ワンアクションでサクッと開運!? マンガで分かる、風水的にやっていいこと、ダメなこと

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公開日:2022/7/2

李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと
李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと』(李家幽竹/飛鳥新社)

 生きていると、たまに何をしてもうまくいかない時期が発生する。こういう時、ふさぎ込んでしまう人、焦って空回りする人、攻撃的になってしまう人などさまざまだが、本当は「そんなこともあるよね」くらいの気持ちでいられればそれが一番だ。だが、ただ過ぎ去るのを待つのは不安だし落ち着かない、という人もいるだろう。そんな人は「風水」に目を向けてみるのもアリかもしれない。

李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと』(李家幽竹/飛鳥新社)は、不安な気持ちや運気を整えたい時にぴったりの、身近なところから始められる風水の本。「風水」と聞くと、「難しそう」「大変そう」とハードルを感じてしまいがちだが、本書は面倒でややこしいことは一切ナシ! 日常の中に自然な形で取り入れられる、忙しい現代人を置いてきぼりにしない手法が取られている。マンガが主体となっているため、読みやすいのもありがたい。

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第一歩に! リフレッシュにもなるお手軽開運!

 例えば、行ったことのない地を訪れるのは、自分の地盤を広げる開運行動とされている。しかし、時間も資金も限られている中でそうしょっちゅう旅行するのも難しい。そんな時、「自分が行けないなら向こうに来てもらう」という精神でその土地のものをお取り寄せするだけでもいいらしい。強い気を持つ土地のお米や水、酒、果物、野菜、現地の素材で作った陶器や雑貨などが効果的、とある。これなら楽しみながら、家にいながらすぐに行動に移すことができる。

李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと P.21

 また、こうして日常の中に「変化」を作ること自体が運を引き寄せやすくする、とも書かれている。いつもお弁当ならばたまには外食にしてみるとか、不要なものを思い切って捨ててみるとか、自分の拠点を複数持つのも効果があるのだとか。いつもと違う刺激を挟むことで、気分転換になってリフレッシュもできそうだ。同じような毎日をおくっている人は、何か「変化」を取り入れてみよう。

SNSやデジタル機器の使い方も、運気を左右する!?

 今や欠かすことのできない生活の一部となっている、SNSやデジタル機器。本書によれば、こうしたツールの使い方でも、運に恵まれるか否かが変わってくるらしい。例えばスマホカバー。何もつけずに使っていると、風水的には「いい気」が逃げてしまうそう。最低でもケース型のカバー、理想としては手帳型カバーを利用することで、運をしっかりとキャッチしてくれる。

李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと P.36

 そして気をつけたいのが、汚れの類。ボロボロのスマホカバーやタッチパネルの指紋汚れには注意したい。そのまま放置していると、アクシデントを招いてしまうというのだ。指紋はこまめにふき取り、カバーは綺麗なものを使用しよう。

家の中の見直しは、開運への近道!

 開運への一番の近道として紹介されているのは、やはり大事な拠点でもある住空間を調えること。例えば、マンションなどでひとり暮らしをしていると意外と忘れている「玄関マット」。玄関マットには、家の中に入ってくる悪い気をブロックし、良い気だけを招き入れる“運気のフィルター”の役割がある。明るい色で天然素材のものがオススメ。玄関を明るくしておくと、良い気が引き寄せられるのだとか。

李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと P.59

 ほかにも、テレビまわりに安物や興味のないものを置かない、冷蔵庫の上に電子レンジを直置きしない、冷蔵庫にメモを貼りすぎないなど、うっかりやってしまいがちなNG例が多数紹介されている。

 こうして見ていくと、案外どれもちょっとした、ワンアクションでできてしまうことばかり。こうした小さなことの積み重ねが大きな気の流れとなり、運の良し悪しを作っていくのだろう。どれから手を付けたらいいか分からない人のために、巻末には「ワンアクション風水」という便利なページも。これなら1つずつ始められそう!

 本書『李家幽竹 マンガ風水 やっていいこと ダメなこと』には、このほかにも開運のコツが多数掲載されている。壁にぶち当たった時は、本書を参考に生活を変えてみると、良い変化が訪れるかも?

文=月乃雫

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