沢尻エリカが演じたヒロイン原作本ランキング
更新日:2014/1/28
7月14日公開の映画『ヘルタースケルター』で約5年ぶりに映画主演を果たす沢尻エリカ。このところ、ワイドショーを賑わすお騒がせ芸能人扱いされてるけど、本当は数々の映画賞に輝き、その美貌で女子の羨望も集める素晴らしい女優さんラコよ。
そこで今回は、そんな彼女がヒロインを演じた作品の原作本ベスト5をご紹介。原作から受けるヒロインのイメージと、沢尻エリカが演じるヒロインを比較してみると、作品を2倍楽しめるかも!
- 1位
- 実力派女優の地位を不動のものにした、感動の名ドラマの原作
- 著者名:木藤亜也
- 発売元 : エフエー出版
- 価格:1,258円
女優・沢尻エリカが、その名前を世間に広く認知させたTVドラマ『1リットルの涙』の原作本。難病「脊髄小脳変性症」に侵された著者・木藤亜矢さんの闘病の日記で、沢尻エリカはその著者でもあり、強く生き抜いたヒロイン・亜矢を演じました。進行する病に向き合いながら、手が動かなくなるまで書き続けた著者の命のメッセージの重みは、ドラマとはまた違う深い感動を与えてくれます。
- 2位
- 別に…では済ませられない、心温まる恋愛映画の原作小説
- 著者名:雫井脩介
- 発売元 : KADOKAWA / 角川書店
- 価格:693円
沢尻エリカを一躍ワイドショー芸能人に押し上げた、不機嫌な舞台挨拶事件。何の舞台挨拶だったかは忘れらがちですが、それがこの恋愛小説『クローズド・ノート』の映画作品なのです。沢尻エリカ演じるヒロイン・香恵は原作と同じ等身大の大学生ですが、ビジュアルがない分、ダイレクトにその想いを感じることができます。心に染みる読後感も、小説ならでは。
- 3位
- 今の沢尻エリカにピッタリなヒロイン像!? ドラマになった不朽の名小説
- 著者名:有吉佐和子
- 発売元 : 新潮社
- 価格:810円
4月30日に放送されたスペシャルドラマ『悪女について』は、映画『ヘルタースケルター』公開直前の現在、沢尻エリカの最新主演作品。原作小説『悪女について』の美貌の実業家で魔性の女と言われる主人公は、沢尻エリカにうってつけの役どころ。その小悪魔的なヒロインの魅力は、ヘルタースケルターのヒロイン・りりこにも通じるような…? 小説は、主人公と関わりある人物へのインタビュー形式で、読み応えバッチリです。
- 4位
- 最優秀ティーン映画賞『シュガー&スパイス~風味絶佳~』の原作
- 著者名:山田詠美
- 発売元 : 文藝春秋
- 価格:1,290円
『風味絶佳』は、柳楽優弥と沢尻エリカの共演で話題を集めた映画『シュガー&スパイス~風味絶佳~』の原作を含む、山田詠美の短編小説集です。沢尻エリカ演じる、今カレと元カレの間で揺れ動くヒロインは、同じ年代の女子には共感できる部分満載。男性を翻弄するともとれる部分は、ヒロインと沢尻エリカとの共通点か…!? 映画では短編を集めて1つの作品に仕上げていましたが、短編で読むとまた違うヒロインに出会えます。
- 5位
- 犯罪加害者の家族という重いテーマを描ききった、東野圭吾の傑作
- 著者名:東野圭吾
- 発売元 : 文藝春秋
- 価格:691円
東野圭吾の小説『手紙』は、直木賞候補にもなり、著者のファンからも高い人気を誇る名作。その映画化作品『手紙』で、犯罪加害者の弟である主役を思うヒロインを、沢尻エリカが演じました。物語の焦点は主役の兄弟にありますが、兄弟の唯一のコミュニケーション手段である“手紙”に、ヒロインも積極的に関わってきて、弟を献身的に支える重要な役どころです。映画では漫才師な弟が、原作ではバンドマンという違いも楽しめます。
いかがでしたか? 沢尻エリカ演じるヒロインの歴史に新たに刻まれることになる映画、『ヘルタースケルター』の原作コミックも読んでみてね!