2012年もっとも読まれた電子書籍レビュー ベスト5(小説・エッセイ編)

なんでもランキング

2012/12/29

今年もいよいよあとわずか。2012年は楽天のkoboやアマゾンのkindleといった新しい電子書籍専用端末が発売されて、いよいよ本格的に電子書籍が普及する環境が整いはじめた感じがするラコね。そんな今年1年間にダ・ヴィンチ電子ナビの「電子書籍レビュー」でもっとも読まれた記事を紹介するよ。今日は「小説・エッセイ編」だラコ~。

1位
Yahoo!知恵袋の伝説の質問がコミック化!
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。
  • 著者名:K.Kajunsky
  • 発売元 : PHP研究所
  • 価格:950円

 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています」というというインパクトのあるタイトルに思わず「どういうことだ? 読んでみたい!」と思いました。Yahoo!知恵袋で実際にあった質問がコミック化されたもので、この衝撃的なタイトルが「実際にあった」ということがまた興味をそそられたポイントです。
 奥さんが死んだふりをするシーンは頭に「はてなマーク」がたくさんつきます。旦那さんが質問したくなる気持ちがよくわかりました…⇒続きを読む(レビュアー:前林里佳子)

2位
家事をしなくなった母親と、娘2人のオアシスや、いずこ
オアシス
オアシス
  • 著者名:生田紗代
  • 発売元 : 河出書房新社
  • 価格:864円

 作者の生田紗代は81年生まれ。2003年に大学在学中、この小説で第40回文藝賞を受賞。とても簡単に読めてしまう作品です。
 描かれる風景も人物設定も、どこにでもあるような倦怠感とルーティーンばかり。それでも退屈しないのは話の展開の仕方と、文章が見事に同じ波長だからでしょうか。淡々としながら、何か起こりそうな日常。ときどき突き刺さるような会話の中の何気ない家族の冷たいひとこと。母と娘たちの微妙な関係…⇒続きを読む(レビュアー:ワイコブ)

3位
平均寿命34歳の国で、本当に意味のある国際協力と向き合う医師の奮闘記
世界で一番いのちの短い国 シエラレオネの国境なき医師団
世界で一番いのちの短い国 シエラレオネの国境なき医師団
  • 著者名:山本敏晴
  • 発売元 : 小学館
  • 価格:658円

 皆さんは日本の平均寿命をご存じだろうか? 本によると男女共に80歳前後、女性の平均寿命は世界でも1位、2位を争う長さだ。「世界で一番いのちの短い国」と題されたこの本に登場するのはシエラレオネというアフリカ大陸の西に位置する国。平均寿命は34歳(2002年)であり、日本の半分以下の寿命なのである。国際協力やボランティアに少なからず興味のある私は、この内容をもっと知りたくなった。
 国際協力の本というと堅苦しいイメージ。だが…⇒続きを読む(レビュアー:前林里佳子)

4位
切なく笑える“30過ぎてからのオトコの恋愛マニュアル”
スイングアウト・ブラザース
スイングアウト・ブラザース
  • 著者名:石田衣良
  • 発売元 : 光文社
  • 価格:1,050円

 IWGP(池袋ウェストゲートパーク)シリーズでティーン層から絶大な支持を受け、さらに「4TEEN」で直木賞を受賞している石田衣良の新作がこの「スイングアウト・ブラザース」。この作品を紙の本発売からあまり間を置かずにリリースされた電子書籍版で読んでみた。
 大学時代からの腐れ縁がなんとなく続く、やや冴えない33歳の男3人組が主人公。
 ほぼ同時期に彼女に振られた3人。ゆえに"スイングアウト(三振)・ブラザース"(^^;)。この3名が大学時代に憧れていた…⇒続きを読む(レビュアー:サイトウタクミ)

5位
男も女も必読! えぐるほどに痛く正しくまっとうな、女子力&モテの指南書
アラサーちゃん
アラサーちゃん
  • 著者名:峰なゆか
  • 発売元 : KADOKAWA
  • 価格:720円

 田中みな実アナにイラっとするのはぶりっこのせいじゃなくて、世の中の女子は男が思うほど彼女に嫉妬したりむかついたりしていないよ、でもどう説明していいかわかんねえなあ!……ということの答えがこのコミックに詰まっていたような気がします。元AV女優でライターの著者の、“女子”という生き物を描き切ったその洞察力と観察眼に、とりもなおさずひれ伏す勢いです。
女というのはとにもかくにも面倒くさい生き物…⇒続きを読む(レビュアー:立花もも)

いかがでしたか? 1位の『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』はニュースサイトでも取り上げられて、電子書籍がたくさん売れたらしいよ。明日は同じくもっとも読まれた電子書籍レビューのコミック編をご紹介するラコよ!