思わずジャケ買いした本 ベスト10

文芸・カルチャー

更新日:2017/11/27

 ふらっと立ち寄った書店で、カバーデザインが気に入って本を購入した経験はありますか?
ダ・ヴィンチ電子ナビでは、「思わずジャケ買いした一冊」というテーマで、Twitter上でアンケートを実施し、その集計結果から、ランキング10位までを大発表!

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本の顔であるカバーデザイン、実は売上にも多大な影響を及ぼします。
数年前、太宰治『人間失格』(集英社文庫)のカバーを人気コミック『DEATH NOTE(デスノート)』の小畑健さんのイラストに変えたところ、発売3カ月で10万部を突破するヒットになり、大きな話題となりましたが、近年でも2011年の本屋大賞に輝いた『謎解きはディナーの後で』や、今年、同賞にノミネートされた『ビブリア古書堂』シリーズ、有川浩の『図書館戦争』シリーズなど、「イラストやキャラを全面に押し出した装丁」が大成功を収めたのは記憶に新しいところです。

ダ・ヴィンチ電子ナビが実施したTwitter読書会では、「思わずジャケ買いした一冊」をテーマに、表紙に一目ぼれして買った本を参加者にオススメしてもらい、それらの魅力について語り合いました(ツイートされたタイトル数は300以上)。

◆思わずジャケ買いした本 ベスト10

1位 『ハーモニー』 伊藤計劃
2位 『スカイ・クロラ』 森博嗣
3位 『夜は短し歩けよ乙女』 森見登美彦
4位 『ビブリア古書堂の事件手帖』 三上延
5位 『春期限定いちごタルト事件』 米澤穂信
6位 『プシュケの涙』 柴村仁
7位 『ブギーポップは笑わない』 上遠野浩平
8位 『虐殺器官』 伊藤計劃
8位 『少女不十分』 西尾維新
10位 『ドグラ・マグラ』 夢野久作

集計協力:ランキングコミュニケーションサービス「VOTECLOUD(ボートクラウド)」

ベスト10には、『ハーモニー』『虐殺器官』と伊藤計劃の2作品がランクイン。『ハーモニー』はシライシユウコの美麗な装画による単行本版だけでなく、白を基調としたシンプルなデザインの文庫版も、黒を基調としたデザインの『虐殺器官』と対照的で並べるとよく映えると好評でした。また、中村佑介、シライシユウコ、片山若子、安倍吉俊、市川春子、庭、西島大介といった装画家が手がけた本はいずれも人気があり、複数のタイトルが挙げられました。

 あなたが“思わずジャケ買いした一冊”はなんですか?


Twitter読書会で話題になった作品を本棚でチェック!

Twitter読書会♯4「思わずジャケ買いした一冊」のまとめ