男性も思わずハマってしまう少女マンガTOP5―少女マンガは女子が読むもの…なんてもう古い!

なんでもランキング

2015/10/9

 少女マンガは女子が読むもの。マンガ好きのなかには、いまだにそう考えている人も少なくないのではないだろうか。けれど、そんなのもう古い! いまや、男子が読んでもおもしろい少女マンガは、山のようにあるのだ。にもかかわらず、ハナから線引きをしてしまうなんてもったいない。ということで今回は、「男性も思わずハマってしまう少女マンガ」について、アンケートを実施してみた!

【調査対象:全国の40歳未満の男女162名 2015年9月実施】

1位
ふたりの「ナナ」が織り成す物語
NANA-ナナ- 1
NANA-ナナ- 1
  • 著者名:矢沢あい
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:400円

 男子からの支持率ナンバー1に輝いたのは、実写映画化もされた『NANA-ナナ-』。巧みな心理描写が特徴的で、思わず引き込まれたという人も多いだろう。アンケートでも、「とにかく深い!」という声が目立った。本作の主人公となるのは、都会暮らしを夢見る小松奈々と、歌手として成功することを志す大崎ナナのふたり。偶然のいたずらから一緒に住むことになったふたりの「NANA」を中心に、愛憎渦巻く芸能界を舞台にした物語が展開されていく。魅力的な男性キャラも多く、「男のキャラにも感情移入できるので、男性でも楽しく読める」という意見も寄せられた。また、ナナが歌手として上りつめていくさまは、一種のサクセスストーリーとしても読めるため、そこも支持された要因か。

2位
暇つぶしに事件を解決しちゃう生徒会の面々
有閑倶楽部 1
有閑倶楽部 1
  • 著者名:一条ゆかり
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:400円

 少女マンガ界の巨匠・一条ゆかり氏の『有閑倶楽部』が2位に。名門「聖プレジデント学園」の生徒会の面々が、大小さまざまな事件に首を突っ込み、各々の得意分野を活かしながら解決に導いていくというストーリーだ。登場する6人の主人公は、見事なまでに全員が美男美女。しかし、少女マンガとしては恋愛要素がそこまで濃くないため、ラブコメが苦手な男子でも読みやすい作品と言えるだろう。「痛快でいろいろな要素があっておもしろい」といった声も寄せられている通り、難事件を見事解決するさまはスッキリ爽快!また、「キャラが立っていて読みやすい」などの声にあるように、少女マンガにありがちな「キャラの見分けがつかない…」問題はなさそう。

3位
少女マンガの常識をぶっ壊す、異色の主人公
俺物語!! 1
俺物語!! 1
  • 著者名:河原和音
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:400円

 3位にランクインしたのは、『俺物語!!』。2013年版の「このマンガがすごい!」オンナ編で1位に選出された作品だ。本作の魅力はなんといっても、主人公の剛田猛男。その名前からなんとなく想像できる通り、彼はいかつい顔とごつい体を持つ高校生で、その風貌を見る限り少女マンガのキャラクターとは思えない。しかし、そこが支持される要因で、「主人公がいままでの少女マンガにないタイプでカッコイイ!」「キャラが好かれると思う」といった声が多く寄せられている。「少女マンガの登場人物=イケメン」という方程式を、見事にぶち壊した斬新な作品だ。また、ヒロインが猛男をまっすぐに思う姿は、感動を誘う。男は顔じゃない、うん。

4位
「おそろしい子!」という名言はあまりにも有名
ガラスの仮面 1
ガラスの仮面 1
  • 著者名:美内すずえ
  • 発売元 : 白泉社
  • 価格:668円

 4位に登場したのは、伝説的な少女マンガ『ガラスの仮面』だ。ひとりの貧しい少女・北島マヤが女優として開花していく過程を描いた名作で、非常にファンも多い。安達祐実主演でテレビドラマ化もされており、そのドラマティックな展開に息を呑んだ人も多いだろう。「ストーリーが突飛で引き込まれる」という声にあるように、本作の展開は斜め上をいくものが多い。特に、マヤを厳しく指導する月影千草のキャラクターは強烈の一言。彼女は独特の名言を数多く残しているが、なかでもマヤの演技を見たときに発した「おそろしい子!」は超有名だろう。その影響力は計り知れなく、パロディCMまで作られるほど。うーん、まさにおそろしいマンガ…!

5位
正義感あふれる女子がF4に立ち向かう
花より男子 1
花より男子 1
  • 著者名:神尾葉子
  • 発売元 : 集英社
  • 価格:400円

 王道のラブコメ『花より男子』が5位に食い込んだ。ドラマ、映画と実写化も成功した稀有な作品で、映像をきっかけにハマったという男性読者も少なくないだろう。主人公となるのは明るくサバサバした性格の牧野つくし。入学した「英徳学園高校」を舞台に、そこを牛耳る花の四人組、通称「F4」相手に、ときにはケンカをふっかける勢いで距離を縮めていく様子が描かれている。物語としては少女マンガを地で行くストーリーラインをなぞるが、「定番だけど、やっぱりおもしろい」との声が多数。王道だろうがなんだろうが、おもしろいものはおもしろい!を証明している作品なのだろう。ちなみに、本作は完結したが、続編となる『花のち晴れ~花男NextSeason~』が連載中。

 そのほか、
・『7SEEDS』(田村由美/小学館)
「世界観がすごいから」「設定がおもしろいし、絵が特徴的」
・『ちはやふる』(末次由紀/講談社)
「恋愛マンガの仮面を被ったスポ根ものだと思う」「ストーリー、キャラの個性が良いので、男女問わずに楽しめる」
 など、少女マンガに意外性のあるエッセンスを加えた作品が支持を集めた。

 これまで少女マンガを一度も読んだことがない男性諸君!この機会に、「食わず嫌い」を卒業してみてはどうだろうか。きっと、新たな世界に目覚めるはずだ。

文=前田レゴ