やりがいが無い、将来が見えない…迷える社会人を救う お仕事マンガベスト5
更新日:2014/4/3
4月に入り、外を歩くと初々しいスーツ姿を多く見かけるようになりました。新入社員達は今までと全く違った環境に置かれ、やらなければいけないタスクも多く、いろいろ悩みをかかえてしまいがちだと思います。そしてキャリアを積んだら積んだでまた別の悩みが発生してしまうのが社会人というもの…。今回はそんな迷える社会人を救うため、All Aboutで「マンガ・コミック」ガイドを担当しているライターの坪谷真樹氏に迷える社会人を救うお仕事マンガをランキング形式で選んでもらいました!
坪谷真樹
All About「マンガ・コミック」ガイド担当。幼少からのマンガ好きが長じ、マンガに特化した電子書籍配信企業のポータルサイトに運営に従事。漫画家に密着したり、マンガのニュース等を読み漁る事が仕事となっている。
- 1位
- 自分を勇気づけたい時に
- 著者名:たまき ちひろ
- 発売元 : 宙出版
- 価格:853円
自分の身長にコンプレックスを持つ主人公がそれを生かして、モデルとして成功と居場所を探していく物語。コンプレックスを克服し、武器にして成長する姿に、勇気を貰える一冊。自身が短所だと思っている部分を見せなければいけないモデルという仕事を選ぶ主人公の“強さ”は疲れたり、メゲたりした時に、あなたを勇気づけてくれるでしょう。
- 2位
- 熱意を失つつある時に
- 著者名:松田奈緒子
- 発売元 : 小学館
- 価格:596円
体育会系出身の主人公が、出版社のマンガ編集部に就職。先輩や同僚、作家達と共に泣き笑いしながら作品を送り出していきます。ポテンシャル、モチベーションがあり、誠意を持って物事に真剣に向き合える人ほど、熱意が周囲を巻き込み仕事や環境にも恵まれていくという“正”のスパイラルのおこし方が見えてくるはずです。
- 3位
- 仕事のやりがいについて考えた時に
- 著者名:せきやてつじ
- 発売元 : 小学館
- 価格:545円
大学を休学してイタリア料理のシェフを目指す主人公の物語。社会人(プロ)として料理の世界に飛び込んだ鼻っ柱の強い主人公が、料理人としてだけではなく、サービスマンや営業などの業務を経験しながら店を成長させる姿は痛快の一言。調理場で険悪だった先輩との関係が次第に変わって信頼へと繋がる様子は仕事の醍醐味を教えてくれます。
- 4位
- 向上心を持ちたい時に
- 著者名:浦沢直樹
- 発売元 : 小学館
- 価格:1,337円
言わずと知れた大名作。保険調査人であり、オックスフォード大学出身の考古学者であり、元SASのサバイバル教官でもある主人公の物語。仕事を続ける中で巻き込まれるトラブルを、人脈や経験を駆使し乗り越えていく。専門的な知識はもちろんのこと、さらに他の情報にも幅広く興味を持つというキャパシティの大きさも仕事には重要だという事が分かります。
- 5位
- 将来に対して不安になった時に
- 著者名:安野モヨコ
- 発売元 : 講談社
- 価格:555円
週刊誌の編集部を舞台にしたビジネスマンガ。主人公がひとりの女性から、『働きマン』へとスイッチを入れ男も女も関係なく、仕事に妥協せず必死に奮闘する様を描いています。恋人と会えなかったり、人と対立したりしても、“質”にこだわり全力で仕事にぶつかる姿から勇気をもらえます。物語を通して“働く事”とは何かを考えさせられる作品です。
自己啓発本やビジネス書も助けになりますが、マンガを読んで息抜きを兼ねつつ仕事に向き合ってみるのもいいですよね。自分がお仕事マンガの主人公だと思えば、仕事も楽しくなってくるかもしれませんよ!