いま、増えている「コーヒーにまつわる本」売上ベスト5

なんでもランキング

更新日:2015/1/16

 コーヒー界に「サードウェ-ブ(第3の波)」がきたと言われて久しい。その代表ともいえるカリフォルニア生まれの「Blue Bottle Coffee(ブルーボトルコーヒー)」が、ついに2月、日本に上陸する。
「セカンドウェーブ」に位置づけられるスタバも、二子玉川と下北沢、池尻に、お酒も飲める「インスパイアード バイ スターバックス」をかまえるなど、人々のコーヒーとコーヒー空間への探求はとどまることなく、話題に事欠かない。香り高い店内で、淹れたてのコーヒーを飲む時間は、まさに至福のとき。お家でもハンドドリップしたこだわりの1杯を嗜む。そんなライフスタイルが定着してか、最近増えているのが「コーヒーにまつわる本」
 そこで、ダ・ヴィンチニュースでは、ビジネス書から、絵本、マンガまで、今売れている、コーヒー本をランキング形式で紹介!

1位
珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか
珈琲店タレーランの事件簿 3  心を乱すブレンドは
珈琲店タレーランの事件簿 3  心を乱すブレンドは
  • 著者名:岡崎琢磨
  • 発売元 : 宝島社
  • 価格:

人気シリーズ第3弾。京都の小路の一角に、ひっそりと店を構える珈琲店「タレーラン」。今回の舞台は、関西バリスタNo.1を決めるバリスタ大会。実力派バリスタが集結する関西バリスタ大会に出場した「タレーラン」の切間美星は、競技中に起きた異物混入事件に巻き込まれる。出場者同士が疑心暗鬼に陥る中、付き添いのアオヤマと犯人を突き止めるべく奔走するが、第二、第三の事件が…。バリスタのプライドをかけた闘いの裏で隠された過去が明らかになっていく。珈琲は人の心を惑わすのか、癒やすのか―。美星の名推理が光る。2月には、シリーズ最新作『珈琲店タレーランの事件簿 4 ブレイクは五種類のフレーバーで』が発売予定。

2位
「サードウェーブコーヒー」プロジェクトが始動!
僕はコーヒーがのめない
僕はコーヒーがのめない
  • 著者名:川島 良彰(コーヒーハンター) (監修), 吉城 モカ (イラスト), 福田 幸江 (原著)
  • 発売元 : 小学館
  • 価格:

主人公は、コーヒーが飲めないという飲料会社の若手営業の花山。そして、花山の上司の加賀谷。2人が中心となって「サードウェーブコーヒー」のプロジェクトが始動する。しかし、花山には同僚にも言ってない秘密があったのだ…。最高級のコーヒーは「赤いダイヤ」とさえ呼ばれ、100g1万円を超える極上のコーヒーすら存在する。社内、社外のライバルや、よき仲間と出会いながら、コーヒーをめぐる珠玉のグルメ&サクセスストーリー!

3位
スタバ、セブン、マクド…珈琲に学ぶ最新ビジネス戦略
戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!
戦略は「1杯のコーヒー」から学べ!
  • 著者名:永井孝尚
  • 発売元 : KADOKAWA/中経出版
  • 価格:

ブラック金融会社を逃げ出した新町さくら。とあるきっかけでコーヒー会社・ドリームコーヒーに入社するが、彼女がはじめて知ったコーヒー業界は「ビジネス戦略」の宝庫だった。インスタント、缶コーヒー(製品イノベーション)、スタバ(外資)、セブン、マクド(異業種)、ネスレ(ビジネスモデル変革)など、ビジネステーマを網羅するコーヒー業界で、超強力ライバルを相手に、さくらとドリームコーヒーはどう生き残るのか!? コーヒーから「最新ビジネス戦略」がすべてわかる、MBA理論を学ぶ1冊。

4位
移動珈琲屋「たこ珈琲」が幸せを運ぶ!
珈琲いかがでしょう
珈琲いかがでしょう
  • 著者名:コナリミサト
  • 発売元 : マッグガーデン
  • 価格:

あなたのための珈琲を! 幸せを運ぶ移動珈琲物語第1巻。 いい香りに誘われて向かったその先に待っていたのは、素敵な移動珈琲屋「たこ珈琲」。店主が淹れる珈琲は、一杯一杯、ていねいに、誠実に、心を込めて淹れられ、なんだか気持ちがほんのりほぐれるような、そんな味。そのお店はあなたの街にもやってくるかも…!

5位
徳島の人気店から「コーヒー」を学ぶ
コーヒーの絵本
コーヒーの絵本
  • 著者名:庄野 雄治 (著), 平澤 まりこ (イラスト)
  • 発売元 : ミルブックス
  • 価格:

全国に多くのファンを持つ人気焙煎所・アアルトコーヒー(徳島県)の庄野雄治さんが、コーヒーの基本から淹れ方まで、お話仕立てで楽しくわかりやすく教えてくれる。イラストレーター・平澤まりこさんのかわいらしくほのぼのとした絵が添えられているので、美味しいコーヒーの淹れ方が本当によくわかるのが本書の特徴。「家でコーヒーをいれてみたいけど面倒そう」という方にこそおすすめの1冊。この絵本があれば、お家のコーヒーがグッと美味しくなるはず!

 ランキングは、2014年に刊行された作品に限定したが、ほかにも『珈琲時間』(豊田徹也/講談社)や『珈琲完全バイブル』(丸山健太郎/ナツメ社)など、本を開いただけで、美味しい香りがただよってきそうな「コーヒー本」がたくさんある。 コーヒー片手に、「コーヒー本」を読んでみるのはどうだろうか。いつもの2倍リラックスできるはず?
(WIN+ 2014年1月1日~2015年1月15日まで)