宇宙関係者は擬人化萌え? JAXAで売れている本ベスト5
更新日:2013/8/2
本日7月15日に「国際宇宙ステーション」へと旅立つ星出宇宙飛行士。
今回はそれを祝して、宇宙航空開発研究機構(JAXA)・相模原キャンパスの書籍売り場に協力をいただき、JAXAで売れている本のベスト5を教えてもらったラコ!
「さすがは宇宙関係者!」というラインナップもさることながら、そこにはなぜか“萌えキャラ”関係の本もちらほら…。まさかの「擬人化萌え」疑惑も飛び出した注目のランキングはこちらだラコ!
- 1位
- 本屋大賞を受賞した“江戸時代の天文小説”
- 著者名:冲方丁
- 発売元 : 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 価格:596円
江戸時代を舞台に、「日本独自の太陰暦を作り上げる」という一大プロジェクトを任された渋川春海という青年の物語。事実をベースにしており、ノンフィクションとしても読める意欲作だ。まだ科学技術のない時代に“暦の誤差”を計測し、新しい「貞享暦」を作り上げてしまったという熱量が、宇宙好きが集まるJAXAで人気を博している理由かも。2010年「本屋大賞」受賞作。
- 2位
- JAXAにアニメファン多し!?
- 著者名:
- 発売元 : イカロス出版
- 価格:2,400円
ロケットや宇宙ステーション、人工衛星や探査機など、宇宙開発に関わるメカについて、美少女キャラに擬人化したり、美少女キャラが説明したりという“萌え”要素をふんだんに盛り込んだ解説書。アニメファンと宇宙ファン、どちらが読んでも楽しめる作りになっており、両方のファンともなれば、ひと粒で何度でも楽しめそう!
- 3位
- 宇宙業界のビジネス誌!
- 著者名:宇宙航空研究開発機構
- 発売元 : 日経BPコンサルティング
- 価格:1,028円
JAXAによる宇宙産業の最前線レポート。宇宙利用ビジネスや宇宙産業の人材育成など、毎号さまざまな観点から特集が組まれており、業界雑誌としてもさることながら、一般のビジネス雑誌としても読み応えのある内容にまとめられている。現在はVol.3まで発行。宇宙産業の現在を知ることができる貴重な資料だ。
- 4位
- 美少女キャラによる60億kmの旅!
- 著者名:オレンジゼリー
- 発売元 : エンターブレイン
- 価格:1,080円
小惑星「イトカワ」からサンプルの砂を持ち帰るという世界初の快挙を達成し、日本中に感動を与えた小惑星探査機「はやぶさ」。太陽系のルーツを探る7年間、60億kmにもおよぶ「はやぶさ」の道のりを、美少女キャラに擬人化した4コママンガでわかりやすく描いたのが本書だ。JAXAによる解説もついていて、萌えながら学べる一冊に。
- 5位
- 手軽に学べる“宇宙の入門書”
- 著者名:県秀彦
- 発売元 : 青春出版社
- 価格:514円
「宇宙はどのように始まったのか?」といった素朴な疑問や、「恒星と惑星はどう違う?」といった今さら聞けない基本知識、宇宙研究の最前線まで、幅広い知識を一冊で学べる入門書。「宇宙で一番大きな星は?」「宇宙で一番明るい星は?」など、“宇宙版ギネス”ともいうべきトリビアも満載で、手軽に楽しく読めることで人気を集めている。
2冊も擬人化本がランクインしたラコ!技術者には2次元好きな人が多いのかもしれないラコね〜。なんだか親近感がわいたラコ!
他にもこんなテーマのランキングが知りたい!というのがあったら @bookrako までよろしくラコ!
※2012年7月12日 宇宙航空開発研究機構(JAXA)・相模原キャンパス書籍売り場調べ