絶望の『がっこうぐらし!』、新刊発売『魔法使いの嫁』コミック・コンテンツ偏差値ランキング

マンガ

公開日:2015/9/16

 本記事では、9月7日(月)〜9月13日(日)のツイート数からコンテンツ偏差値を指標として算出、1週間単位で上位10位を発表する。

9月7日(月)〜9月13日(日)

順位:タイトル その週の偏差値(前週比較の増減)
1位:がっこうぐらし! 81.18(+12.35)
2位:ハイキュー!! 66.48(-15.62)
3位:弱虫ペダル 63.05(+2.37)
4位:文豪ストレイドッグス 54.27(+1.29)
5位:進撃の巨人 53.80(-0.47)
6位:甘々と稲妻 52.76(ランク外)
7位:ヒロイン失格 50.37(+3.19)
8位:ジョジョの奇妙な冒険 50.32(-2.76)
9位:監獄学園 49.56(-0.57)
10位:魔法使いの嫁 48.46(ランク外)

    偏差値ランキング
    9月7日(月)〜9月13日(日)のコンテンツ偏差値推移

 前週は『ハイキュー!!』に譲った『がっこうぐらし!』が復権した。+12.35ポイント、怒涛の勢いだ。アニメの最新話が放送された影響が極めて大きいだろう。Twitterでは概ね「絶望」という感想が多いようで、ネガティブなワードでありながらもこの作品においては褒め言葉でもあるわけだ…。

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 2位『ハイキュー!!』の-15.62ポイントは、『がっこうぐらし!』の上昇分で相対的に下がっている面もあり、必ずしも自身の人気下降によるものだけではないだろう。

 また、3位に『弱虫ペダル』が入っているところにも注目したい。もちろん、この作品自体が話題になっていることは疑う余地がないが、実はそれ以外の要因もありそうなのだ。偏差値とは別の調査を実施した結果、『ハイキュー!!』と『弱虫ペダル』についてツイートしている人の重複率が高いというデータも取れており、そのデータを単純に読めば即ちファン層が近いことになり、この2作品の間には互いの人気に影響を及ぼす関係にあると思われる。それらの調査データについてもいずれ整理をし、機会があれば披露していきたい。

 4位『文豪ストレイドッグス』も、新刊発売とアニメ化発表で話題になっている。アニメ放映は2016年内予定とまだしばらく先だが、ファンの期待の高さが現れている。

 ちなみに、9月10日は10位『魔法使いの嫁』4巻が発売された。『がっこうぐらし!』と同様の推移をしているのは、やはり新刊の話題によるものだろう。記者も連載開始直後から読んでいるファンで、もちろん単行本も買っている大好きな作品なのだが、今回はうっかり限定版を買い逃し売り切れ続出、血の涙を流している。だが、今回の調査結果を見て「これだけ人気なら仕方ない。人気が出て嬉しい、うん。」と父親のような気持ちで見守ることにしつつ、来年発売予定の5巻を予約した…。

文=コミュコム編集部 羽

集計対象:タイトルを含むツイートより算出
集計期間:9/7 PM12:00 〜 9/13 AM11:59
集計範囲:角川アスキー総合研究所が独自に定義したエンタメ関連全量ツイート
※本ランキング結果は2015/4/1に発表した「Twitterのトレンド視覚化技術」を利用しています。
本技術に関するリリース「次世代エンタテインメントガイドに向けた Twitterのトレンド視覚化技術を発表」

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