よしながふみの傑作“男女逆転”『大奥』がNHK総合でドラマ化決定! 脚本・森下佳子が描く新たな世界観に期待高まる

マンガ

公開日:2022/8/25

 累計600万部(紙・電子)の大ヒットマンガ『大奥』のドラマ化が決定。2023年1月からNHK総合で放送開始予定とのことで、ファンから歓喜の声が続出している。

『大奥』は、『西洋骨董洋菓子店』『きのう何食べた?』など数々のヒット作を手掛けてきたマンガ家・よしながふみ氏の代表作の一つ。男女が逆転した世界の江戸時代を舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を大胆に描いていく。

 斬新な設定、鋭い切り口で連載当初から大きな注目を集めていた同作。これまでにも実写映画化、ドラマ化など多くのメディアミックスが行われており、日本国外からも高い評価を得ている。

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――江戸幕府の三代将軍・家光の時代、男子のみを襲う謎の疫病が国中に流行り、男子の数が激減。家光も病に倒れ、将軍職は秘密裏に女子へと継がれていく。男子は種馬として大切に育てられ、江戸城大奥までもが希少な男子を囲い、「美人三千人」と称される「男の世界」となってしまう。そして女人禁制の大奥で、様々な事件が巻き起こるのだった。

 今回、脚本を担当するのはドラマ『JIN-仁-』『ごちそうさん』『おんな城主 直虎』などのヒット作を手掛けてきた森下佳子氏。ファンの間では、今の時代において彼女がどんな『大奥』を描いていくのかにも期待が集まっているようだ。

 ドラマ化発表に際してネット上では、「演出含めてこれもうプチ大河じゃん!てメンバー。うおおおおおお!」「脚本が森下さん! めちゃくちゃ楽しみです!」「これまでも映画やドラマはやっていたけど、今改めてドラマ化されるってことに凄く意味があると思う! 本当に楽しみだわ」「森下さんの脚本で『大奥』ドラマ化…。ヤバい!」「キャストが気になり過ぎるぅ~」などなど、大興奮のコメントが寄せられている。

 ドラマは「3代 徳川家光×万里小路有功」編、「5代 徳川綱吉×右衛門佐」編、「8代 徳川吉宗×水野祐之進」編の後に大政奉還までの物語を描いていくという。一体どんな作品になるのか、続報を楽しみにしていよう。

大奥』(よしながふみ/白泉社)

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