オススメ子育てマンガ・コミックエッセイランキング

コミックエッセイ

更新日:2012/8/10

自分の子どもはもちろん、甥っ子姪っ子、近所の子まで。子どもが元気に育つのは、社会が健全な証拠かもしれません。そこで、そんな子どもたちの成長が垣間見えるオススメの子育てマンガ・コミックエッセイをダ・ヴィンチ読者に聞いてみました。

◆1位 『ママはテンパリスト』(1~3巻)東村アキコ 集英社愛蔵版コミック 各780円

いたずら好きな息子・ごっちゃんの行動にテンパりまくる、人気マンガ家・東村アキコによる抱腹絶倒の育児エッセイ。ごっちゃんのデンジャーな魅力に病み付きになる読者が続出しています。キャッチフレーズは「すいません、育児ナメてました」。

◆2位 『毎日かあさん』(1~8巻)西原理恵子 毎日新聞社 各880円

advertisement

2002年から、毎日新聞に週一で連載されている、西原理恵子の育児体験を基にした作品。コミカルなテイストながらときにホロリとくる展開も。2004年に受賞した文化庁メディア芸術祭賞を筆頭に多くの賞を受賞。アニメ版、映画版も大人気です。

◆3位 『愛蔵版 赤ちゃんと僕』(全9巻)羅川真里茂 白泉社花とゆめコミックスペシャル 各840円

母親を事故で亡くした小学5年生の拓也が、仕事で忙しい父の代わりに2歳の弟・実の世話をする様子を描く、笑いあり涙ありの育児マンガ。育児にとまどう拓也に共感する大人の読者も多いそうです。第40回小学館漫画賞を受賞。

4位以下の作品は次の通り。

◆4位 『うさぎドロップ』(1~9巻)宇仁田ゆみ 祥伝社フィールコミック 各980円
◆5位 『うちの3姉妹』(全16巻)松本ぶりっつ 主婦の友社 各998円
◆6位 『よつばと!』(1~10巻)あずまきよひこ アスキー・メディアワークス電撃コミック 各630円
◆7位 「私たちは繁殖している」シリーズ 内田春菊 角川文庫 480~630円(シリーズの最新作品はぶんか社からA5版で刊行中)
◆8位 『ママはぽよぽよザウルスがお好き』(全3巻)青沼貴子 メディアファクトリー 各998円
◆9位 『ダーリンは外国人 with BABY』小栗左多里&トニー・ラズロ メディアファクトリー 1050円
◆10位 『クレヨンしんちゃん』(全50巻)臼井儀人 双葉社アクションコミック 各560円
◆次点(11pt)『マイガール』(全5巻)佐原ミズ 新潮社バンチコミック 560~600円

男性でも女性でも、子どもを育てるのは誰だって心細いもの。子育てマンガ・コミックエッセイの魅力は、他の人の子育て事情を知ることでそんな不安を少しだけ解消してくれる点にあるのかもしれません。みなさんもお気に入りの一冊を探してみては?

(ダ・ヴィンチ12月号 読者なんでもランキング・リターンズより)