく見えても、産業全体を動かす血流となり、酸素を運ぶ役割を果たしています。この分野の連携が進めば、物流全体の安全性・効率性の向上につながります」と語り、協会への期待を寄せました。■ 基調講演
国土交通省 物流・自動車局 安全政策課 課長 鈴木健介氏
講演では、交通事故の発生状況や安全対策の現状をデータとともに解説し、令和7年4月から実施している新制度について説明しました。
主な内容として、「貨物軽自動車運送事業における安全管理者の設置義務化」や「適性診断の強化」など、業界に求められる新しい安全基準が紹介されました。
鈴木氏は「安全運行は業界の信頼基盤。皆さまと連携し、交通安全政策を一層推進していきたい」と語りました。
■ 乾杯挨拶
関東軽貨物協会 代表理事 矢作和徳氏
「こうして顔を合わせて話ができる機会が何より貴重です。横のつながりをつくり、業界全体を盛り上げていければ」と呼びかけ、参加者全員で乾杯が行われました。
■ 歓談・交流の時間
その後の歓談では、全国から集まった仲間同士が笑顔で語り合い、名刺交換や情報共有が活発に行われました。普段オンラインで交流しているメンバー同士が直接顔を合わせる貴重な機会となり、地域を越えた連携の芽が生まれる時間となりました。
和やかな雰囲気の中での集合写真撮影では、会場全体が一体感に包まれました。
大会では、業界発展に寄与した個人・団体への表彰が行われました。
・中部軽貨物協会 代表理事 エムサポート株式会社 代表取締役 廣井允朗氏「業界の発展につながればという思いで声を掛けたところ、ありがたいことに中部では正会員が増えています」と喜びを語りました。・九州軽貨物協会 代表幹事 ファンタジスタプロダクション株式会社 代表取締役 古森敬三氏西田代表理事から「立ち上げ期に何度も九州へ通い、多くを教えてくださった功績に感謝し、全国幹事会初代会長を任命します」との言葉が贈られました。古森氏は「ビジネス目的の団体が多い中、全国軽貨物協会は“業界の発展”を第一に考える基礎団体。利害を超えて業界を導く存在として信頼しています」と語り、会場から大きな拍手が送られました。
■ 西田健太代表理事より 活動報告
西田代表理事は、4年間の活動を振り返りながら次のように述べました。
「この協会がここまで活動を広げられたのは、ここにいる皆さん一人ひとりの協力のおかげです。課題を抱える業界の団体として、責任を持って前に進んでいきたい。」
活動報告では以下の内容が共有されました。
・加盟団体が年々増加していること・政府・行政・関係団体との連携が強化されていること
・「適正化推進会議」のロードマップ運用がスタートしたこと
・専用アプリ「K-LINK」の改良(アルコールチェックやGPS機能の活用)
次回の「適正化推進会議」は2026年2月に開催予定と発表されました。

一般社団法人全国軽貨物協会 特別顧問 株式会社イー・ロジット 取締役会長 角井亮一氏
「西田代表が業界のために走り続けてきたからこそ、ここまでの広がりが生まれた。一事業者にとどまらず、業界全体を見据えて行動してきた姿勢が素晴らしい。
軽貨物事業の“産業化”は日本にとって必須です」と述べ、会場を力強い言葉で締めくくりました。
■ 今後の展望
本大会を通じて、全国の団体間ネットワークがより強化され、業界全体の未来に向けた一歩が踏み出されました。
全国軽貨物協会では、引き続き「安心・安全・持続可能な軽貨物業界」の実現を目指し、行政・民間・団体が一体となって活動を推進してまいります。

